
願いがなかなか叶わない、引き寄せの法則を試しても変化がないそんな悩みを抱えている方におすすめなのが、引き寄せノートの活用です。
中でも話題の“55回書く方法”は、シンプルながら潜在意識に強く働きかける力があると注目されています。
ただ、やり方や効果についての疑問も多いのが現実です。
今回の記事では、正しい実践方法からコツ、他の方法までわかりやすくご紹介させて頂きます。
はじめに
日常に不安や不満を抱え、このままじゃダメだと思っていませんか?
そんな中、ネットやSNSで見かけた“願いを引き寄せるノート”の存在に心が動いた方も多いはずです。
中でも話題になっているのが、願い事を55回書く方法です。
短期間で理想を手に入れたいという焦りと期待が入り混じる気持ち。
今回の記事では、なぜ55回書くのか、どんな効果があるのか、そのやり方やコツをわかりやすくお伝えしていきます。
引き寄せノートに願いごとを55回書く事の意味
願いをノートに書くという行為自体はよく知られていますが、55回も?と思った方もいるかもしれません。
ですが、この数字には、実は深い意味があります。
55という数字は、スピリチュアルな世界では変化や加速を意味するエンジェルナンバーとして知られています。
555は、宇宙からのメッセージで新しい展開が近づいていることを示すとされています。
そのため、この55回という回数は、ただの気休めではなく、潜在意識と波動を一致させ、現実を動かすパワーを引き出す意図があるのです。
55回の意味と根拠
人間の思考は、繰り返すことで潜在意識に深く浸透します。
自己暗示の技法でも、繰り返しが鍵とされています。
55回というのは、思考と感情を一致させるのにちょうど良い回数とされ、過去の実践者の体験談でも途中から願いがすでに叶ったように感じたという声が多くあります。
これは、イメージングやアファメーションの効果と同じで、意識が変わることで現実も変化していくという仕組みです。
引き寄せノートに願いごとを55回書く実践方法
引き寄せの法則をうまく活用するには、方法を知っておくことが重要になります。
ここからは、実際にどうやって55回書いていくのか、何を準備すればいいのかを紹介していきます。
用意する物
まず必要なのは、気に入ったノートと書きやすいペンです。
手帳やルーズリーフよりも、1冊専用で使えるノートが良いとされています。
紙質がしっかりしていて、書いていて心地よいものが望ましいです。
五感の心地よさは、潜在意識へのアクセスに影響するといわれています。
書くときは静かな環境で、スマホの通知を切って集中できるようにしましょう。
好きな音楽やアロマを使うのもおすすめです。
実際の書き方(ノートを開いて実際に願いごとを55回書いていく流れ)
ノートを開いたら、まず日付を書きます。
そして、願い事を現在形で書き始めます。
〜になりたいではなく、〜になっていると書くのがポイントです。
たとえば私は毎月30万円の副収入を得ていますといったように、すでに叶っている形で表現します。
これを1行ごとに、計55回書いていきます。
途中で飽きてしまっても、手を止めずに一気に書ききることが大切になります。
書き終わったら、深呼吸をして、自分によくやったと声をかけてください。
願い事の書き方と例文
願い事は、具体的かつポジティブな表現を心がけます。
たとえばお金が欲しいではなく、私は自由に使える月収50万円を得ていますと書きます。
抽象的な願いは潜在意識に届きにくいため、状況や金額、気持ちをできるだけ明確にしましょう。
例文としては、 私は理想のパートナーと穏やかな毎日を過ごしています。私は理想の仕事について毎日やりがいを感じていますなど、感情まで含めるとより効果的です。
書く際の注意点
注意したいことは3つあります。
ただし、3つ目のネガティブな言葉は使わない以外は、絶対厳守ではありません。可能であれば意識する程度でも大丈夫です。
- 1つ目は、書く時間帯です。朝か夜の静かな時間が集中しやすいです。
- 2つ目は、願い事の内容を毎回変えないことです。同じ言葉を55回書くことで、潜在意識に届きやすくなります。
- 3つ目は、ネガティブな言葉を使わないこと。〜したくないではなく、〜していると前向きに書くようにします。
また、誰かを傷つけたり、強制したりするような願いは避けてください。潜在意識は他人と自分の区別がつかないので、他人の不幸を願うと自分の不幸として叶ってしまうことがあるからです。
文章作りに潜在意識に届きやすいアファーメーションの活用
アファメーションとは、自分自身に対して行う前向きな言葉がけのことです。
この方法を取り入れることで、願い事がより潜在意識に届きやすくなります。
たとえば私は幸せになる価値がある、私には素晴らしい未来が待っているといった言葉は、自己肯定感を高める効果もあります。
55回の願い事を書くときにも、こうした要素を取り入れることで、よりポジティブな気持ちで書き続けることができます。
アファメーションを考える時の心理学的なポイント
アファメーションを作るときは、感情を込めることが重要になります。
○○できるよりも○○していると、すでに叶った形で書くことで、脳がそれを現実と錯覚しやすくなります。
心理学では、繰り返しと具体性が潜在意識に作用しやすいとされています。
また、書きながらうれしい、楽しいという感情を想像すると、波動が上がり、現実化のスピードも変わってくるでしょう。
55回書く引き寄せノートと併用したいこと
願いを現実に変えるためには、ノートに書くだけでは足りないこともあります。
なぜなら、心の奥底にある思い込みや不安が、引き寄せを妨げてしまうことがあるからです。
ここでは、引き寄せノートと組み合わせることで効果を高める2つの方法をご紹介させて頂きます。
無意識のブロックを外し、よりクリアな心で願いに向き合えるようになるでしょう。
ブロック解除を併用
引き寄せの法則では、心の深い部分にある信じ込みが現実をつくるとされています。
いくら願いを紙に書いても、どうせムリと思っていれば、叶うものも叶いません。
そこで必要なのが、心のブロックを外すことです。
これは、願望実現に向けての大きな一歩となります。
ブロック解除とは?
