ヒーローウォーズ|セバスチャンを評価してみた

セバスチャンの特徴は、状態異常解除+状態異常無効化+クリティカルヒット発生率アップ+クリティカルヒットダメージアップのスキルを持っていること。

 

クリティカル関連のスキルがあるため、物理攻撃主体のチームに入れる事の多いヒーローです。

 

セバスチャン

 

セバスチャンのクリティカル効果の勘違い

 

セバスチャンのクリティカル関連のスキルは、クリティカルヒットの発生率をアップさせるものと、クリティカルヒット発生時にダメージを増加させる効果のものとがあります。

 

これらのスキルですが、もともとステータスにクリティカルヒットを与える数値を持っていなければ効果がないと勘違いなさっている方もいらっしゃいます。

 

ですが実際は少し違います。

 

セバスチャンのアーティファクトは、第一スキルを使うとクリティカルヒットチャンス(クリティカルヒット発生の確立アップのステータス)のバフを与えます。

 

このバフの有効時間は9秒間。

 

バフが付与された9秒間は、セバスチャンのクリティカルヒット関連スキルの恩恵を受けることが可能になります。

 

この効果により、バフの効果が発揮される9秒間は、クリティカルヒットを出せないはずのカークやキーラがクリティカルヒットを出せるようになるので有効活用しましょう。

 

セバスチャンを使っての感想

 

私はカークを軸にチームを作っています。

 

ですからセバスチャンを入れて強力なクリティカルを────と、考えましたがそうはいきませんでした。

 

マニュアル操作であればよいのですが、アリーナなどのオート戦闘の場合はセバスチャンの本領を発揮できません。

 

クリティカルヒットを出すのなら、やはり第一スキルを使った直後などがベストだと言えます。

 

これは第一スキルがクリティカルで出るというのもあるのですが、第一スキルを使うとヒーローによっては攻撃力アップのバフがつけられるので、攻撃力が恐ろしいことになるからです。

 

またマーサの第一スキルで行動速度をアップするなどして、セバスチャンのクリティカルヒット関連スキルを重ねるという使い方もあります。

 

このようにオートバトルではセバスチャンの本領を発揮できないので、アリーナなどで使うのならジューやヤスミンのように最初からクリティカルチャンスを持ったヒーローと組ませた方が良いかもしれません。

 

セバスチャンのスキル構成

 

状態異常解除と状態異常無効化は、第一スキルOde to Serenity(オード・トゥ・セレニティ)(日本語訳:殿下への頌歌)によるもの。

 

またOde to Serenityをバトル開始後すぐに使うために第四スキルPublic Idolが存在します。

 

Public Idolの効果は、バトルが開始した時点から第一スキルを使うエネルギーがある程度溜まっている状態になるというもの。

 

ですからエネルギーが溜まるのを防ぐ呪いを使うキャラよりも、最初からエネルギーがある分だけ早めに第一スキルが使えます。

 

残りの第二スキルと第三スキルはクリティカル関連のスキルとなります。

 

第一スキル:Ode to Serenity(オード・トゥ・セレニティ)(殿下への頌歌)

 

Ode to Serenityの効果は、かけられている状態異常の解除+15回の状態異常無効化です。

 

ですから状態異常を引き起こすスキルを持つヨルゲン、キーラ、マオなどを相手にする場合に役立つスキルだと言えます。

 

第二スキル:Battle Song(バトル・ソング)(戦いの唄)

 

Battle Songは、クリティカルヒットが発生する確率を上げます。

 

クリティカルヒットは物理攻撃でのみ発生し、発生時には2倍のダメージを与えられます。

 

このクリティカルヒットは、クリティカルチャンスという項目がステータスにあるキャラクターのみ発生させられます。

 

Battle Songは、基本的にはクリティカルチャンスを持つキャラクターのみに効果を発揮します。

 

ですが先に述べたように、アーティファクトのバフ効果でクリティカルチャンスを与えられている場合はBattle Songの効果を誰でも得られますよ。

 

第三スキル:Striking Solo(ストライキング・ソロ)(目立つソロ)

 

Striking Soloもクリティカル関連。

 

このStriking Soloの効果は、クリティカルヒットが発生したときに追加でピュアダメージを与えるというもの。

 

Battle Songと同様に、アーティファクトの効果でクリティカルチャンスを与えられている間は誰でも効果を得られます。

 

ですが通常時は、ステータスにクリティカルチャンスを持つキャラクターにしか効果は及びません。

 

第四スキル:Public Idol(パブリック・アイドル)(売れっ子)

 

Public Idolは、バトル開始時にある程度エネルギー(第一スキルを使うためのメーター)が溜まっているというもの。

 

このスキルのおかげで、第一スキルに状態異常を引き起こすスキルを持つヒーローよりも前に第一スキルを使える可能性が高くなります。

 

セバスチャンのパトロン

 

セバスチャンのパトロンにできるのは、Fenris(狼)、Oliver(植物)、Albas(竜)の3匹。

 

ですがセバスチャンはサポートなので、パトロンは余ったものから選ぶことになるハズです。

 

Oliver(植物)はタンクのパトロンにする方が多いので、Fenris(狼)とAlbas(竜)の二択になります。

 

セバスチャンもクリティカルチャンスを持っていますが、とうぜんDPS(アタッカー)よりも攻撃力は低い傾向にありますよね。

 

ですからDPSにどちらをつけるのかを選んでから、最終的にセバスチャンのパトロンが決まることになります。

 

もっともDPSが二人の場合が多いので、セバスチャンのパトロンは無しという方が多いと思いますが。

 

セバスチャンの総評

 

セバスチャンは、物理攻撃チームで使われることの多いキャラクターです。

 

ただしカークなどのクリティカルチャンスを持たないヒーローと組ませる場合は、第一スキルを使うタイミングが重要になってくるので、オートで戦うことになるアリーナなどでは本領を発揮することが難しいというのが個人的な印象です。

 

一方でマニュアル操作でタイミングを合わせると、カークやキーラが化け物ぶりを発揮することになります。

 

サポートとして最も使われているであろうヨルゲンがどのようなチームにも合うことに比べると、セバスチャンは少しだけ組む相手を選ぶヒーローだと言えるかもしれません。