財布は金運と深く関係のあるアイテムという話は有名。
その財布の金運は、使い始める前に寝かせることでお金が集まりやすくなるとされている。
だから財布を新調したのなら寝かせてから使ったほうがいいということになる。
今回は、財布の金運を100%引き出す寝かせ方をお伝えさせていただく。
財布を使う前に寝かせるとどうなる?
財布を寝かせるというのは、中にお金を入れた状態で数日間の保管をすることを指す。
お金を入れて寝かせた財布は、そのときの金額を覚るとされる。
財布が金額を覚えると、減っても元の金額を維持するようになるとされている。
だから例えば2万円を入れて寝かせたのなら、2万円が入った状態を維持するように財布が頑張ってくれるということ。
財布の基本的な寝かせ方
財布を寝かせる場合、基本的には以下のポイントをおさえて寝かせることになる。
- 中にお金を入れる
- 布などで包む
- 金運に良い場所で寝かせる
- 寝かせている間は触れない
財布を寝かせるときに入れる金額
財布を寝かせるときに入れる金額に明確な決まりはない。
でも一般的な傾向としては、大きな金額を入れるか縁起の良い金額を入れるかのどちらかであることが多い。
大きな金額を入れる場合の目安
財布は、寝かせるときに入れた金額を維持するようにするとされている。
このため寝かせるときに大きな金額を入れるという方も多い。
その金額は、だいたい普段入れている2倍くらいが目安。
もちろん多くてもよいので、数百万円を入れてもOK。
縁起の良い金額について
財布を寝かせるとき縁起の良い金額を入れる方もいる。
例えば末広がりの8にちなんで8万円。
末広がりの金額は、幸福が広がるという意味とともに財産が増えるという意味もある。
また115に関する金額を入れる方も多い。
115は財産を得るという意味がある金額。
小銭で100円玉+10円玉+5円玉という場合もある。
でも1万円札×11枚+5千円札×1枚という場合も。
財布を寝かせる期間
財布を寝かせる期間は、最低で9日と考えていい。
この9日というのは永久の久(きゅう)という意味があるともされていて縁起がいい数字。永久にお金がとどまるという意味になるともされている。
一方で長く寝かせたい場合は2週間が目安。
2週間は14日間。
14という数字には節制や慎重さという意味があるので、無駄遣いを避けられるようになると考えられる。
財布を使い始めるタイミング
財布を使い始めるタイミングは、日と時間帯に気を付けたい。
使い始めたい日は、雨の日か開運日。
風水によると雨の日というのは、水の気に満ちるとされている。
一方でお金は金の気にかかわるとする。
水は金を浄化するとされ、雨の日に財布を使い始めると多くのお金が集まるようになるとされている。
開運日については、一粒万倍日など色々とあるのでそのタイミングで使い始めるといい。
また使い始める時間帯は午後11時~午前5時が良いとされている。
財布を寝かせる場所
財布を寝かせる場所は、いくつか候補がある。
代表的なのは住んでいる場所の北側、なおかつ静かで暗い場所。
これは北側は貯蓄運を上げる方位であり、また暗くて落ち着ける場所はお金と相性がよいという特徴もあるから。
また神棚に置いておくというのもよい。
なお、いずれの場所も清潔であることが大前提であることを忘れてはいけない。
このとき、どこに置くにしても布で包むことも大切になる。
財布を寝かせてはいけない場所
財布を寝かせてはいけない場所がある。
それは火に関係した場所。
例えばコンロなどの火を使うキッチン。
また直射日光の当たる場所も避けた方がいい。
それと南の方角も火と関係が深いので注意が必要。
風水において火の力というのは金運を燃やしてしまうとされているので、絶対に避けるようにしよう。
財布を寝かせる効果をもっと高めるコツ
財布を寝かせるとき、一工夫をすることで寝かせる効果をさらに高めることができる。
まず財布に入れるお金は、新札を入れる。小銭の場合は一度洗ってから入れる。
お札は、千円札、五千円札、一万円札と種類ごとに分けて入れる。
またお札の上下を揃えることも大切。
