
「なんだか最近うまくいかない…」「どうしても忘れられない悩みがある…」そんな気持ちを抱えたことはありませんか?誰にも打ち明けられないモヤモヤを、スッキリ手放せたら楽になりますよね。
そこで注目されているのが「塩まじない」。昔から伝わる開運術で、悩みを浄化し、運気を好転させる手助けをしてくれると言われています。この記事では、塩まじないを初めて行う人にもわかりやすく、そのやり方を丁寧にご紹介します。
塩まじないを始める前に
塩まじないには、ただ手順をなぞるだけでなく、正しい心構えと準備が重要です。この節では、効果をしっかり引き出すための基礎知識をお伝えします。
塩まじないとは?
塩まじないは、塩の持つ浄化力を活かし、ネガティブな感情や悪い運気を祓うとされる民間の開運術です。宗教やスピリチュアルな信仰にとらわれず、誰でも実践できます。
具体的には、「悩みを紙に書いて塩と一緒に処理する」ことで、不要な感情や状況を断ち切るというのが基本の考え方です。
願い事というのは、人間が本来の力を発揮するとアッサリ叶うことが多いとされています。ですが、願いが叶っていない方が多いのが現状です。その原因は、願いが叶う力を発揮するのを邪魔する要素を人間が抱え込んでしまっていることにあります。
その抱え込んだ願いを叶えるのを邪魔する要素である、悩みや障害を手放すのが塩まじないの効果です。
塩で悩みが消えるなら、塩対応のあの人も少しは優しくなるんじゃ…?
塩まじないの準備
塩まじないを成功させるためには、道具選びがカギになります。この節では、必要なアイテムとその選び方について説明します。
必要なもの一覧とその意味
下の表は、塩まじないを行う際に必要なものと、その意味をまとめたものです。
道具 | 選び方 | 意味・理由 |
---|---|---|
塩 | 粗塩または天然塩 | 浄化力が高く、自然のエネルギーを含む |
紙 | なんでもいい | 悩みや障害を受け止める清浄な器 |
ペン | 油性ペンが書きやすい | 黒いペンは家にあることが多い |
コップ | 透明で耐熱性があるもの | 紙と塩を溶かす際に使用 |
灰皿 | 耐熱素材のもの | 燃やして処理する場合に使用 |
塩の選び方:粗塩または天然塩
食卓塩は避け、粗塩や天然塩を選びましょう。特に海塩など、自然のままに近い塩は「浄化」の意味でも効果が高いとされています。購入はスーパーや自然食品店で簡単にできます。
紙とペンの選び方:白無地の紙と黒い油性ペン
紙は新品で白いものを使いましょう。和紙やレター用紙など、少し良い紙を使うと気分も引き締まります。ペンは水性だと溶けてしまうため油性ペンを選び、色は「邪気払い」に適した黒がベストです。
その他必要な道具:目的に応じた器具
塩と紙を燃やす方法では「灰皿」や「耐熱皿」が必要です。一方、水に溶かす方法では「透明なコップ」などを使いましょう。どちらも安全性と清潔さを意識して選んでください。
準備に必要な道具を見て「家にあるじゃん!」と思ったそこのあなた、あなたの家、もうすでに開運スポットかも。
塩まじないの具体的なやり方【基本編】
塩まじないには「焼く方法」と「焼かない方法」の2つのアプローチがあります。どちらの方法にも共通するのは、心を込めて丁寧に行うこと。ここでは、基本的な手順と注意点を詳しく解説します。
悩みや障害を書き出すコツ
塩まじないで最も大切なのは、悩みや障害の書き方です。適切な言葉で書くことで、まじないの効果が大きく左右されます。
肯定的に、具体的に書く
悩みや障害は過去形や現在進行形で、「もう叶っている」イメージで書きましょう。「良い仕事に就きたい」ではなく「理想の職場で楽しく働いています」といった形です。否定的な表現は避け、前向きな言葉を選んでください。
NGな書き方 | OKな書き方 |
---|---|
お金が減りませんように | お金に恵まれ、安定した生活を送っています |
恋人とケンカしませんように | 恋人と穏やかな関係を築いています |
一つの紙に一つの障害
一つの紙には一つの悩みや障害だけを書くようにしましょう。悩みや障害が複数ある場合は、それぞれ別の紙に書いてください。
焼く方法:火の力で強力に悩みや障害を浄化する
紙を燃やす方法は、悩みや障害を煙に乗せて浄化する伝統的なスタイルです。火を扱うため、しっかりとした準備と安全対策が必要です。
塩まじないは、焼く方法がオススメです。なぜなら、この焼くという行為は、浄化の力が圧倒的に強い事が有名で、塩まじないの願いを叶える障害を排除するという目的と、相性がとてもよいからです。
火を使う際の注意点
紙に願いの成就を妨げる悩みや障害を書き、粗塩を乗せ、小さく折りたたみます。耐熱皿や灰皿の上で火をつけましょう。周囲に燃えやすい物がないか確認し、必ず換気を行ってください。
燃えかすの処分方法
燃えかすは、完全に冷めたことを確認したうえで、水に流すか土に埋めてください。どちらも、願いが浄化されたことを意識しながら行うと効果的です。
焼かない方法:水に流して浄化する
火を使いたくない人には、水に流す方法もおすすめ。手軽で安全、しかも誰にもバレずに実行できます。
水に溶かす手順
