のれんは、飲食店の出入り口にかけられるという印象が強い。
でも、風水的にみると悪い気の流れを遮断することのできる、優秀な開運アイテムでもある。
だから邪気の貯まりやすいトイレに使うと、外に邪気が悪い影響を与えないようにできるので有効に活用したい。
今回は、風水でのれんを使う場合に注意したい色についてお伝えする。
風水の基本概念
風水は古代中国から伝わる環境設計の方法で、「気」というエネルギーの流れを整えることで、運気を改善し、生活空間を快適にすることを目的としている。
風水では、家やオフィスなどの内部環境が「気」の流れに大きく影響を与えると考えられている。
特に、トイレは「邪気」が溜まりやすい場所とされ、その管理が重要となってくる。
「気」の流れと運気
風水における「気」とは、目に見えないエネルギーで、生活空間全体に流れるとされている。
この「気」の流れがスムーズであれば、運気も良好とされ、逆に滞ってしまうと、健康運や金運、恋愛運に悪影響が及ぶ可能性がある。
トイレの風水においては、のれんなどの風水グッズを使うことで、「気」の流れを整えることが重要とされている。
のれんの歴史と文化的背景
のれんは日本の伝統的なインテリアアイテムで、主に飲食店の出入り口にかけられる布製のカーテン。
歴史的には、商店や家庭の出入り口を装飾し、外からの視線を遮る役割を果たしていた。
風水では、のれんは「気」の流れを調整するアイテムとして利用されることも多い。
風水において、のれんは邪気を防ぎ、運気を向上させるために使われることがある。
文化的背景と風水の関係
のれんが風水で使われる理由の一つは、その象徴的な意味。
のれんの布は「気」を分け隔てる役割を果たし、家庭や店舗の運気を調整するために利用される。
特にトイレにかけることで、邪気が他の場所に広がるのを防ぐとされている。
トイレにのれんを掛けるのなら色に注目
風水において、特に邪気が溜まりやすい場所とされているトイレ。
トイレに風水的な措置を行わないと、健康運や金運に特に悪い影響が出るとされている。
そんなトイレの悪い影響を避けるのであれば、重要となるのがトイレをキレイにかつ清潔に保つこと。
だから、日頃のお掃除も大切にしなければならない。
のれんは邪気を防ぐ
トイレの邪気を防ぐには、キレイにかつ清潔に保つことが大切。
でも、どんなに清潔に保とうとも邪気の発生を100%防ぐのは難しい。
だから、トイレから邪気が溢れて家の他の場所に悪影響が出るのを防ぐ必要がある。
そこで登場するのがのれん。
のれんの効果
のれんは、気の流れを遮断することができる。
だからトイレのドアにのれんを掛けることで、トイレの悪影響を防ぐことができる。
のれんを選ぶとき色にも注目したい
のれんをトイレの出入り口にかければ、邪気の流れを遮断できる。
このとき、風水的な効果を狙ってのれんの色にも注目したい。
風水では方位ごとに、運気をアップする色があるとされている。
だから、トイレに使うのれんの色を方位に合わせた色の物から選ぶことで、邪気の遮断+運気アップ効果の2つを得られることになる。
のれんに風水を活かすのならこの色を!
