最近は新型コロナが心配で、アルコール消毒液を持ち歩いているという方も多い。
場合によっては、車の中に常備しているという方も……。
そのような方は注意!
なぜなら猛暑が続くような暑い時期に車の中にアルコール消毒液を放置すると発火の恐れがあるから。
アルコール消毒液を車の中に置くと?
熱中症が心配になる夏など、車内が暑くなる時期には注意。
アルコール消毒液を車内に置いておくと発火する!
そんな話が、Twitter上で拡散されている。
Twitter上で拡散されているのは?
Twitter上で拡散されているのは、除菌用アルコール消毒液は車内が70℃超えると引火する恐れがあるという話。
市販のアルコール消毒液は、濃度が60%~80%。
この濃度だと、以下の温度で発火してしまう。
- 60%=26℃程度で引火
- 70%=24℃程度で引火
- 80%=22.5℃程度で引火
真夏の車内は55℃に達することがあるわけだからかなり危ないのが分かる。
ダッシュボードは更に危険やで
真夏に車のダッシュボードを触ったことのある方は分かると思うけど、恐ろしい熱さになっている。
こんな場所に消毒用アルコールを放置しておくと、容器が破裂したりする可能性すらある。
なぜならアルコールは揮発性だから。
密閉した状態だと本当に危険だからダッシュボードの上に置くのは避けたい。
それ以前に車の中に放置すること自体を避けたい。
換気にも注意
アルコールは揮発性。
だから高い温度となった車内では、揮発して充満してしまう可能性もある。
すると可燃性蒸気として、静電気をキッカケに引火する可能性もある。
それだけじゃない。
暑い車内で手をアルコール消毒した直後は、気化したアルコールに警察が飲酒運転をチェックするアルコール検出器が反応してしまうことも。
だから車内にアルコール消毒液がある場合は、換気にも気を付けた方がいい。
車内にアルコール消毒液は放置しない
アルコール消毒液は、車内に置いておくと熱によって発火する可能性がある。
また気化した場合、アルコール検出器を反応を反応させたりする可能性もある。
こういったリスクがあるから、車内にアルコール消毒液を持ち込まない位の気持ちでいた方がいいのは確か。
うっかり車内に放置したまま忘れてしまう可能性がある場合は、本当に危ないので外出時のアルコール消毒の使用は諦めてしまった方がいいかもしれない。
代わりに外出時には、スーパーなんかにアルコール消毒液が用意されていることも増えたのでそれらを使わせてもらうといい。
もちろんマナーとして、少しだけ売り上げに貢献する必要はあるけど。
また外出時にアルコール消毒を手軽にできなくなるのが気になるのなら、自宅での殺菌を徹底的に行うとようにすれば少しは気がまぎれるはず。
また自宅で手洗いを行うのなら、最近になって注目されている除菌水とかを使うのも良いかもしれない。
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それとアルコールによる手の殺菌は、行い方次第では全く効果を期待できない場合もある。
だから正しいアルコール消毒の行い方をチェックしておこう。