犬が夏に食欲がない!食欲不振が心配な時には何をすればいい?

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愛犬がこれまでは、ガッツリ餌を食べていたけど──夏になって食欲がない!

 

そんな食欲不振の状態が続くと、心配になりますよね。

 

今回は愛犬が夏になって食欲不振になった時の対策方法をお伝えします。

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愛犬が暑さで食欲低下しているときの様子

愛犬が、暑さで食欲低下をしているとき、以下のような状態となります。

 

このような状態になると、夏バテや熱射病になっている可能性があるので水分補給などに気をつけましょう。

 

愛犬の食欲がない時の様子
  • ぐで~っとしてあまり動かない
  • いつもと同じ食事を用意しても臭いを嗅ぐだけで食べない
  • いつもは完食していなのに食事を残す
  • ドッグフードなどは食べずにおやつだけを食べる
  • 体温がいつもよりも高い
  • いつもよりも元気が無い
  • ハァハァと呼吸が荒くなっている
  • 散歩を嫌がっている
  • 動きがノロノロした感じになっている
  • 歩く時フラフラしている
  • 便がいつもよりも柔らかい

 

これらの様子が見られたら注意をしましょう。

健康状態は体重を毎日計っていると変化に気づきやすい

愛犬の健康状態のチェックをするのなら、毎日体重を計っていると便利です。

 

エアコンの効いた室内で過ごしている場合であれば、体重が一定に保っているのが健康の目安になるからです。

食欲不振ではないかも

犬は、季節ごとに食べる量に変化があります

 

春と秋は通常通りで、夏は80%~90%程。冬は逆に110%~120%と食べる量が増えます。

 

ですから、愛犬が夏に少し食欲低下するのは、珍しいことではないのです。

犬が暑さで食欲不振?基本は食事で対処

暑い日が続くと食欲が落ちるのは、脂肪を減少させて暑さ対策をしようとする生理機能です。

 

また、暑い日が続いたので散歩の時間が減ったり、いつもよりも動かないので食欲が出ない。

 

このように食欲不振の原因は、いくつも考えられるので必ずしも暑さが原因だと限りません

 

それと、犬は1日ぐらい食べなくても水をしっかりと飲んでいるのなら、身体に問題が無いとい言う意見もあります。

食欲不振が問題とは限らない

上記のような点を考えると、愛犬が食欲不振になったとしても、慌てることのないことが多いということです。

 

ですが、食欲不振になったのなら、なんらかの対策を講じた方が良いのは確かです。

 

慌てる必要のないことが多いのですから、冷静に対策を講じていきましょう。

 

食事による対策は、以下のような感じで行います。

犬が暑さで食欲不振になった時の食事

犬が暑さで食欲不振になった場合、水分の多い食べ物を用意することと、犬が好む臭いの食べ物を用意するようにしましょう。

 

水分の多い食べ物を用意することは、食べ物で水分補給をするためです。

 

一方で犬が好む臭いの食べ物を用意するのは、犬はタンパク質や脂肪分の臭いで、おいしさを判断します。ですから臭いが好みの場合は、食欲が増すからです。

 

犬が暑さで食欲不振になった時の食事
  • ドッグフードの上にトッピングをする
    ○トッピング例
     →チーズ、ササミ、野菜など
     →体温を下げると言われる旬の野菜や旬の果物
  • ぬるま湯でふやかす
     ○鶏肉などを茹でた煮汁を使うと喜ぶ
    →灰汁(あく)はしっかりと取る
    →鶏肉以外にも煮干しや鰹節のだし汁でも良い
    →塩分は少なめで
    ○ふやかすと水分も摂れる
  • 小分けにして与える
     ○大量に与えるとお腹に負担を掛けやすい
  • 水分の多いフードを与える
     ○ウェットタイプのフードなど

 

犬が暑さで食欲不振になった場合、とうぜん水分補給も大切です。

 

食欲不振になった時の水分補給
  • 水を入れた器を複数用意しておく
  • 短時間の散歩でも水を携帯する
  • 無理に水をがぶ飲みさせない
     ○胃酸が薄まったり食欲の更なる低下の原因になる
  • 直射日光に水を当てない
     ○水がレンズの役目を果たし火事の原因になる
     ○水が温まってしまう
  • 冷たい水を用意する
     ○散歩直後など体温の高いときに効果的
     ○冷たい水ののみ過ぎは胃腸の働きが弱まるから注意

 

もしも愛犬が用意した水を飲まないのなら、肉の茹で汁を冷やして水の器に入れてみましょう。

 

臭いで食欲が刺激されて、飲むことが多いですよ。

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犬が夏に食欲低下したら環境や散歩にも注意

愛犬が食欲低下をしたら、食べ物や飲み物だけでなく過ごす環境などにも注意をしましょう。

 

夏の暑さに負けたのなら、温度を何とかしないと根本的な解決になりませんからね。

 

過ごす環境の食欲低下対策
  • 温度管理
     ○一般的には25℃前後が好ましいと言われている
  • クーラーを掛け過ぎると体調が悪くなるので注意
  • 湿度管理
     ○湿度は50%~60%が良いとされている
  • ヒンヤリグズを活用
    ○ウォーターマットやアルミボード、タイル、大理石など
  • 直射日光が当たる場所は避ける
     ○ゲージやウォーターマットなど
  • どうしても日光が当たるのなら日陰を作る
     ○すだれやビーチパラソルで
  • 閉め切った部屋は温度が高くなるので避ける

 

散歩をしないと、お腹があまり空かないので食欲が低下しているように見えることもあります。

 

散歩について
  • 散歩の理想の時間
     ○朝の6:00~夜の21:00以降
     ○安全面を考えると危ない時間帯
  • アスファルトやコンクリートは熱いので注意
     ○日中のアスファルトなどは60℃を越えることも
     ○犬に専用の靴を履かせると良い
     ○日陰や土の地面を歩くようにする
  • 愛犬に飲ませる水を持ち歩く

 

あと、愛犬の毛をブラッシングするだけでも暑さ対策になりますよ。

 

とくに毛の長い犬は、ブラッシングだけでもかなり変わります。

終わりに

今回は愛犬が夏に食欲がないとき、どのような事をすれば良いのかをお伝えしました。

 

基本は、1水分補給、2食欲を刺激するように煮汁をフードにかける、3涼しい場所を用意する。この3点です。

 

軽度なら、こういった対策を行えば徐々に回復するのですが、重度の症状が出ている場合はそういうわけにはいきません。

 

下痢や嘔吐があったり、過剰なまでに水を飲んだりおしっこが多い、その他の問題がある場合は早めに獣医さんに相談しましょう。

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犬の暑さ対策関連記事

犬は暑さに弱いので、暑い時期にはしっかりとした対策を行うことが大切になります。

 

特に留守番をさせる場合には、色々と注意をしないといけませんよ。

 

外飼いの場合の暑さ対策

愛犬を外飼いしている場合は、以下のような暑さ対策が有効です。

 

室内飼いをしている場合の暑さ対策

愛犬を室内飼いしている場合、犬が部屋を移動できるようにしておく必要があります。

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