ブロック解除とは、心の奥にある否定的な信念や、過去の体験によって作られた思い込みを手放すことです。
たとえばお金は苦労しないと得られない、私は愛されない存在だといった無意識のセルフトークが、引き寄せを妨げる要因になります。
これらは、気づかないうちに潜在意識に根付き、現実の選択に影響を与えています。
解除することで、波動が変わり、理想の現実が近づいてきます。
引き寄せノートとの併用方法
ノートに願いを書いているとき、こんなこと本当に叶うのかなと疑いや不安がよぎることがあります。
これはブロックが発動しているサインです。
そのときは、感情に注目してみてください。
モヤモヤする、イライラすると感じたら、紙にその感情を正直に書き出してみます。
たとえば本当は自分が成功するのが怖い、失敗したら恥ずかしいといったように、ネガティブな思いを可視化します。
そしてそれをでも、今はその思いを手放しますと言って破ったり、感謝の気持ちと一緒に心から送り出します。
これだけでも、引き寄せの流れが変わってくるはずです。
瞑想を併用
願いを書いたあと、ふとした時に不安が出てきたり、やっぱり叶わないかもと思う瞬間があります。
そうした雑念は、引き寄せの力を弱めてしまいます。
そこでおすすめなのが瞑想です。
心を整えることで、波動が安定し、願いとのつながりが強くなっていきます。
瞑想は、何も難しいものではありません。
静かな場所で目を閉じ、ゆっくり呼吸するだけで大丈夫です。
1日5分からでも、効果は出始めます。
瞑想を続けていると、自分の内面と向き合う力が育ち、ネガティブな感情が外に出にくくなってきます。
嫌な出来事があっても、すぐに気持ちを切り替えられるようになります。
結果的に、願望実現までの流れがスムーズになります。
アファメーションや引き寄せの実践とあわせて、瞑想の時間を日常に取り入れることで、内なる宇宙とのつながりが深まっていくでしょう。
他の引き寄せノートの方法
願いを55回書くのが自分には向いていないかも…と感じる方もいるかもしれません。
引き寄せのノートには、さまざまなやり方があります。
無理に同じ方法を続ける必要はありません。
自分に合った方法を見つけることで、継続もしやすくなり、願望実現への流れも自然に整っていきます。
ここでは、ネットや実際の体験談で紹介されている他の実践法をいくつかご紹介させて頂きます。
複数の引き寄せのノートの実践方法の箇条書き
引き寄せノートは自由な発想で使っていいものです。
ここで紹介する方法はどれも潜在意識に願いを届けることを目的としています。
継続しやすい形で、楽しみながら書いてみてください。
- 3つの願いを書く方法:朝・昼・夜に1つずつ、1日3回願いを書く。短時間でできて習慣化しやすい
- 未来日記法:、もう叶っている前提で未来の出来事のように書く。〜になって嬉しい!と感情を込めるのがポイント
- 感謝ノート法:叶ったつもりで○○を引き寄せられてありがとうございますと書き続ける。感謝の波動が現実を動かしやすくなる
- 寝る前アファメーション記録法:寝る直前にポジティブな言葉や願いを書いてから眠る。潜在意識に届きやすい時間を活用
- イメージングと組み合わせる法:願いを書く前に、軽く目を閉じて叶った場面を想像する。そのあとにノートに記述する
- ドリームマップ方式:文字だけでなく、写真やイラストを使って視覚化するノート。雑誌の切り抜きやシールなどで装飾してもOK
- タイムカプセルノート:半年後や1年後の未来に向けて、自分への手紙を書く形で願いを書く。一定期間後に読み返すスタイル
自分の性格や生活スタイルに合ったものを選んでみてください。
どの方法にも共通するのは、自分が本当に望んでいることに素直になることです。
引き寄せの法則は、やり方よりも、そこに込める想いや波動が大切だとされています。
まとめ
引き寄せノートを使って願いを叶えたいと願う人は多いですが、本当に叶うの?、やり方が合っているか不安といった悩みもよく聞かれます。
今回の記事では、そんな不安を解消し、願望実現へと一歩進むためのヒントを丁寧にお届けしました。
願いを55回書くというシンプルな方法にも、潜在意識への働きかけやアファメーションの活用など、心理的な根拠があります。
加えて、ブロック解除や瞑想を取り入れることで、より深いレベルで願望を実現しやすくなります。
また、無理なく続けられるよう、自分に合ったノート術を見つけることも大切になります。
ノートに書くことが楽しみになるような方法で、軽やかに理想の未来へ近づいていきましょう。