紙に悩みや障害を書き、塩を乗せて水に入れます。紙が溶けるまで静かに待ちましょう。細かくちぎっておくと溶けやすくなります。溶けた水はトイレに流してください。
このとき使う紙は、トイレットペーパーを使い、そこにマジックインキで障害や悩みを書くと、水に簡単に溶けてくれます。
誰にも知られず行うためのポイント
煙や臭いが出ないため、夜間や静かな時間帯に行えば、こっそりまじないが可能です。人目に触れない場所で、集中して実施しましょう。
塩まじないの効果を高めるためのヒント
塩まじないは、単なる願掛けではなく、自分と向き合い、不要な感情を手放すための儀式でもあります。目的に応じて「障害物」を書き出すことで効果が高まります。
恋愛・復縁の「障害物」を書き出す
「彼と復縁したい」ではなく、「依存心を手放します」「過去の喧嘩を許します」といった形で、自分にある問題点を見つめ直して書きましょう。
人間関係・職場の「障害物」を書き出す
「上司が怖い」ではなく、「自分に自信がない」「意見を言う勇気が持てない」といった、自分側のブロックに注目して書き出します。
金運・臨時収入を妨げる「障害物」を書き出す
「お金がない」よりも、「無駄遣いをしてしまう」「収入に不安がある」など、実際の生活習慣や思考のクセを明確にしましょう。
最適なタイミングと場所の選び方
まじないを行う時間や場所に厳格なルールはありませんが、集中できる環境が効果を高めます。
タイミングの選び方
寝る前や早朝など、静かな時間がおすすめです。新月や満月に合わせるのも良いですが、自分が「今だ」と感じた時が最適なタイミングです。
誰にも知られず行うための配慮
家族が寝た後や一人の時間を狙って行いましょう。特に焼く方法の場合は、換気や火の始末に細心の注意を払い、近所迷惑にならないように配慮が必要です。
塩まじないで効果を実感できない時の見直しポイント
塩まじないを試してみたけれど、思ったような効果が出ない…。そんな経験をしている方も少なくありません。しかし、焦らなくて大丈夫。塩まじないは正しいやり方と心のあり方が何よりも大切です。ここでは、効果を実感できないと感じた時に見直してほしいポイントを解説します。失敗を恐れず、確実に願望成就へ近づいていきましょう。
効果が感じられないときのチェックポイント
塩まじないは一発必中ではありません。効果が感じられない時は、自分のやり方を冷静に振り返ることが大切です。以下の点を順に確認してみましょう。
書く内容が適切か見直そう
塩まじないは、障害や悩みをなくすためのおまじないです。
ですから、願いごとを書くのは避けましょう。
よって通常の願望成就法とは違い、ネガティブな言葉を書くのがOK例で、願いごとを書くことがNG例となるので注意が必要です。
OK例 | NG例 |
---|---|
お金がない | 10万円の臨時収入が入り、旅行に行きました |
恋人がいない | 素敵な人と出会い、幸せな日々を過ごしています |
嫌な上司がいる | 上司に対するネガティブな感情を手放しました |
また、他人を操ろうとする内容であることに気付いたら、操りたいという気持ちを手放すために、操りたい気持ちを書くようにしましょう。
そして再度書きますが、塩まじないでは否定的な表現を書くことが正解なので、この点には注意をしましょう。
塩や道具の選び方をチェック
使うアイテムも塩まじないの効果に影響します。適切なものを使っていたか、今一度確認してみましょう。
アイテム | 推奨されるもの | NG例 |
---|---|---|
塩 | 粗塩や天然塩 | 精製された食卓塩 |
紙 | 白い無地の紙 | 柄付きのメモ帳やチラシ |
ペン | 黒色の油性ペン | 色鉛筆・水性ペン |
まじないに使った紙や塩の処分も重要です。焼いた場合は、燃えかすが完全に冷めてから水に流すか土に埋めましょう。焼かない場合は、水に溶かしてトイレに流すなど、最後まで丁寧に行うことが大切です。
タイミングと場所にも注意
塩まじないを行うタイミングや場所も、結果に影響します。雑音の多い環境では集中できず、効果も薄れがちです。できるだけ静かで落ち着いた時間を選びましょう。
項目 | 推奨条件 |
---|---|
時間 | 夜寝る前や早朝など、静かな時間帯 |
場所 | 一人になれる、落ち着いた空間 |
心の状態 | リラックスし、前向きな気持ちでいること |
月のタイミング | 新月や満月もおすすめ(必須ではない) |
感情が不安定なときや、無理やりやろうとしている時は避けましょう。あなたのエネルギーがまじないにそのまま影響します。前向きで穏やかな心で臨むことが大切です。
まとめ
この記事では、塩まじないの効果を実感できない時に見直すべきポイントをご紹介しました。大切なのは、「焦らず」「正しく」「前向きに」です。塩まじないは、あなたの心を整え、願いを現実に近づけるためのサポートツール。だからこそ、丁寧に向き合うことが必要です。
もし効果が現れなくても、自分の内面と向き合うことに意味があります。そして、何よりも「続けること」が成功への鍵です。あなたの願いが叶う日が必ず来ると信じて、前に進んでいきましょう。