静岡にある厄除けで有名な神社｜厄年が近付いたらチェックしたい神社

2025年8月21日 2025年8月21日

萌え猫

厄年を迎えると、なんとなく落ち着かない気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

「今年は悪いことが起こりそう…」と不安に感じてしまう気持ち、よくわかります。そんなときにおすすめなのが、静岡にある由緒ある神社での厄除け・厄払いです。この記事では、厄年の基礎知識から厄払いの意味までをわかりやすくまとめています。静岡の神社へ足を運ぶ前に読んでおくと、不安が少し和らぐかもしれませんよ。

厄年とは？厄除け・厄払いで不安を和らげる

厄年とは、人生の節目や体の変化が訪れる年齢を指します。「気のせいかな？」と思いたくても、体調や環境の変化が重なると妙に気になるものです。そんなときは神様に頼るのも悪くありません。昔の人も「困ったときの神頼み」で乗り越えてきました。

人生の転換期と重なる年齢

厄年とされる年齢は、ちょうど人生の転換期にあたります。表にすると次のようになります。

性別	主な厄年	特徴
男性	25歳、42歳、61歳	働き盛りや定年前など、環境の変化が大きい時期
女性	19歳、33歳、37歳	結婚・出産・体調の変化など、心身への負担が増える時期

こうした時期は体調を崩しやすかったり、人間関係で悩みやすかったりします。昔の人はこれを「厄」と呼び、無事に乗り越えるために神社で厄除けや厄払いを行ってきました。現代でも「悪いことが起きる前に、早めにお参りしておこう」という考えは共通しています。

厄除けと厄払いの違い

厄除けと厄払いは似ているようで、実は少しだけ意味が違います。どちらも「今年を安全に過ごしたい」という願いに基づいていますが、行い方が違うのです。

種類	意味
厄払い	神職にご祈祷してもらい、厄を祓い清めてもらう儀式。
厄除け	お守りを持つ、縁起物を食べるなど、自分で災厄を避ける行動。

一般的には「厄払い」と呼ぶことが多いですが、厄除けも含めてまとめて使われることもあります。

つまり、どちらを口にしても大丈夫。大切なのは「平穏な一年を過ごしたい」という気持ちです。「神様、ちょっと今年は手加減してください」とお願いするくらいの気楽さで構いません。

厄除けの基本

静岡の神社で厄払いを受けようと決めたら、いきなり参拝するよりも事前準備が大切です。「お金はどうする？服装は？混雑は避けられる？」など、知っておくと安心できるポイントを整理しておきましょう。準備不足で慌てると、せっかくの厄払いも「厄増し」になりかねませんのでご注意を。

初穂料の相場と準備方法

ご祈祷を受ける際に神社へ納める費用を「初穂料」と呼びます。静岡県内の多くの神社では、個人の厄払いなら5,000円〜10,000円程度が一般的です。ただし、大きな神社では授与品（お札やお守りなど）が付くため、相場より高くなることもあります。心配な場合は、神社の公式サイトや電話で確認しておくと安心です。

初穂料の目安	注意点
5,000円〜10,000円	神社によって異なるため事前確認がおすすめ
のし袋や白封筒	表書きは「初穂料」または「御玉串料」
新札	清らかな気持ちでお参りできる

財布から直接出すのはNG。のし袋に包んで渡すことで、神様への礼儀がきちんと伝わります。「え、ポケットマネーでいいの？」と思った方、それは本当にポケットだけにしまっておきましょう。

厄払いに適した服装とマナー

厄払いは神様にご挨拶する神聖な儀式です。清潔感を意識した服装を選べば間違いありません。神様に「ちょっと派手すぎない？」と思われないように注意しましょう。

おすすめの服装	避けたい服装
男性：スーツ、ジャケット＋スラックス	露出の多い服（キャミソール、ミニスカートなど）
女性：ワンピース、スーツ、落ち着いた色合いの服	派手な色や柄の服、ジーパンやTシャツ
共通：落ち着いた色、清潔感ある服装	サンダルやブーツなどラフすぎる靴

特別なドレスコードはありませんが、TPOを意識することで気持ちが引き締まります。「この服で合ってるかな？」と不安になったら、とりあえず「おばあちゃんに褒められる服」を基準にすると無難です。

厄払いに行く時期と混雑を避けるコツ

厄払いに適しているのは、厄年に入った年の元日から節分まで。旧暦では節分が新年の始まりとされていたためです。とはいえ現代では厳密な決まりはなく、都合の良い時期に参拝しても問題ありません。「忙しいから旧暦どころじゃない！」という方も安心してください。

ただし、静岡でも人気のある神社は混雑が激しいです。正月三が日や節分の日、大安などは「人の波に流されて参拝終了」なんてことも。ゆっくりご祈祷を受けたい方は、平日の午前中や人が少ない時期を狙うのがおすすめです。

静岡の厄除け・厄払いにおすすめの神社【中部エリア】

静岡市を中心とした中部エリアには、古くから地域の人々に信仰されてきた神社が数多くあります。徳川家康公ゆかりの神社も多く、歴史とご利益の両方を兼ね備えた名所ぞろい。「厄年を機に新しいスタートを切りたい！」という方にぴったりの場所です。