のれんをトイレに掛けるのなら、風水の知識を応用して方角に合わせた色の物を選びたい。
トイレが家の中心から見て、どの方向にあるのかを確認して最適なラッキーカラーを選ぼう。
-
- 北にあるトイレ
○ラッキーカラー
→ピンクのような温かさのある明るい色
○暗くなりがちだから明るい色が良い - 北東にあるトイレ
○ラッキーカラー
→白を基調にしたい
○鬼門であり扱いの難しい方位
→整然とした雰囲気が良いとされる - 東にあるトイレ
○ラッキーカラー
→青、赤、緑が良い
○木の気が強い方位
→コットンなどの木に関連した天然素材の物が良い
○黄色や焦げ茶と相性の悪い方位 - 東南にあるトイレ
○ラッキーカラー
→ピンクやオレンジ - 南にあるトイレ
○ラッキーカラー
→緑
○植物と相性の良い方位
→柄に植物が入っているのれんが良い - 南西にあるトイレ
○ラッキーカラー
→ベージュ、白、黄、ラベンダー
○裏鬼門であり扱いが難しい方位
→清潔な印象にまとめると良い - 西にあるトイレ
○ラッキーカラー
→白、黄、ベージュ
○金運関連の方位として有名 - 北西にあるトイレ
○ラッキーカラー
→ベージュ、ホワイト
○仕事運と関わり合いのある方位
○ゴージャスな雰囲気でまとめたい - 家の中央にあるトイレ
○ラッキーカラー
→白、黄、緑
○空気の流れが悪いので換気をしっかりと行う
- 北にあるトイレ
トイレにのれんを飾るのなら!風水的にはコレも注意
トイレにのれんを飾るのは、邪気が外に漏れないようにすることが主な目的。
のれん以外にも、風水的に良いトイレの開運方法が色々とあるので、それらも併用していきたい。
- トイレを清潔に保つ
○小まめに掃除をする - 余計な物をトイレに置かない
○トイレには余計な物を置かない - 殺風景にはしない
○陶器やガラス製品を少し置くなどする - タオルにも気を付ける
○清潔なタオルを用意する - 芳香剤で臭い対策をする
○嫌な臭いは運気低下の原因
○天然成分のフレグランスが風水的には良い
→緑に関係するレモンやラベンダーなどがよい
○芳香剤の入れ物は陶器やガラスがよい
→陶器は邪気を溜めない素材とされている - 換気をしっかりと行う
○窓を開けたり換気扇を使ったりする - 生花や観葉植物を飾る
○植物は邪気を抑える働きがある
○枯れたら早めに交換する必要がある
→邪気を溜めこみやすい - 造花は置かない
○悪い気を溜めやすいから - トイレのフタをしっかりと閉める
○トイレの邪気が溢れてくるから
○トイレからの邪気が家に広まってしまう - マットやスリッパを用意する
○トイレに溜まった邪気が漏れるのを防ぐ
○冷気が運気を下げるのを防ぐ
○定期的な選択が大切
→1週間に1度は洗濯
→半年に1度は新調 - トイレットペーパーを置き過ぎない
○紙は邪気を吸収しやすい - 雑誌、本、新聞を置かない
○長時間トイレを使う原因になる
○紙類は邪気を吸収しやすい - カレンダーを貼らない
○トイレで計画を立てると失敗しやすい
→邪気による影響が思考に及ぶ - 家族などの写真を飾らない
○写真に移った人物との関係が悪くなる
→トイレの邪気による影響 - 明るい照明にする
○トイレは暗くなりやすい
→邪気が溜まりやすい場所 - 盛り塩を置く
○盛り塩に使うのは天然の粗塩
○さざれ水晶でも良い
具体的なのれんの選び方と取り扱い
のれんを選ぶ際には、風水の観点からいくつかのポイントを考慮することが重要。
ここでは、トイレに適したのれんの選び方や取り扱い方法について説明させていただく。
色の選び方
風水では、トイレの位置によって適切な色が異なる。
例えば、東にあるトイレには青や緑などの木の気を強める色が適している。
北にあるトイレにはピンクや明るい色が良いとされる。
各方位に合わせた色選びが、トイレの運気を向上させるための鍵となる。
素材とデザイン
のれんの素材も風水に影響を与える。
コットンやリネンなどの天然素材は、気の流れをスムーズにするために推奨されている。
デザインについては、シンプルで清潔感のあるものが風水的には良いとされる。
柄が過度に派手なものや複雑なものは、気の流れを妨げる可能性があるため避ける方がよい。
取り扱いとメンテナンス
のれんは定期的に清掃し、清潔を保つことが重要。
汚れたものや古いものは、邪気を溜め込む原因となるため、頻繁に交換し、清掃を行うことが推奨されている。
終わりに
トイレは邪気の貯まりやすい場所。
その邪気が、トイレのドアから家の中に漏れないようにすることがのれんを掛けることで可能になる。
でも、それだけでは不十分。
トイレを清潔に保って、邪気の発生を最小限にしてこそ本当の開運に繋がる。
だから、のれんを使うのなら定期的なトイレの掃除にも力を入れるようにしよう。