断言法は、ノートに1日15回願望を書き続けることで潜在意識に働きかけ、願望を叶える方法です。
この断言法では、ノートに書く文章選びが重要となります。
今回は、お金関連の断言法で、実際に成果が出た文章をお伝えします。
断言法のお金の文章例
これから断言法で、お金を引き寄せるのに成功した文章の例をお伝えさせて頂きます。
ですが、理解を深めるために、前知識として断言法の基本的な文章の構成をお伝えさせて頂こうと思います。
断言法の基本的な文章構成
断言法の、基本的な文章構成は、以下の形になります。
私、○自分の名字+名前○は、△なりたい状態△になる。
これは、一般的に決意表明という形です。
断言法の提唱者のスコット・アダムスは、上記の形を本の中で伝えています。
(スコット・アダムスは、他の方から教えてもらったと自身で述べているようですが)
ですが、断言法で願いごとを叶えたという方は、完了形や現在進行形で書いていて叶ったという方も多くいらっしゃいます。
完了形→私、○自分の名字+名前○は、△なりたい状態△になった。
現在進行形→私、○自分の名字+名前○は、△なりたい状態△になりつつある。
実際に願いごとが叶った方の文章例
では、本題。
これから実際に、断言法で願いごとが叶った方の文章例をお伝えしていきます。
以下の表は、上記体験談の実践者ごとに、断言法で得られた成果と断言法で書いた文章をまとめたものです。
(参照:断言法成功報告集)
No | 断言法で得られた成果 | 断言法で書いた文章 |
---|---|---|
1 | 月収が10億円以上になる | 私〇〇は月収が10億円以上ある |
2 | 希望する会社に就職する | 私〇〇は希望する〇〇会社に就職する |
3 | 結婚する | 私〇〇は〇〇さんと結婚する |
4 | 欲しい車を手に入れる | 私〇〇は〇〇に乗っている |
5 | 17万盗られたお金が全額返ってくる | 私〇〇から17万全額払い戻しされる |
6 | 月収が*00,000円になる(数字のみで金額を書いた) | 私〇〇は月収が*00,000円ある |
7 | 5万円手に入る | 私〇〇は5万円手に入る |
8 | 臨時収入がはいる | 私〇〇は臨時収入が得られる |
9 | 大金が手に入る | 私〇〇は大金が手に入る |
10 | たくさんお給料を貰える | 私〇〇はたくさんお給料を貰える |
11 | 臨時収入を得る | 私〇〇は臨時収入を得る |
12 | お金が手に入る | 私〇〇はお金が手に入る |
13 | 臨時収入が入る | 私〇〇は臨時収入が入る |
14 | 千円の臨時収入が入る | 私〇〇は千円の臨時収入が入る |
15 | 千円以上の臨時収入が入る | 私〇〇は千円以上の臨時収入が入る |
16 | 50万円の収入を得られる仕事に転職する | 私〇〇は月収50万円になる |
お金の断言法の裏技
得たい金額が決まっている場合は、数字で書くと良いという話があります。
実際、断言法を行う際に、それまで漢字を混ぜた形で書いていたけど叶わなかったけど、数字のみで書くようにしたら、すぐに叶ったという方もいらっしゃいます。
具体的には、以下のような感じです。
- 漢字を混ぜて書く場合→私、○○は貯金が1億円になる。
- 数字のみで書く場合→私、○○は貯金が100,000,000円になる。
断言法の成果の共通点
上記でお伝えした文章例の共通点を、ここではお伝えさせて頂きます。
具体的な内容
全ての成果は、具体的な数字や内容を含んでいます。
例えば、「月収が10億円以上になる」、「希望する会社に就職する」、「欲しい車を手に入れる」などです。
断言法の見落としがちなポイントとして、願望を書く時にイメージしながら行うという物があります。
願望を具体的に書くことで、このイメージを行いやすくなるなどのメリットがあります。
また、潜在意識も具体的な文章の方が、働きやすいという特徴もあります。
肯定的な表現
全ての成果は、「私は〇〇である」という肯定的な表現で書かれています。
「私は〇〇したい」という願望ではなく、「私は〇〇である」という形で書くことは、とても大切なことです。
「私は〇〇したい」と書くと、ずっと「○○したい」という状態が続いてしまうからです。
ですから、断言法で願いごとを書く時には、決意表明、完了形、現在進行形のいずれかで書くことを心がけましょう。
感情を込めた書き込み
断言法を実践する際には、単に文字を書くだけでなく、叶った時の喜びや感謝の気持ちなど、感情を込めて書き込むとより効果が高いとされています。
実際に断言法で願いごとが叶った方の中でも、書いているとモチベーションが上がったなど、なんらかのポジティブな心の変化があったという方が多くいらっしゃいます。
ですが、一方で感情を込めずに淡々と書き続けて叶えたという方も多くいらっしゃいます。
よく、こういう願望を書いたり言葉にするときは、感情を込めた方がいいと言われますが、実は過剰ポテンシャルという状態になり、逆に叶わなくなるという考える方もいらっしゃいます。
ですから、無理に感情を持とうとするよりも、淡々と書き続ける方が安全であると考えられます。
また感情を持とうと頑張るのは、意外と負担になる物です。
このため感情を持とうと頑張っていると、断言法を続けるのが苦痛になり、やめてしまう原因になりかねません。
ですから感情を持つのが苦手であったり負担だという方は、淡々と書くことを目指しましょう。
断言法を実践する際のヒント
断言法を実践する際には、以下の点に注意すると効果的です。
- 毎日決まった時間に書き込む
- 1日15回以上書き込む
- 叶ったらどうなるかを具体的に想像する
- 諦めずに書き続ける
6ヶ月以内に叶う兆候が出なければ諦めると、アダムスは区切りを付けています。
断言法は、すぐに効果が出るものではありません。
しかし、諦めずに書き続けることで、潜在意識に働きかけ、願望を叶える可能性を高めることができます。