心を浄化すると書くと大それた話のように感じられるかもしれない。
でも身近な浄化例に、涙を流す行為が挙げられるので決して遠縁な話ということでもない。
(ちなみに涙にはストレス物質が含まれていることが確認されているので、泣くことでストレスを体外に出していると考えられている)
もちろん泣く以外にも手軽に行える浄化方法は色々と存在している。
浄化というのは気分良く生きることにとても貢献してくれる。
そして気分良く生きることは、良い出来事を引き寄せるのにとても大切。
だから世の中に数多く存在する浄化方法の中から、自分に合った浄化方法を見つけるのは良い人生を歩むのにとても貢献してくれる事であるといえる。
心を浄化する方法と気分転換
浄化について語る前に、まずはよくある勘違いとして気分転換との違いについてお伝えしておく。
心を浄化する方法と気分転換は少し違う。
気分転換という言葉は、張りつめていた気持ちを和らげるという意味合いで使われることが多い。
心を浄化するという言葉は、心の中に潜むモヤモヤを生んでいる潜在意識にある要素を解消するという意味合いで使われることが多い。
気分転換は即効性はあるけど一時的なもので、心を浄化するというのは効果が出るのに少し時間はかかるけど根本から嫌な想いを解消するものであると捉えてほしい。
もちろんそれぞれ使う状況が違うというだけで優劣があるわけではないけど、同じものとして考えると混乱してしまうので注意をしよう。
心を浄化する方法
心を浄化する方法の最も身近な例は、先に述べたように涙を流して泣くこと。
涙にはストレス成分が含まれていることが確認されている。
これは体内のストレス成分が涙と共に外に出た証。
また泣くことはスピリチュアルの世界でも強力な浄化の方法として知られている。
泣くこと以外の浄化方法
泣くこと以外にも心を浄化する方法はいくつも存在している。
特にブロック解除ワークと呼ばれる物やイメージワークは多くの方が活用している。
このうちイメージワークに関しては、催眠誘導に近いものと捉えていただければいい。
youtubeでも良いものがいくつか見つけられるので探してみてもいいかもしれない。
またCD付きの書籍や、専門家の作成した音声も販売されている。
一方でブロック解除ワークは、馴染みの無い方も多いと思う。
ブロック解除ワークは色々とあるけど以下が代表格。
- EFT
- セドナメソッド
- ホ・オポノポノ
これらは有名なので、興味のある方は調べてみてもいいかもしれない。
ブロック解除ワークについて
ブロック解除ワークは、潜在意識内に残っている未解消の感情を開放するワーク。
※ブロックの定義はいろいろとあるけど、この潜在意識内に残っている未解消の感情を指す場合が多い。
未解消の感情が残っていると、その感情が反応する出来事が生じるとされている。
またブロック解除ワークを行うことで、潜在意識の浄化ができるので心がスッキリもする。
ただ潜在意識内には大量の情報があり、ブロックも多量であるため一生ブロック解除を行い続けても完全な浄化は難しい。
とはいえブロック解除ワークを続けていると、心がスッキリ感も強くなるし現実にも影響が出てくるので続けた方がいいのは確か。
ブロック解除ワークの大変なところ
ブロック解除ワークの多くは、自分の感情を認識する必要がある。
でも感情を認識するのは意外と難しいので、日常の中で多少の訓練を行った方がいい。
その訓練方法は、気持ちいいという感情を認識するというもの。
気持ちいいは、体感と感情の両方が合わさった感情。
だから他の感情よりも認識しやすいとされている。
この気持ちいいを日常の中で感じるようにしよう。
暑い日にクーラーの効いたスーパーに入って気持ちいに意識を向けるなどするようにしていると、徐々に自分の感情を認識しやすくなってくる。
心の浄化効果を高めるために
現代人は情報過多の時代に生きている。
入ってくる情報が多いと、どうしても混乱してしまう。
とうぜん心も穏やかではいられない。
だから自分の頭の中を整理したほうがいい。
ではどのように整理するのかというと、自分の気持ちをノートに書きだせばいい。
そして書き出したらページを破って塩をかけて捨てたり燃やしたりするとスッキリする。
また、この情報の大半がネガティブなもの。
