財布は金運アップと密接に関連したアイテムとして有名。
この財布なんだけど、金運や財運のアップを狙うのなら買う日と使う日が大切だとされている。
ではどちらの方が大切なのかというと、どちらも大切だとよく言われる。
さらに言えば、財布を使い始めるのなら寝かせることも大切だという話も。
よって財布を吉日に買う→寝かせる→次の吉日に使い始めるという3段階を、金運や財運のアップを狙う場合には考えよう。
財布を買う→寝かせる→使い始める
財布を使う前に寝かせるという工程を経ることで、寝かせているときに財布が中に入れていた金額を覚えるとされている。
注目したいのが、財布を寝かせるのは最低でも9日間とされている点。
(もちろん9日間以上寝かしてもいい)
仮に買う日が吉日に合わせたとしても、9日間も寝かせれば次の吉日までスグということが多い。
だから新しい財布をスグに使いたいという気持ちを抑え、財布を寝かせる期間を入れるのであれば買う日と使う日の両方を吉日に合わせることも可能ということになる。
この財布を寝かせる工程に関しては、この記事でも軽くお伝えするけど詳しくは以下の記事を参照にして頂きたい。
財布を買う日や使う日でオススメの吉日
財布を買うにしても使い始めるにしても、吉日に合わせるとよいと昔からされてきた。
では具体的にはオススメの吉日はというと、代表的なものをまとめると以下のような感じになる。
※以下の( )内に読み方を書いてあるけど、他の読み方もある。
- 天赦日(てんしゃび)
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 寅の日(とらのひ)
- 巳の日(みのひ)
- 己巳の日(つちのとみのひ)
- 甲子の日(きのえねのひ)
上記には入れていないけど、大安の日も新しい物を使い始めるのに良い日として有名。
でも上記のような吉日の方が財布を新しく買ったり使い始めるのに向いていると仰る方も多い。
もっと財布に合った吉日
財布を買うにしても使い始めるにしても、吉日から使いたい。
その吉日は上記のような日がオススメだけど、もっと良いとされる日がある。
もっと良い日とは、2種類以上の吉日が重なる日。
特に天赦日と一粒万倍日が重なった日は特に良い日だとされている。また上記に挙げた他の吉日同士が重なるのも良い日。
もちろん大安が上記のような吉日と重なる日も財布の使い初めに良い日だとされている。
凶日に注意
財布を買うのにも使い始めるのにも良いとされる吉日。
でもこの吉日が凶日と重なる日がある。
特に不成就日には注意。
不成就日というのは、なにをするにしてもうまくいかないとされる日。
最強の吉日と評価なさる方も多い天赦日すら不成就日と重なると打ち消されるとされている。
だから不成就日はどんな吉日であろうともダメにする考えた方がいい。
また六曜の仏滅も可能であれば避けたい。
ただ天赦日などの吉日の方が優先されるという話があったりもする。
そもそも成り立ちに違いがあるので、どちらを優先するのかという話になってしまう。
だから仏滅に関しては、なるべく避けた方がいいけど気にし過ぎない方がいい程度に思っておきたい
吉日の成り立ちについて
大安や仏滅などは六曜に由来し、天赦日や不成就日などは暦注に由来する。
六曜と暦注はそもそもの成り立ちが違うので、どちらの方が上か下かを決めるのが不可能に近い。
だから人によって、暦注が由来の吉日(天赦日など)と六曜が由来の凶日(仏滅)が重なった日などの過ごし方については判断が正反対になることが多い。
このため暦注と六曜のどちらを優先するのかを予め決めておかないと、いつまで経っても財布を使い始めることができなくなるので注意をしよう。
買う日と使う日に向いている吉日
財布を買う日と使い始める日。
吉日ごとに、どちらに向いているのか違いがある。
