夢日記とは?初心者もできる効果的な書き方

夢日記は、名前の通り夢をノートに書くことを続けるという方法です。

 

この夢日記は、自分の気付いていない側面に気付いたり、能力開発の助けになるなど、様々な効果があるとされています。

スポンサーリンク

夢日記とは?

夢日記は、夜に見た夢の詳細を書き留めることで、自分自身の内面と向き合うことができます。

 

夢は、私たちの意識下で起こっているプロセスの反映であり、しばしば私たちが無意識のうちに抱えている願望や恐れ、感情を象徴しています。

 

夢日記をつけることで、これらの潜在的なメッセージを解読し、自己認識を高めることができるのです。

 

また、夢日記をつけることは、日々の忙しさに追われる中で見落としがちな、自分自身の内面の声に耳を傾ける機会を提供します。

 

そうして得た情報は、見落としていた失敗の原因や、逆にチャンスを見つけることに繋がることも。

夢日記の効果

夢日記は、願望実現方法というよりも、自己開発のメソッドという側面が強いメソッドです。

潜在意識の扉を開く、創造性の向上、問題解決能力、自己理解を飛躍的に高めるなど、7つの効果を期待できますよ。

自分の本心を知る

夢は、普段意識できない潜在意識からのメッセージと言われています。

記録した夢日記の内容(登場した物や人物、ストーリー)を参考に、インターネットなどで検索してみて下さい。

自分の意外な本心が分かるかもしれません。

また夢を書き続け、後で読み返すという行為を繰り返すことは、自分の考え方の傾向などを知ることに繋がります。

このため自分の性格や考え方の傾向を知る自己分析に繋がるとも言われていますよ。

それと自分の人生を良くするのを妨げている、恐れやトラウマを知るキッカケになることもあります。

アイデアを出す

夢は、常識にとらわれない内容であることが多くあります。

夢日記を読み返すことで、斬新なアイデアや独創的な表現方法が閃いたり、創作活動のヒントを得ることができるかもしれません。

多くの芸術家や作家が、夢からインスピレーションを得て作品を生み出してきたことは有名な話です。

問題解決

夢は、私たちが抱えている問題や課題に対するヒントを与えてくれることがあります。

これは書いた夢日記を読みながら問題解決のヒントを得ようと考えることで、これまでとは違う別の視点を取り入れられるからです。

ですが夢そのものが問題解決の役に立つこともありますが、夢日記を書き続けることで、直感が冴えてきます。

夢そのものよりも、この直感が、問題解決の役に立つ場合が多くあります。

脳のパワーアップ

夢日記をつける習慣は、記憶力と集中力を高める効果も期待できます。

夢を思い出し、書き出すことで、脳の海馬と呼ばれる記憶をつかさどる部位が活性化されていきます。

また、夢の内容を分析することで、集中力と持続力を養うことができます。

明晰夢で遊べる

夢日記をつけ続けることで、明晰夢と呼ばれる、自分が夢を見ていることを自覚した状態で夢を見られるようになる可能性があります。

明晰夢の中では、自由な行動が可能となり、夢を操ったり、現実世界では体験できないようなことをシミュレーションしたりすることができます。

この明晰夢は、ストレス発散になったり、自信を持つきっかけになるとも言われています。

コミュニケーション能力の向上

夢を言葉で表現することは、創造性とコミュニケーション能力を高めるのに役立ちます。

夢日記をつけることで、自分の考えや感情をより明確に表現できるようになり、文章力や語彙力も向上します。

夢日記の書き方

夢日記は、自己理解や創造性の向上に役立つツールです。

 

以下に、夢日記をつける際の具体的なステップとその効果を詳しく説明します。

 

  1. ノートと筆記用具の用意する
    夢から覚めた瞬間にすぐに記録できるよう、専用のノートと筆記用具を用意しましょう。
    スマートフォンのメモアプリでも構いません。
  2. 眠りから目が覚めた直後に記録する
    眠りから目が覚めたら、できるだけ早く夢をノートに書きましょう。
    感情、色、音、人物、場所など、覚えている限りの情報を手当たりしだい書き留くことが大切です。
    乱雑になっても良いので、とにかく思い出せる限り夢の内容を書くことが大切になります。

 

夢日記を書くのは、上記の2ステップで終了です。

 

後は、夢日記を定期的に読み返すという工程がある程度ですよ。

 

夢日記のちょっとしたコツ

  1. 形式は自由
    夢日記の形式は自由です。
    文章で書くのも良し、絵や図を使って表現するのも良しです。
    自分に合った方法で記録しましょう。

    • 文章で書く
    • 絵や図を使って表現する
    • 写真や動画を貼り付ける
    • マインドマップを作成する
  2. 毎日記録する
    夢日記を続けるためには、毎日記録することが重要となります。
    最初は続けるのが大変かもしれません。
    ですが習慣化することで夢を覚えておく能力が向上しいきます。
  3. 夢を思い出すために
    目を閉じて、夢のシーンを思い浮かべる。
    目を閉じ、夢の内容を声に出しながら書く。
  4. とにかく早く書く
    夢は時間が経つと忘れてしまいます。
     このため寝起き後は早く書くことが大切になります。
  5. 書くスピードを早く
    ゆっくりとしたスピードだと理性が働いて夢を思い出せなくなります。
    書く手を素早く書いて、理性が追い付けないスピードで書きましょう。
  6. 見た夢と違っていても気にしない
    書いた内容が、見た夢と違っていても問題ありません。
    書くことを続けていれば、徐々に思い出す内容の正確さが上がっていきます。

 

夢日記の書き方を少し詳しく

ここでは、夢日記の書き方を少し詳しくお伝えさせて頂きます。

  1. 寝る前
    ●専用のノートと筆記用具を枕元に用意しておく。
      夢から覚めた時にすぐに記録できるように、ベッドの近くに置いておくと便利。
      スマートフォンアプリやオンラインサービスを利用するのも良い。
       後で検索や分析が容易になります。
  2. 寝起き
      ●夢から覚めたらすぐに夢を書きます。
       思い出す夢の内容をできるだけ詳細に記録します。
       乱雑になっても構いません。
       思い出せる限りとにかく素早く書くのがコツです。
       書く内容例
        五感で感じたこと(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)
         感情 人物 場所 ストーリー展開 その他印象的な要素
      ●すぐに記録できない場合
       メモ帳やボイスレコーダーを使う
        ただし、後で詳細に書き出しましょう。

 

おわりに

今回は、夢日記についてお伝えしました。

 

夢日記の書き方は簡単で、寝起きに夢の内容をどんな形でも良いので書くだけです。

 

後は定期的に読み返すという工程もありますが、まずは毎日書くことを目指しましょう。

 

最初のうちは、あまり夢の内容を思い出せないと思います。

 

ひょっとすると、夢に出てきた物を1つや2つ思い出せる程度かもしれません。

 

ですが書き続けていくうちに、少しずつ思い出せる量が増えていくはずです。

 

気楽に、長い視点で夢日記を書くことは続けていくことが大切なのです。

スポンサーリンク
おすすめの記事