引き寄せの法則の基本は、目の前の現実は自分の思考が作り出したものだという考えに基づいている。

この引き寄せの法則で特に重要とされる存在がエイブラハム。

エイブラハムは引き寄せの法則に関して様々なことを語っており、その中に68秒に関する話がある。

この68秒というのは、68秒の間思考を続けたことは現実になるというもの。

今回は、エイブラハムの68秒に関する話をお伝えする。

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エイブラハムとは何者?

エイブラハムとは宇宙の集合意識だから宇宙人ともいえる。

エスター・ヒックスという方がチャネリングをしてエイブラハムとつながり、そのエイブラハムの言葉を夫であるジェリー・ヒックスさんが文字として残している。

これらの言葉は、書籍として日本でも市販されている。

またDVDも販売されているので興味のある方は探してみてもいいかもしれない。

エイブラハムの引き寄せと68秒

エイブラハムの引き寄せの法則に関する言葉で有名な言葉に68秒の話がある。

この話を理解するには、68秒の前に17秒の話を知る必要がある。

17秒の話

エイブラハムは17秒間願い事を考え続けると波動に変化が生じるとしている。

この17秒の思考による波動の変化が引き寄せの法則のスタート地点。

17秒でどのような変化が起こるのか?

17秒で起こるのは物質的な引き寄せではない。

似た思考が引き寄せられてくる。

ただし最初の17秒の思考よりも強いエネルギーを持っている。

このまま更に同じ思考をしていると更に強い思考を引き寄せる。

そして17秒を4回繰り返した68秒になったとき、ついに思考は現実化に必要なエネルギーをもったものになる。

これがエイブラハムの語る68秒。

17秒の価値

この引き寄せの法則の始まりとなる17秒。

その価値は2000時間の行動を続けたのに匹敵するとしている。

68秒の価値

68秒は17秒の4倍。

だから8000時間分の行動をしたのに匹敵……どころの騒ぎではない。

先に書いた文章のように、17秒の思考ごとにより大きなエネルギーを持った思考を引き寄せることになる。

このため数万時間の行動をしたのに匹敵する可能性がある。

17秒の注意点

17秒はポジティブな思考だけでなく、ネガティブな思考にも当てはまる。

心当たりのある人も多いと思うけど、嫌なことを考え始めると数秒後にはよりいっそう嫌なことを考え始めてしまう。

これも17秒の思考による引き寄せ。

とうぜん68秒間いやなことを考え続けると……。

そもそも人間の脳はポジティブな思考よりもネガティブな思考を行いやすい仕組みをしている。

だから気を付けないと簡単にネガティブな引き寄せを始めてしまうので注意をしたい。

ネガティブな思考への対処方法

ネガティブな思考は、いわゆるブロック解除メソッドと呼ばれるものを使って対処していくのが良い。

有名なのは、セドナメソッド、EFT、ホ・オポノポノの3つだと思う。

この辺りは詳しいやり方が検索すればいくらか出てくるのでそちらを参考にして頂きたい。

ネガティブな思考は本心を知るヒント

ネガティブな思考は、欠乏感や不満から発生することが多い。

だからネガティブな思考が発生した場合は、なにが原因で起こっているのかを考えてみると自分が本当に欲しいものを見つけられることも多い。

エイブラハムの68 秒|思考内容

68秒の思考。

これは願いが叶った後の感情を味わうことが大切となる。

願いが叶った後の感情を味わっているときというのは、願いが叶った後の波動が出ている状態。

感情ではなく波動が引き寄せの法則を働かせることになる。

ただ願いが叶った後の感情を味わうのは難しい。

それ以前に、願いが叶った後にどんな感情が出るのかを想像することすら難しい。

だからこの感情を味わうためには訓練が必要となる。

とはいえ暇さえあれば行うという感じで何度も丁寧に繰り返していれば、やがては感情を味わうことができるようになってくる。

○○したらいいよねを組み合わせてみる

エイブラハムの教えに○○したらいいよね。という形に願い事をすると波動が高まるというものがある。

例えば、簡単に楽しいことが引き寄せられたらいいよね。バーゲンで(欲しかった物の名前)が買えたらいいよね。臨時収入があったらいいよね。など。

実際に口にしてみると分かるけど、願い事の印象がかなり軽くなる。

だから願うときに緊張してしまう人は特に合っているんじゃないかな~と思う。

興味のある方は、68秒間願うときに試してみよう。

68秒の間に感情を得るために

68秒の間に感情を得るには、催眠やイメージワークを利用するのが楽かもしれない。

ただ一部の人は始めてすぐに感情を味わえるけど、大半の人は感情を味わえるようになるまでに時間がかかる。

この辺りは、ひたすら訓練として催眠やイメージワークを利用し続ける覚悟が必要となる。

早めに感情を得たいのなら、深くリラックスしてワークを行うことが大切。

リラックスすると感情を得るのがすごく楽になる。

感情を早めに得るささやかなコツ

願いが叶った後の感情を早く味わいたいのなら、催眠やイメージワークと並行して日常の訓練を行うことをお勧めする。

やってもらいたい訓練は、自分の感情に敏感になる訓練。

特に気持ちいいという感情に注目して訓練をしてほしい。

気持ちいいという感情は、他の感情とは違い精神的なだけでなく肉体的なものでもある。

このため他の感情よりも味わいやすい。

やって頂きたい訓練なんだけど、それは日常の中でポジティブな感情が生じたときにそれを味わうというもの。

例えば、暑い日にクーラーのきいたスーパーに入ったとする。このとき気持ちいいと感じるはず。そうしたら気持ちいいという感情を17秒ほど目をつむって味わってほしい。

このとき不審者と思われないように、壁に貼られた広告なんかを読んでいるフリをするといいかもしれない。

さらに慣れてきたら、17秒が経った後に感情を0.1倍ほど強めてみると更にいい。

この感情を味わう訓練は家の中でも行える。

寒い日に温かなコタツに入った瞬間、寒い日に湯船に浸かった瞬間、暑い日に冷たい飲み物を口にした瞬間、朝の陽光を浴びた瞬間など他にも気持ちいいと感じる瞬間というのは意外と多くある。

それら全てが訓練の時間となる。

感情を味わう訓練を始めたら組み合わせてみよう

先に述べた68秒間思考をし続けると引き寄せの法則により現実化が生じるという話。

日常で感情を味わう訓練を始めると、68秒間立つ前に感情が出てくるようになる。

でも更に良いのは、思考することを始める前に感情を思い出すこと。

気持ちいいという感情(他のポジティブな感情でもよい)を思い出してから思考を始めると、脳がポジティブな思考をしやすい状態になる。

この状態で68秒間の思考を始めると、願いが叶った後の感情を得やすい。

68秒の思考はたくさんしよう

68秒の思考を実践する場合、たくさんの願いをバンバンやっていくのがいいとされている。

たくさんの願いを出すことで、偶然うまくいく時がある。

それが自信に繋がり、より引き寄せの法則を上手に使うきっかけになる。

でもそれだけでなく、願い事への執着心を小さくできるという利点もある。

執着心というのは、持っていない、失うかもしれない、こういった気持から生まれるのでネガティブな感情を生じさせてしまう。

だから執着心を減らすことはとても大切なことであると言える。

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