花は自然の美しさや生命力を象徴し、私たちの心を癒してくれる。
しかし、花にはそれだけではなく、風水的にもさまざまな効果があることをご存知だろうか?
風水では、花の色や形、香りなどによって、五行(木・火・土・金・水)のエネルギーが表される。
そのため、花を飾ることで、自分の運気を高めたり、欠けている要素を補ったりすることができる。
しかし、風水で花を飾る場合には、季節や方位にも注意が必要だ。
季節に合わない花や方位に不適切な花を飾ると、逆に運気を下げてしまう可能性がある。
そこで今回は、風水で選ぶ季節の花をご紹介させて頂く。
この季節ごとの花の風水効果に注目した、花のカレンダーがあるほど。
だから季節に合わせて、スマホの待ち受け画像を変えるなんていう運気アップ方法もある。
色々と応用の利く方法なので、ぜひともうまく利用して欲しい。
風水花はカレンダーのように使おう
風水のカレンダーを買ってしまえば、問題なく季節の運気アップ効果を取り入れられる。
でもスマホの画像を変える、自宅に飾る花の写真を変える、このようなタイミングで季節の花を意識するという運気アップ方法もある。
そのような場合、以下のような季節ごとの花の知識を持っていると役に立つはず。
- 1月:水仙
- 2月:梅
- 3月:桜
- 4月:チューリップ
- 5月:バラ
- 6月:紫陽花
- 7月:ひまわり
- 8月:向日葵
- 9月:彼岸花
- 10月:コスモス
- 11月:菊
- 12月:ポインセチア
それでは、各月の詳細を見ていこう。
1月:水仙
1月は冬の真っ只中だが、水仙は寒さに強く咲く花だ。
水仙は白や黄色の花が多く、風水では金運や仕事運に良いとされる。
また、水仙は「自信」や「誇り」を意味する花でもある。
新年の始まりに自分への信頼を高めたい方におすすめだ。
水仙は玄関やリビングなど目立つ場所に飾ると良いだろう。
ただし、水仙は強い香りがあるので、寝室やキッチンなどは避けてほしい。
2月:梅
2月はまだ寒い日が続くが、梅は春の訪れを告げる花だ。
梅はピンクや白の花が多く、風水では恋愛運や健康運に良いとされる。
また、梅は「忍耐」や「清浄」を意味する花でもある。
冬の終わりに心身を浄化したい方におすすめだ。
梅は東や南東の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は木のエネルギーが強く、梅と相性が良いからだ。
また、梅は香りが強くないので、寝室やキッチンでも大丈夫だ。
3月:桜
3月は春分の日があり、春が本格的に始まる。
桜は日本人にとって特別な花で、風水では人気運や友情運に良いとされる。
また、桜は「美しさ」や「儚さ」を意味する花でもある。
春の訪れに華やかさと感動を求める方におすすめだ。
桜は南や南西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は火のエネルギーが強く、桜と相性が良いからだ。
また、桜は香りがほとんどないので、どこでも飾っても大丈夫だ。
4月:チューリップ
4月は新年度の始まりで、新しい出会いやチャンスが多い月だ。
チューリップは色とりどりの花が多く、風水では変化運や創造力に良いとされる。
また、チューリップは「愛情」や「希望」を意味する花でもある。
新しいスタートに前向きな気持ちを持ちたい方におすすめだ。
チューリップは北や北西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は水や金のエネルギーが強く、チューリップと相性が良いからだ。
また、チューリップは香りが弱いので、どこでも飾っても大丈夫だ。
5月:バラ
5月は気温が上がり、自然が緑豊かになる月だ。
バラは色や形が豊富な花で、風水では全般的な運気に良いとされる。
特に赤いバラは恋愛運や情熱運に良いとされる。
また、バラは「愛」や「美」を意味する花でもある。
春の盛りにロマンティックな気分を味わいたい方におすすめだ。
バラは南や南西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は火のエネルギーが強く、バラと相性が良いからだ。
ただし、バラはトゲがあるので、手を刺さないように注意してほしい。
6月:紫陽花
6月は梅雨の季節で、雨が多く湿度が高い月だ。