とはいえこだわり過ぎると、使うタイミングを逃してしまう。
それに”どちらかと言うとコチラに向いている”といった程度の場合も多い。
だから、どちらに向いているのかはこだわりすぎないようにしよう。
- 天赦日(てんしゃにち)
- 甲子の日(きのえねのひ)
- 巳の日
- 己巳の日
- 一粒万倍日
- 寅の日
時間にもこだわりたい
財布を使い始めるのなら、時間にも注意をしたい。
時間についても、出来ればこだわりたい程度。
だから神経質になりすぎないようにしよう。
使い始めるのにオススメなのは、詳細は省くけど陰陽五行説でお金に関連するとされる金の属性にあたる時間帯の15時~19時。
逆に使い始めるのを避けたいのが、金運を燃やすとされる火の時間帯である9時~13時。
吉日の説明
ここでは財布を購入したり使い始めるのに良いとされる吉日について少し詳しくお伝えする。
これらの吉日の多くは、財布関連以外の運気にも良いとされることが多いので興味のある方は詳しく調べてみるのも良いかもしれない。
天赦日
最上の吉日だとされている。
神様が天に昇り、全ての行いを許す日。
なにを始めるにしても良く、財布の新調や使いはじめだけでなく、入籍、結婚、開店など色々なことと相性が良い。
ただ1年間で5~6日しか存在しない。
一粒万倍日
一粒万倍日に行ったことは、良いことも悪いことも何倍にもなって返ってくるとされている。
籾(もみ)を一粒でも撒けば、稲穂となり万倍にもなるという意味合いをもつ。
だから増やしたいことに関連したことを始めるのに良い日。
財布の購入や使い始め、宝くじの購入、なにかの勉強を始めるなどによい。
また他の吉日と重なると、その吉日の力が増すともされている。
このため天赦日と重なると、すごい吉日になるとも。
寅の日
寅(虎)は、千里を駆けて千里を戻ってくる動物だとされていた。また寅の模様は金運や財運の象徴でもあるとされている。
こういった理由から、寅の日に使ったお金は戻ってくるとされている。
とうぜん寅の日は財布を買うよりも財布を使い始める方が向いていると仰る方が多い。
財布の使い始め以外にも、寅の日の宝くじの購入、銀行口座の開設なども金運アップに良いとされている。
12日間の周期でやってくるので、財布を使い始めるのに予定を組みやすい日でもある。
巳の日
巳の日は、お金に関する吉日として有名。
この巳とは蛇のこと。そして蛇は七福神の弁才天様の使いとされている。
弁才天様は、金運、財運だけでなく芸事の才能に関係した神様。
お金全般の運気アップに関連しているので、巳の日は財布を購入するのにも使い始めるのにも良い日だけど、やや買う日に向いている吉日。
もちろん芸事の勉強を始めるのにもよいとされている。
さらに12日に1度のペースで巡ってくるので、財布の使い始めなどの予定も立てやすい。
巳の日のバージョンアップ版である、己巳の日(つちのとみのひ)と呼ばれる吉日が存在する。
金運アップ効果などが、通常の巳の日よりも高い。
こちらは60日に1度のペースで巡ってくる。
甲子の日(きのえねのひ)
七福神の一柱である大黒天様と縁のある日。
大黒天様は、大きな袋を背負い右手に内出の小槌を持った神様で五穀豊穣や商売繁盛のご利益があるとされている。
60日間に1度のペースで巡ってくる吉日。
長く続けたいことは甲子の日から始めるとよいともされている。
大安(たいあん)
大安は、何かを買ったり新しく買った物を使い始めるのに良い日として知られている。
ただ先に述べた吉日と比べると、インパクトの弱さがある。
良い日ではあるけど、財布の使い始めや買い替えに関して言えば、他の吉日と重なった場合にありがたがられることが多い傾向にある。
大安だけの吉日の場合は、財布を使い始めたり買い替えたりする人は少な目かもしれない。
だからすぐに財布を使いたい場合以外は、他の吉日を狙うのも良いかもしれない。
