眠気防止薬とは?使用前にカフェインのリスクを知っておこう
眠気防止薬という物があります。仕事が忙しく、頑張らないとならない!このような状況の方が利用することが多いようですね。ですが、眠気防止薬にもリスクがありますから、気軽に服用するわけにはいきません。
今回は、眠気防止薬が持つリスクについてお伝えします。
そもそも眠気とは?
仕事中の眠気には、親の仇を見つけたかのような敵対心を抱くものです。しかし、眠気というのは本来であれば、体を壊さないようにするために危険を知らせるアラームみたいなものです。
眠いという事は、体や脳が疲れて休みたいと感じている状態ということです。この事を考えると、手軽に眠気防止薬を飲まない方が良いのが分かりますよね。
眠気防止薬とは?
眠気防止薬の主成分は、カフェインであることが多いですね。このカフェインの量が多い薬が眠気防止薬です。また、眠気防止薬とは眠気防止剤とも呼ばれています。
カフェインというとコーヒーの成分ですから、身近な成分と言えます。このためカフェインの危険性を見落とすことがあるので注意をしましょう。
カフェインのリスク
カフェインにも副作用があります。
そもそもカフェインを飲むことで目が覚めるのは、興奮作用によるものです。カフェインの摂取により、脳や心臓などを興奮させます。
少量なら良いのですが、カフェインというのは飲むたびに耐性ができて効きにくくなっていきます。このためカフェインを多量に摂取してしまったりもしますから注意をしましょう。
カフェインを多量に摂取すると、動悸、頭痛、ふるえ、不眠などの症状が出ることがあります。場合によっては死に至る場合も──。
また、痛風の原因になることも有ります。これはカフェインがプリン体であり、体内で尿酸に変わるためです。このためカフェインを多量に摂取すると、尿酸値になって痛風になりやすくなってしまいます。
ですから、容量用法をしっかり守って──と、お約束の言葉が大切になります。
1日のカフェイン摂取可能量
1日の間にカフェインは、どれだけの量を摂取可能なのかというと以下のようになります。
- 1回の摂取:200mg(約3mg/kg体重)
- 1日の摂取:400(約5.7mg/kg体重/日)
こんな感じになっております。
眠気防止薬のカフェインはかなり多いので効果は高いのですが、飲み過ぎると過剰摂取になるので注意をしましょう。
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