静岡浅間神社（静岡市）

静岡市を代表する総社で、徳川家康公も崇敬したとされる格式高い神社です。厄除けと開運のご利益で有名で、毎年多くの参拝者が訪れます。境内には展望台もあり、参拝後は清々しい気持ちで散策も楽しめます。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（予約不要）
アクセス	JR静岡駅からバスまたはタクシーで約10分、駐車場あり

事任八幡宮（掛川市）

「ことのままに願いが叶う」と言われることで知られる神社です。厄払いに加え、商売繁盛や学業成就を願う方も多く訪れます。落ち着いた雰囲気の中でご祈祷を受ければ、心機一転にもぴったりです。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	予約がおすすめ（当日受付も可）
アクセス	JR袋井駅からバスまたはタクシー

静岡の厄除け・厄払いにおすすめの神社【西部エリア】

西部エリアは徳川家康公ゆかりの神社が多く、歴史好きな方にもおすすめです。浜松市や森町などには、厄除けや開運で知られる神社が揃っています。「歴史にあやかって厄もスッキリ祓いたい」という方にぴったりです。

小國神社（森町）

遠州の鎮守として崇敬される古社で、縁結びと厄除けで知られています。自然豊かな境内は散策にも最適で、参拝後には心も体もリフレッシュできます。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（事前予約がおすすめ）
アクセス	東名高速「森掛川IC」から車で約20分

浜松八幡宮（浜松市）

徳川家康公が戦勝祈願に訪れた神社で、勝負運と厄払いにご利益があるとされます。「ここぞ！」という年に訪れる方も多く、家族でご祈祷を受けることも可能です。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	事前予約必須（電話受付）
アクセス	JR浜松駅からバスで約15分、駐車場あり

井伊谷宮（浜松市）

南北朝時代の皇子・宗良親王を祀る神社で、学業成就や厄除けのご利益があります。落ち着いた自然に囲まれた環境で、ゆっくりと心を整えて祈願できます。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（予約も可能）
アクセス	浜松駅からバスで約45分、浜松西ICから車で約25分

静岡の厄除け・厄払いにおすすめの神社【東部エリア】

東部エリアは、雄大な富士山の景観とともに信仰を集める神社が点在しています。厄払いを通じてパワーをいただき、心身を清めたい方に最適です。

富士山本宮浅間大社（富士宮市）

全国の浅間神社の総本宮で、富士山をご神体とする壮大な神社です。富士山のエネルギーをいただけるとされ、全国から参拝者が集まります。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（予約不要）
アクセス	JR富士宮駅から徒歩10分、富士ICから車で約20分、駐車場あり

三嶋大社（三島市）

源頼朝が祈願したことで有名な、歴史ある神社です。厄除けの神様として信仰されており、境内の「三島桜」も見どころです。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（予約不要）
アクセス	JR三島駅から徒歩15分、沼津ICから車で約20分

來宮神社（熱海市）

樹齢2,000年以上の大楠で有名な神社で、生命力あふれるパワーを感じられます。厄除けはもちろん、開運や人間関係の改善を願う方にもおすすめです。

初穂料	5,000円〜
ご祈祷	毎日受付（予約可能）
アクセス	JR来宮駅から徒歩5分、熱海駅からバスで約15分

Q&A

厄年を迎えると「どうしたらいいの？」と疑問が次々に湧いてくるものです。ここでは、静岡の神社で厄払いを受けるときによく聞かれる質問をまとめました。「これって私だけ？」と思う悩みも、意外とみんな同じです。

Q1. 厄払いは一人で受けなければならないの？

いいえ、一人で行く必要はありません。ご家族と一緒にご祈祷を受けることができます。誰かが厄年を迎えたときに家族そろって参拝すると、ご家族全体の平穏を願えるのでおすすめです。受付で人数を伝えれば、一緒に祈祷してもらえるケースがほとんどです。「ひとりで行くのはちょっと心細い…」という方も安心ですね。

Q2. 厄払いを受けたら、お札やお守りはどうすればいい？

ご祈祷後には、お札やお守りが授与されます。これは神様の分身のような存在です。自宅では神棚や目線より高い場所に祀り、常に身につけるお守りはバッグに入れて持ち歩きましょう。一年が過ぎたら、感謝を込めてお参りした神社に納め、お焚き上げをしてもらうのが一般的です。「引き出しの奥にしまいっぱなし」は神様もちょっと寂しがるかもしれませんよ。

Q3. 厄払いは必ず行かないとダメ？

厄払いはあくまで任意です。「やらなきゃ不幸になる」という決まりはありません。ただし、ご祈祷を受けることで不安が和らぎ、気持ちが前向きになる人は多いです。いわば心のリセットボタンのようなもの。「厄年だから何となく不安…」という方にはおすすめです。

Q4. 初穂料が足りないときはどうすればいい？

神社によっては「お気持ちで」と案内されることもあります。金額に迷ったら、事前に公式サイトや電話で確認するのが一番確実です。どうしても用意できない場合でも、神職の方に正直に相談すれば快く対応してくれることが多いです。「財布が軽いのに心も軽くなった！」なんて本末転倒にならないように、無理のない範囲で準備しましょう。