複数の吉日が重なる場合
複数の吉日が重なる日は、さらに良い日であるとされている。
特に天赦日+一粒万倍日は最強クラスとして有名。
ただ複数の吉日が重なる日というのは巡ってくる割合が少ない。
だから複数の吉日が重なる日を待ちすぎて、新しい財布に買い替えたり使い始めたりするタイミングを逃さないようにしたい。
また複数の吉日が重なる日を狙うのなら、大安、寅の日、巳の日などは他の吉日と重なることが多いので狙ってみるのも良いかもしれない。
財布の買い替えに適したタイミング
財布の買い替えに関して言えば、吉日以外にも良いタイミングが存在する。
いわゆる春財布、秋財布、締め財布。
春財布と秋財布の時期には2種類の説がある。
締め財布の時期と併せて並べると以下のような感じになる。
- 春財布:冬至~雨水か立春~啓蟄
- 秋財布:立秋~立冬か秋分~新嘗祭
- 締め財布:12月
上記のように言われている。
各タイミングの特徴として、締め財布のみが節約で他はお金が増えることを意味している。
春財布
春財布は別名で張る財布と呼ばれる。
春は草木が芽吹く時期で、あやかって財布がパンパンに張るとされている。
秋財布
実りの秋に例えて、財布が実るとされるタイミング。
締め財布
可能な限り、締め財布よりも春財布や秋財布を狙った方がいいとされている。
年末は締まることから、財布が締まり無駄遣いを避けられるとされている。
財布の買い替え時期
財布の買い替え時期を、運気が弱まるタイミングで決めるのなら3年くらい使ってから。
1年で買い替えろっていう話もあるけど、3年での買い替えを進める方の方が多い。
財布の買い替え時期のタイミングについては、色々な説があるので持ち主がどの話を支持するのかで決めるしかない。
でも少なくとも、ボロボロになった財布は金運や財運が下がるとされているのは共通している。
だからボロボロになり始めたら買い替えを考える時期であるのは確かとだけ覚えておけば良いのではと思う。
経年変化を楽しむ財布について
革の場合は、経年変化を楽しむ素材の物もある。
このような財布の場合は運気の面から言えば判断が難しい。
ただお気に入りの物で囲まれるのが良いとする風水の流派もあるので、ボロボロでない状態であれば丁寧に扱って経年変化をした皮財布を使うのは金運的に問題はないという考えもできる。
財布を寝かせる
財布は使い始める前に寝かせることで、中に入れた金額を覚えるとされている。
だから財布を寝かせる場合は、中に入れる金額は大きい方がいい。具体的には最低でも普段入れていた金額の3倍は入れたいとされている。
この財布を寝かせる期間は最低でも9日間。とうぜんこれ以上の期間を寝かせてもいい。ただ寝かせている間は財布に触ったり動かしたりしてはいけない点に注意をしたい。
最低でも9日間は寝かせることになるので、吉日に購入して寝かせたとしても次に来る別の吉日まで置いて使い始めるという形もとりやすい。
以下のような感じ↓
吉日に買う→寝かせる→別の吉日から使い始める
財布を寝かせる場所に注意
財布を寝かせる場所は、風水の視点でお金と相性の良い場所となる。
逆にお金と相性の悪い場所に寝かせるのは絶対に避けたい。
お金は、北の暗くて静かな場所が好きだとされている。だから家の北側にある使っていない家具の引き出しなどに寝かせるといい。
一方で火は金運を燃やすとされている。だからキッチンのような火を使う場所に寝かせるのは避けたい。
おわりに
今回は、財布を新しく買う場合や使い始める場合と相性の良い吉日についてお伝えした。
財布は金運や財運のアップに関連したアイテムとして有名。
だから多くの方はこだわるアイテムでもある。
こういったこだわる方が多いだけあり、財布を使った金運アップのおまじないなんかも多い。
興味のある方は、そういったおまじないを試すのもよいかもしれない。