財布を寝かせるときの注意点
財布を寝かせるときは、余計な物を入れない、寝かせている財布を触らないという二点に注意をしよう
。
いずれも運気の問題。
財布にお金を入れて寝かせるのは、お金の気を財布に覚えさせるという意味合いがある。
どのような物にも気があるので、お金以外を入れると財布がお金以外の気を覚えてしまうので寝かせる効果が低下してしまう。
また寝かせている財布に触ると、人間の気が財布に流れてしまうのでこちらも良い結果にならない。
こういった理由から、財布に余計な物を入れない、寝かせている財布を触らないという二点を厳守することは大切だとされている。
古い財布の処分方法
新しい財布を使い始めるのなら、古い財布は処分する必要が出てくる。
この古い財布の処分方法の行い方によっても、金運を上げることが可能だとされている。
また風水的には、使わない財布を手元に置いておくと金運を下げる原因になるという考えもある。
だから金運アップを考えるのなら、新しい財布を使い始めたのなら古い財布は早めに適切な方法で処分したほうが良いということになる。
基本的な処分方法
古い財布は、処分前に色々(詳細は後述)と行った後はゴミとして捨てる、神社仏閣で供養してもらう、お焚き上げをするの3種類のいずれかの方法で処分をすることになる。
では、これから処分方法について少し具体的にお伝えしていこうと思う。
ゴミとして捨てる場合
古い財布の処分方法として、もっとも一般的なのがゴミとして捨てる方法。
基本的には、天然塩を財布に振りかけて捨てることになる。
このとき財布の表側、裏側、小銭入れの中、札入れの中、カード入れの中など各部位ごとに塩を振りかけることが大切。
また使う塩も天然塩以外は効果がないので注意をしよう。
天然塩は、スーパーなんかでも荒塩や天日塩という名前で安価で売られている。
さらに天然塩を振りかける以外にも行うことでさらに良いとされるアクションが存在する。
もちろんこれらのアクションは必ず行わなければいけないというわけではない。
でも難しいアクションではないので、可能であれば行うようにしよう。
アクション:白い紙に包む
古い財布を捨てる際に、白い布か白い紙に包むとよいとされている。
これは白は気を浄化する働きがあるとされるため。
古い財布の気が浄化されるので、持ち主の金運も浄化されるとされている。
アクション:処分は雨の日
風水においてお金の気は金に属するとされる。
そして金の気は、水の気によって増えるとも。
このため水の気が強い雨の日に古い財布を捨てることで金運がアップするとも。
アクション:方角に注目
古い財布は、家の中心から見て西、北西、北、北東のいずれかで捨てるといいとされる。
西、北西に捨てるとお金の巡りがよくなる。北、北東で捨てるとお金が貯まる。このように言われているので好みの方位に捨てるようにしよう。
アクション:感謝をする
捨てる時に感謝の気持ちを古い財布に伝えると金運が上がるとされる。
頭の中で感謝するだけよりも、声に出して感謝の気持ちを伝えるとなおのこと良い。
また、ありがとうございましたと21回唱えるとよいという話もある。
神社仏閣での供養やお焚き上げ
ゴミとして捨てるのはチョット罰当たりな気がする……このような場合は、神社仏閣を活用するのがよいかもしれない。
神社仏閣を通した古い財布の処分方法であれば、供養かお焚き上げのどちらかを選ぶことになる。
ただ神社仏閣での供養やお焚き上げは、行われる日が決まっていたり費用が必要になったりもする。
よってこういった点を考慮したうえでお願いする必要がある。
もしも近所に都合のつく神社仏閣がない場合は、最近は郵送で財布の供養を受け付けてくれているところもある。
そういった神社仏閣を探す場合は、インターネットで〝財布供養〟と入力して検索すると良いところが見つかる。
おわりに
今回は財布の寝かせ方についてお伝えした。
財布は金運と深く関係のあるアイテム。
他にも色々と金運を上げるとされる財布関連の儀式はあるけど、寝かせる行為は使い始める前にしか行えないので忘れずに行うようにしよう。