4倍の運動効果があるとされる低酸素トレーニング。
東京や大阪で大型の施設を見た事のある方も多いのではと思う。
そんな低酸素トレーニングジムは、近いうちに人気が爆発するのではと言われている。
低酸素トレーニングとは?
低酸素トレーニングとは、血中の最大酸素摂取量を増やすことで持久力の強化に繋げるという運動方法。
このトレーニング方法で有名なのが、アスリートが高地にいってトレーニングを行うという話。
酸素が減ると気圧も減るため体への負担が大きくなる。
この低酸素トレーニングを室内で行えるジムが存在している。
ジムで行う場合、気圧を保ちながら酸素濃度だけを下げる設備で行われる。
結果、擬似的に高地トレーニングと同じ効果を得られるわけ。
低酸素トレーニングには健康効果も
低酸素トレーニングは、血圧を下げたり食欲抑制、脂肪燃焼能力アップなどいくつもの健康効果が期待できると言われている。
また強度の弱い運動であっても高い効果を期待できるので、高齢者の方や運動不足の方でも安心して運動が出来るという強みもある。
現在の低酸素トレーニングの施設
現在の日本を見ると、低酸素トレーニングの施設はハイアルチという所が最も有名。
東京や大阪など4拠点を構えている。
でも19年11月にアシックス スポーツコンプレックス東京ベイが開業。
プール室(25m 50m)、トレーニングルーム2室、ヨガスタジオなど全ての部屋が低酸素状態となっている。
で、気になるお値段はというと月額2万円。
この規模の低酸素ジムはまだ珍しいとされている。
五輪以降に注目!
五輪期間中には、選手専用のジムとして活用される予定。
このためアスリートが効果を実感して通うようになれば、宣伝効果を期待できる。
またテレビなどでも特集が組まれる可能性が高い。
終わりに
アシックス スポーツコンプレックスの月額2万円は、立地条件次第では適切だとされる。
でも狂ったように物価が高い日本であるため、世界的に見れば高額であるのは確か。
そんな低酸素状態を作り出す設備。
実は小規模な物であれば、それほど高額ではないとされている。
もちろん低酸素トレーニングの普及が進めば、より値段が安くなるのは想像に容易い。
だから数年のちには近くのジムで低酸素トレーニングを行える日が来るかもしれない。