2月の節分は運気の変わり目であるとされている。
節分という言葉には季節の節目の意味があり、本来は1年の間に春夏秋冬に合わせ4回存在する。
でも旧暦において、2月3日にあたる節分は今でいう大晦日であった。
すなわち1年の終わり。
そして翌日の立春は、今でいう元日を意味していた。
だから他の季節よりも2月3日の節分は重要度が高いこともあり、今では節分と言ったらこの日を指すようになっている。
また節分から立春にかけては、旧暦において年明けを意味している。
このため節分から立春にかけては、運気の変化が本格化する日でもある。
その影響は、今の大晦日~元日よりも遥かに大きいと考える方も。
だから運気を変えるのなら、2月の節分と立春の両方をうまく使うことをお勧めしたい。
節分を運気の変わり目として活用するには?
節分は、旧暦で1年の終わりを指す大晦日にあたる日。
だから大晦日と同様に、運気を変えるのなら邪気を払うことを重視した行動をとりたい。
また2月は寅月で八白土星。
寅は、寅の日のように金運に関わる月。
八白土星は自分の中に収めて留めて守る星であるとされる。
すなわち節分の行動は、貯蓄などに関わってくるという考える方もいる。
では節分に何をするのが良いのかというと、それは鬼門の掃除と豆まき。
鬼門の掃除
鬼門とは家の北東のこと。
変化をもたらす方角とされており、また気の通り道であるともされる。
さらにはお金の貯まる方角であるともされる。
この鬼門を掃除すると、邪気が家の外に逃げていくとされているので運気の向上を期待できる。
節分の豆まきについて
節分で豆をまくと邪気を家から追い出せるとされている。
もしも豆まきを行えないのなら、次善の策として炒り豆(豆まきに使う豆)を食べるだけでもある程度の効果があるとされている。
立春から運勢を変えるコツ
節分に邪気を追い出したら、立春には良い運気を取り入れよう。
同時に立春に邪気を招き入れる行為は避けるようにすることも大切。
具体的には争いごとやストレスを爆発させるなど、ネガティブな感情を生じさせる行為はNG。
だから立春は、感情を荒立てないように過ごしたい。
そんな立春にオススメの開運アクションは、新しい日用品を使い始めること。
新しい日用品の例
特に肌に直接触れている時間の多い下着はお勧め。
また新しい食器を使い始めることも、体の一部になる食べ物に触れる道具なのでコチラも開運効果を期待できるとされている。
もう少し手軽にという場合はタオルもよい。
また立春は財布を変えるのにも良いタイミングであるともされている。
節分の豆知識
節分は2月3日であるのが一般的。
でも2025年からは2月2日が節分となる。
なぜ節分の日が変わるのかというと、立春が太陽の角度で決まるため。
立春が変わることで節分も変わってしまうというわけ。
おわりに
節分~立春にかけて運気が大きく切り替わると言われている。
現在の大晦日~元旦よりもこちらの方が運気の変化が大きいという方も多い。
だから運気アップを狙うのなら節分と立春はとても大切にしたい日だといえる。
節分は邪気を払う、立春は良い運気を招き入れる日として開運アクションをとっていこう。