紫陽花は雨に濡れても美しい花で、風水では金運や家庭運に良いとされる。
また、紫陽花は「感謝」や「謙虚」を意味する花でもある。
雨の日も楽しく過ごしたい方におすすめだ。
紫陽花は東や南東の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は木のエネルギーが強く、紫陽花と相性が良いからだ。
ただし、紫陽花は色が変わりやすいので、水や土をこまめに替えてほしい。
7月:ひまわり
7月は夏本番で、日差しが強く暑い月だ。
ひまわりは太陽を追って咲く花で、風水では成功運や自信運に良いとされる。
また、ひまわりは「忠誠」や「明るさ」を意味する花でもある。
夏の暑さに負けないで元気
になりたい方におすすめだ。
ひまわりは南や南西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は火のエネルギーが強く、ひまわりと相性が良いからだ。
ただし、ひまわりは大きくて重いので、しっかりと支えてほしい。
8月:向日葵
8月は夏の終わりで、台風や雷雨が多い月だ。
向日葵はひまわりと同じく太陽を追って咲く花で、風水では成功運や自信に良いとされる。
(向日葵はひまわりの一種で学名はHelianthus annuus、ひまわりの学名はHelianthus annuus L.)
また、向日葵は「尊敬」や「熱情」を意味する花でもある。
夏の終わりにも変わらず輝きたい方におすすめだ。
向日葵は南や南西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は火のエネルギーが強く、向日葵と相性が良いからだ。
ただし、向日葵はひまわりと同じく大きくて重いので、しっかりと支えてほしい。
9月:彼岸花
9月は秋分の日があり、秋が始まる月だ。
彼岸花は赤や白の花が多く、風水では霊的な運気や浄化運に良いとされる。
また、彼岸花は「再生」や「別離」を意味する花でもある。
秋の訪れに心の整理をしたい方におすすめだ。
彼岸花は西や北西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は金のエネルギーが強く、彼岸花と相性が良いからだ。
ただし、彼岸花は毒性があるので、小さな子供やペットが近づかないように注意してほしい。
10月:コスモス
10月は秋真っ盛りで、紅葉や収穫が楽しめる月だ。
コスモスはピンクや白の花が多く、風水では恋愛運や美容運に良いとされる。
また、コスモスは「調和」や「優雅」を意味する花でもある。
秋の風情に合わせて上品さを演出したい方におすすめだ。
コスモスは東や南東の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は木のエネルギーが強く、コスモスと相性が良いからだ。
また、コスモスは香りがないので、どこでも飾っても大丈夫だ。
11月:菊
11月は冬の入り口で、寒さが厳しくなる月だ。
菊は黄色や白の花が多く、風水では長寿運や健康運に良いとされる。
また、菊は「尊厳」や「清潔」を意味する花でもある。
冬に向けて体調を整えたい方におすすめだ。
菊は西や北西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は金のエネルギーが強く、菊と相性が良いからだ。
ただし、菊は花粉が多いので、アレルギーのある方は注意してほしい。
12月:ポインセチア
12月は冬至の日があり、冬が本格的に始まる月だ。
ポインセチアは赤や白の花が多く、風水では金運や家庭運に良いとされる。
また、ポインセチアは「喜び」や「祝福」を意味する花でもある。
冬の寒さにも負けない明るさを持ちたい方におすすめだ。
ポインセチアは南や南西の方位に飾ると良いだろう。
これらの方位は火のエネルギーが強く、ポインセチアと相性が良いからだ。
ただし、ポインセチアは毒性があるので、小さな子供やペットが近づかないように注意してほしい。
おわりに
以上が風水で選ぶ花のカレンダー。
季節ごとに適した花を飾ることで、自分の運気を高めることができる。
風水の季節ごとに良いとされる花は、他にも幾つも存在する。
だから今回ご紹介した花が、アナタの好みに合わないと感じる場合は、他の花を探してみるのも良いかもしれない。