ずらし旅という言葉をJRのTVCMなどで聞くようになった。
大企業のJRが広めようとしているということもあり、ときおりニュース番組の中でも聞く。
では、ずらし旅とはどのような物なのかというと……色々とずらす旅行。
具体的には、移動方法や旅行先で周る場所などを少しだけずらすというもの。
TVなんかで新しい発想のような扱いをされているけど、実際は古くから旅行に慣れた人が心がけてきた内容だと気付く人も多いと思う。
今回は、そんなずらし旅とは何かについてお伝えする記事。
ずらし旅とコロナ
ずらし旅という言葉は、JRが広めようとしている言葉。
JRはコロナ騒動で、かなりの打撃を受けていると言われている。
電車を利用する人が激減し、走らせる電車を減らすなどの措置が必要なところもあったとか……。
さらに言えば、電車を避けるようになり多くの人が「別に電車を使わなくても生活ができる」と気付いてしまった。
仕事に関しても、出社しなくてもテレワークでなんとかなることを会社自身も気付いてしまった。
だから、コロナ騒動が終わったあとも電車を利用する人が元に戻らないことが考えられる。
このためコロナ騒動の最中だけでなく、終息した後のことも考えてずらし旅を広めているのかもしれない。
ずらし旅のメリット
ずらし旅のメリットをあげるのなら、現状だと真っ先にコロナに対するメリットをあげる必要がある。
なぜなら、ずらし旅を選ぶことで密閉、密集、密室の三密を避けることができるから。
三密は、多くの人が1箇所に集まることで起こる。
一方で、ずらし旅は人が少ない時期・場所・時間帯を選ぶなど他と違う行動や考えをすることが基本。
よって自然と人混みを避けることができる。
でも、他にもずらし旅には色々とメリットがある。
それは以下の3つのメリット。
コロナ以外のメリット1:空いている
ずらし旅は、人が密になる場所や時間を避ける。
だから人混みに飲まれて疲れ果てるような事態は滅多に起こらない。
コロナ以外のメリット2:安い
ずらし旅は、人が少ないタイミングを狙って旅行をすることになる。
例えば平日などに旅行に行くように調節すれば、かなり滞在費用を抑えることも可能。
具体的には平日料金という形で、宿泊施設、飲食店、観光地は安くする傾向にある。
コロナ以外のメリット3:少し違う経験
ずらし旅は、タイミングをずらすのが基本。
例えば他の人よりも早く移動を開始するなどする。
すると通常の時間帯では見ることのできない、観光地の準備などを見ることもできる。
ずらし旅のデメリット
ずらし旅には、問題点もある。
それは、ずらし旅は他の人と違う発想で旅行プランを組まなければならないという点。
他の人と違う発想をするのは、実際にしてみると中々難しい。
たいがい他の人と発想がかぶってしまう。
そのデメリットを避けるには、一番は自分の頭で考えるのを後回しにすることが大切。
代わりに、まずはネットで検索して他の方の経験なんかの情報を集めることを徹底的に行う。
そしてある程度の情報が集まってから、旅行プランを考えるようにするといい。
おわりに
ずらし旅という言葉そのものは最近作られたもの。
でも、その内容は古くから旅行に慣れた人が実践してきたものと大差はない。
だから旅行のコツなんかをネットで調べれば、具体的なずらし旅のヒントも手に入ることが多い。
また、ずらし旅という言葉がもっと一般に浸透すれば、具体的な事例などをブログにあげる人も増えるはず。
そのようになれば、かなりずらし旅を行いやすくなるハズ。
だから、ずらし旅がいまいちよく分からないという方は、ネット上にずらし旅の具体例が増えるのを待ってみるのも手かもしれない。