
言霊の中でも、ありがとうは特に有名なのでは?と思う。
確か小林正観さんが奇跡が起こると発表したのが、言霊としてのありがとうの始まりだったと記憶している。
その後、いろいろな方がありがとうの効用を口にするようになった。
ありがとうの言霊効果
ありがとうの言霊としての効果とされる内容は多岐にわたる。
病気の治りが早くなった、予想外の収入があった、人間関係がよくなったなど。
その効果は、全体的な運気が上がっていると評価される場合が多い。
特に有名な効果
ありがとうを唱えて経験する効果として最も有名なのが、バスタオル3枚をビショビショにするほど大量の涙が出るというもの。
涙は2万5千回唱えると出るらしい。
なお泣く時間は1時間~3時間ほどとされている。
私の経験
私が唱えた時にはそこまでの涙は出なかった。
私が唱えたときは、無性に泣きたくなったけど少しだけ涙が出ただけだった。
だからこの効果に関しては個人差があるのかもしれない。
2万5千回の後
2万5千回唱えて泣き終わった後、さらに唱えると心の底から感謝の念が湧いてくる。
で、5万回を唱える頃になると、いよいよお待ちかねの時間。
良いことが起こり始めるとされている。
さらに年齢×1万回、年齢×2万回、年齢×3万回を超えるとさらに起こることが凄くなるとか。
奇跡以外の効果
ありがとうと唱え続けていると、徐々にありがたい気持ちになってくる。
私の場合は2ヶ月間唱えると、ありがたいと感じて良い物に気付けるようになった。
この時点では、自動的にありがたいと感じるまでには至らない。
そしてありがたいと感じた物に感謝の気持ちを向けるようにしていたら、3ヶ月目を迎える前に常にありがたいと感じるようになった。
でも強烈な感謝の気持ちではなく、やんわりとした感じの気持ちだった。
ありがとうの注意点
ありがとうの奇跡を期待するのなら、唱えている期間はネガティブな言葉を口にしてはいけない。
不平不満、愚痴、悪口、泣き言などを口にすると、それまで積み重ねたありがとうがリセットされて0になる。
でも、「今のナシ、ナシ! 今のは間違いです!」と10秒以内に否定をすれば無かったことにできるらしい。
よくある勘違い
ネガティブな言葉を口にしてはいけないというのは、ありがとうの奇跡が起こらなくなるから。
だからありがとうを唱えることに求めているのが、感謝の気持ちに満ち溢れるなど奇跡以外の部分であればネガティブなことを言って10秒以内に否定する必要はない。
でも勘違いしてはいけないのが、奇跡以外を求めている場合でもネガティブな言葉を口にするのは、その効果を大きく損なうということ。
すなわちネガティブなことを口にすると、奇跡を生む効果は0になり、奇跡以外の効果は大幅なマイナスになるというわけ。
だから奇跡を期待しない場合でもネガティブなことは口にしないように心がけたほうがいいのは確か。
ありがとうの私の経験
私もありがとうを言霊として3ヶ月間唱えたことがある。
ネガティブなことを口にしないだけでなく、ネガティブなことを考えていることに気づいたらすぐに頭を切り替えるということも実践した。
その結果、バスタオルを濡らす程ではないけど泣きたくなった。
更に唱えていると、今度は感謝してもいいものに気付けるようになったのを覚えている。
この時点では感謝しようと思わなければ感謝できなかった。
でも、そこから更に唱えたら今度は自動的に感謝できるようになった。
そして3ヶ月がたった頃、感謝の気持ちを常に感じているようになっていた。
この感謝の気持ちを常に感じるようになるのは、潜在意識にありがとうの言葉が大量に染み込んだからだと言われている。
だから、かなり良い方向に進んでいたと言えるけど私は唱えるのをやめてしまった。
その理由は車同士で衝突してしまったから。
相手と私の車は軽くへこんだ程度だったけど、初めての衝突だったのでものすごく落ち込んだ。
トラブルがあった当初は、これは好転反応か神様の試験なんだと自分に言い聞かせていたけど、やはり辛すぎて唱え続けることが出来なくなってしまう。
こうして、私はありがとうを唱えなくなったわけだ。
トラブルが原因で言霊をやめる人が多い
ありがとうだけでなく、他の言霊でもこういったトラブルで唱えるのをやめてしまったという話は多い。
もしも、あのときありがとうを唱えていたらどうなっていただろう?
そう考えてしまう時もある。
ありがとうの奇跡が起こったかは分からないけど、もっと強い感謝の気持ちを常に感じていただろうから人生観が大きく変わっていたのは確かだと思う。
あの時の気持ちを考えれば仕方なかったと思えるけど、少しもったいなかったな~とは感じる。
アナタは、こういった失敗をなさらないことを祈っている。
おわりに
今回は、ありがとうという言霊についてお伝えした。
ありがとうの奇跡については、ネガティブなことを口にしてはいけないというのが恐ろしくハードルが高い。
このため多くの方が失敗している。
でも、ありがとうを唱え続けると奇跡とは別に感謝の気持ちがあふれてくるという効果もある。
こちらについては、ネガティブなことを口にしても少しマイナスになるだけで0になることはない。
この点を考慮すると、ありがとうの奇跡を経験できる可能性を高めることができる。
具体的には、最初は奇跡を狙うのではなく感謝の気持ちに溢れるようになることを選ぶ。
するとネガティブな想いを抱くことが減るので、とうぜんネガティブなことを口にする可能性も減る。
よってありがとうの奇跡を経験しやすくなるというわけ。