開運方法の一つとして、盛り塩を置く方も多いですよね。
中には、盛り塩を除霊の為に置く方もいらっしゃいます。
ですが残念ながら、盛り塩に除霊効果を期待しない方がよさそうです。
まず盛り塩について確認
盛り塩というのは、お皿や紙の上に塩を持って置いておくことを言います。
開運方法として有名で、多くの方が実践していますよね。
この盛り塩ですが、主に2種類の効果があるとされています。
効果1:邪気や穢れを吸う
自宅に盛り塩を置く場合は、運を良くする効果が期待できます。
とはいっても正確には、運を悪くする邪気や穢れを塩に吸わせて取り除くのが目的です。
盛り塩が邪気や穢れを掃除機のように吸いとってくれるので、運の良い状態になるのを邪魔していた要素が消えます。
効果2:人を集める
飲食店などで、盛り塩を見かけたことのある方も多いと思います。
これは開運のためではなく、招客のため。
中国で牛馬が主流だった頃、玄関に塩を持っておき高貴な人の牛馬を止めて自分のところに招いた女性がいた。
このようなな話が元となっています。
盛り塩の除霊効果
盛り塩を、除霊効果を期待して使う方もいらっしゃいます。
ですが残念ながら、除霊に対して盛り塩は効果を期待できないという意見が多いようです。
なぜ除霊に効果があると考えられ始めたのか?
盛り塩が除霊に効果があると考える方が増えたのは、塩の特性にあると考えられます。
色々な特性が塩にはありますが、特に以下の2つの要素が除霊に効果があるという噂を生むのに、強い影響を与えていると考えられます。
- 塩漬けにすることで、食べ物が腐りにくくなる
○細菌について知られていない時代では?
→塩が食べ物を腐らせる物を遠ざけたと思う方も多かった - 神道に置いて葬儀は穢れが伴うとされていた
○このため葬儀の後には塩を体に振りかけて清めます。
これらが、盛り塩を使うと除霊できるという話に繋がったのではないでしょうか?
盛り塩と霊道
霊の通る道とされる霊道。
そこに盛り塩を行うと、霊が出ていかなくなると言われています。
特にマズイのが、盛り塩で結界を張った場合。
盛り塩を部屋の4隅に置くと、結界となるとされているのですが、霊道と重なるとマズイです。
霊が結界に閉じ込められたりして、出ていかなくなってしまいます。
ですから、霊道のある場所での盛り塩は注意をしましょう。
終わりに
今回は盛り塩の除霊効果についてお伝えしました。
盛り塩には色々な説があるので、本当に除霊効果の在る無しは判断の分かれるところです。
ですが、盛り塩に除霊効果は無いという意見が多いようです。
また、盛り塩を下手に霊道に使うと、霊が出ていかないなどの問題が生じます。
こういった点を考えると、盛り塩を除霊に使わない方が良いのではと考えられますよね。
盛り塩関連の記事
風水において、重要視されているのが鬼門。
この鬼門は、扱いが難しいのでなるべく盛り塩は用いない方がよいでしょう。
ですが上手に扱えば開運効果は絶大なので、鬼門の盛り塩に挑戦したい方もいらっしゃるのではと思います。
もしも鬼門の盛り塩に挑戦なさるのであれば、以下の記事が多少の役に立つかもしれません。
盛り塩のお皿関連の記事
塩には厄払いの効果があります。
この塩によって役を払った上で、運気をアップさせる色を取り入れると良いですよ。
運気アップを邪魔する厄を塩が払ってくれているので、良い効果が出やすくなるからです。
そのためには、盛り塩を行った部屋のインテリアなどに気を使うのが一般的です。
ですが、もっと手軽な方法として盛り塩のお皿を上げたい運気の色の物に変えるという方法もあります。
塩の選び方関連の記事
盛り塩に使う塩。
塩の種類によっては、より強い効果が望める事もあります。
実際に盛り塩を行って、その効果を実感して1ランク上を目指すのであれば、塩にこだわってみてもよいかもしれませんね。
岩塩は、粒の塩よりも開運効果が高い物が多いとされています。
もちろん全ての岩塩の開運効果が、粒の塩よりも高いというわけではないのですが。
この岩塩ですが、色のついた物が多くあります。
ですから、高めたい運気の色の岩塩を置くのも良いかもしれませんね。