その影響はとても大きく、心がネガティブな状態になるのには十分なほど。
だから不必要な情報が頭の中に入ってこないように不必要なニュースを見ないなど情報の遮断を行うことも大切になる。
他にもある心の浄化効果を高める方法
現代人は情報過多。
このことを別の視点で見ると、インプットが過剰になっているとも言える。
だからバランスをとるために、アウトプットを行う習慣を持ちたい。
ここで言うアウトプットというのは、絵を描いたり音楽を奏でたりすること。
芸術は自己表現をするのでインプットに最適。
お風呂時間も心の浄化に役立つ
お風呂も心の浄化に役立つ。
特にシャワー。
シャワーを浴びるとき、体の黒い邪気が肌に当たったお湯と一緒に流れ落ちていく状況などをイメージしよう。
このイメージと合わせることで、意外と簡単に心までスッキリする。
豆知識:イメージについて
イメージというと視覚イメージを連想する方が多い。
でも実際にイメージをするときは、視覚、聴覚、触覚の3つがイメージの対象となる。
多くの場合は、このいずれかでイメージをするのが得意であるとされている。
イメージをするとき上手くいかない場合は、視覚のみだけでなく聴覚と触覚も試してみよう。
他のお風呂での浄化方法
お風呂時間を使った浄化方法は色々とある。
有名なところで塩風呂や酒風呂。
塩風呂に関しては浴槽を痛める可能性があるので注意が必要。
だけど興味のある方は行ってみてもいいかもしれない。
心を浄化する他の方法
心を浄化するのであれば毎日行うようにするのが最も効果的。
毎日行うためには、やはり自分に合った方法を見つけるのが1番。
ここでは、日常の中で手軽に行える心を浄化する方法についてお伝えする。
朝日を浴びる
朝日を浴びることで体内時計がリセットされる。
心のモヤモヤは、体内時計の狂いが原因となっていることも多いので意外と効果がある。
朝に白湯を飲む
白湯(さゆ)とはお湯。
この白湯に少しだけ塩を入れて飲むとデトックス効果があるとされている。
体と心は密接に関係しているので、体のデトックスを行うことは心にも良い影響を与える。
鏡を磨く
自分の顔が映った鏡を磨くのは、セルフイメージをキレイにすることを暗示している。
セルフイメージとは、”自分はこんな人間だ”という無意識下にある自己評価のようなもの。
このセルフイメージが低いと、ネガティブな気持ちに陥りやすいので心がモヤモヤすることが多い。
瞑想
心の浄化方法でオーソドックスなのが瞑想。
色々な瞑想の仕方があるけど、呼吸に意識を向けるなど何かに集中する方法が行いやすいのではと思う。
時間については、最初は5分程度で始めて徐々に行う時間を伸ばしていくのがよい。
できることなら最初のうちは、催眠誘導CDを使うなどして行うことがおすすめ。
アーシング
アーシングとは、土や芝生の上を裸足で歩くこと。
高い癒し効果があることが知られている。
断食
断食をすることで、人間が本来持っている生きる力を目覚めさせることができる。
生命力が強まると共に体や心もすっきりする。
気分転換も大切
心の浄化が長期的な効果があるのに対して、気分転換は一時的なもの。
でも気分転換は、それまでの悪い気分の流れをリセットする力がある。
だから気分転換をすることで、気持ちの仕切り直しができるということ。
この点を考えると、気分が悪いときが多いという方は積極的に気分転換を行うようにしたほうが良いといえる。
気分転換の方法について
気分転換は、趣味に没頭するか運動をするという方が多い。
でもストレスの原因となっていたことを頭のどっかで思いながらでは、気分転換をするのは難しい。
だから気分転換は、ストレスの原因を忘れて別のことに意識を集中することで効果を発揮するという点に注意をしよう。
すなわち趣味にしても運動にしても、全力で集中して行うのが最も気分転換には良いということになる。
家での楽しみになる気分転換を
仕事などで時間に縛られた状態で行える気分転換方法は限られている。
でも帰宅してからなら色々な気分転換の方法を選べる。
運動や読書なんかも選べるし、U-NEXT(ユーネクスト)のようなインターネットを通して映画なんかを見るのもよい。
この辺りは選択の幅が多いので、短時間で手軽に行えるものとジックリと時間をかけて行えるものとを用意するのも良いかもしれない。