停電すると色々と大変なことに。
これは冷蔵庫にも当てはまる。
冷蔵庫の場合は、中に入れてある食べ物が傷んだりするのが辛いところ。
今回は、停電したとき冷蔵庫にどのような対策をすればよいのかをお伝えする。
停電時の冷蔵庫への対策方針
停電したとき、冷蔵庫にどのような対策を行えばよいのか?
それは停電が2~3時間以内に復旧するかどうかで変わってくる。
停電が2~3時間以内に復旧する場合
停電が2~3時間以内に復旧する場合は、冷蔵庫の電源プラグを外すことが大切。
これは復旧時に多くの電気が流れて、ブレーカーが落ちるなどの原因になりやすいから。
また電流が多く流れ過ぎて、冷蔵庫に負担を与えることも。
こういった理由があるので、冷蔵庫は停電のときには早めに電源プラグを抜いておきたい。
冷蔵庫で最も重要な停電時に行うこと
最も重要な点。それは冷蔵庫の開け閉めは最小限に抑えること。
冷蔵庫の冷気は、扉を開けなければ2~3時間はもつ。
2~3時間で停電から復帰する可能性が高いのなら、冷蔵庫は開けないようにしておくのがよい。
停電が2~3時間以上続く場合
停電が2~3時間以上続く場合も、先に述べた2~3時間で停電から復帰する場合でお伝えした対策も行う必要がある。
さらに停電が2~3時間以上続く場合は、冷蔵庫内にある食べ物を処分するか食べるかしたい。
特に腐りやすい生鮮食品(魚や肉など)は腐りやすいので早めに動いた方がいい。
また2~3時間経つと冷蔵庫の冷気が失われる際に、床がびしょ濡れになる可能性がある。
これは冷凍庫内の霜や解凍された水分が原因。
床がびしょ濡れになるのを防ぐために、冷蔵庫の下には水が出たときに吸い取らせるため、床に雑巾などを敷き詰めておきたい。
2~3時間以上、食材を保たせたいのなら?
冬場であれば野菜は屋外においてもしばらくは保つ。
それ以外の食材であっても、冷凍庫で凍っていた冷凍食品などと一緒に入れておくことで、多少は保たせることが可能。
だから2~3時間以上停電する場合は、冷凍食品などの凍ったものを冷蔵室に移動させるという選択肢があるということになる。
普段から行いたい冷蔵庫の停電対策
冷蔵庫の停電対策は、実際に停電が起こってから行うものばかりではない。
日頃から行える対策もある。
- 中に食材を詰め込み過ぎない
〇詰め込み過ぎると食材が冷えにくい
〇適切な量であれば停電中も冷気が留まりやすい - 冷凍庫は食材を詰め込む
〇停電中は凍った食材が保冷剤代わりになる - 保冷剤を冷凍庫で凍らせておく
〇停電中には色々と使える
停電中のクーラーボックス
停電になったらクーラーボックスに冷蔵庫の中身を移動させた方がいいという話もある。
でも移動させている間に、食べ物などは外気によって温められてしまう。
さらに移動先のクーラーボックスが全く冷えていない状態だと、しばらく生暖かい環境に移動させた食べ物を置くことになる。
このように食べ物への負担が大きいので、クーラーボックスへの移動は注意が必要となる。
おわりに
今回は、停電中の冷蔵庫の使い方についてお伝えした。
停電しても冷蔵庫内の温度はしばらく維持される。
だから短時間の停電であれば開け閉めをせず、中身をそのままにしておいた方がいい。
多くの停電は2~3時間と掛からず復旧するので、冷蔵庫内の温度を維持することはとても大切になる。
些細なことに感じるかもしれないけど、けっこう重要な事だから忘れないようにしよう☆-( ^-゚)v