断捨離ノートというのは、持ち物を捨てるのを助けるノート方法。
この断捨離ノートの書き方は、自由度が高く、決まったルールはありません。
大切なのは、自分の持ち物と向き合い、自分の気持ちや考えを整理すること。
このため、断捨離ノートを使う場合は、ルールを自分で決める必要が出てきます。
前回の記事では、この断捨離ノートの準備段階についてお伝えしました。
今回の記事では、断捨離ノートを書く際のルールをいくつかお伝えしています。
このルールを全て行うのは大変なので、お伝えしたルールの中から、自分の持ち物と向き合い、自分の気持ちや考えを整理するのに役立つ物を選んで取り入れていく形を選びましょう。
断捨離ノートの書き方
断捨離ノートの書き方は、以下のようなステップに分けることができます。
- 持ち物のリストを作る
- 持ち物に対する感情や思い出を書き込む
- 持ち物を捨てるかどうかの判断基準を書き込む
- 捨てたものや残したものの記録をする
- 断捨離の目標や計画や進捗や反省を書き込む
- 断捨離の効果や感想を書き込む
これらのステップを順番に説明していきます。
持ち物のリストを作る
断捨離ノートには、まず、自分の持ち物のリストを作ります。
持ち物のリストを作ることで、自分の持ち物の全体像を把握することができます。
持ち物のリストを作るときは、以下のような方法があります。
アナタと相性の良さそうな方法を選びましょう。
- カテゴリー別にリストを作る
カテゴリー別にリストを作る方法は、自分の持ち物を大まかなカテゴリーに分けて、それぞれのカテゴリーに属するものをリストに書き込む方法です。例えば、衣類、書籍、電化製品、食器、趣味用品などのカテゴリーに分けて、それぞれのカテゴリーに属するものをリストに書き込みます。カテゴリー別にリストを作る方法のメリットは、自分の持ち物のバランスや偏りを見ることができることです。カテゴリー別にリストを作る方法のデメリットは、細かいものを見落とすことがあることです。 - 場所別にリストを作る
場所別にリストを作る方法は、自分の持ち物を置いている場所に応じて、それぞれの場所にあるものをリストに書き込む方法です。例えば、寝室、リビング、キッチン、バスルーム、玄関などの場所に分けて、それぞれの場所にあるものをリストに書き込みます。場所別にリストを作る方法のメリットは、自分の持ち物の配置や整理を見ることができることです。場所別にリストを作る方法のデメリットは、同じものが複数の場所にあることがあることです。 - 個別にリストを作る
個別にリストを作る方法は、自分の持ち物を一つ一つ確認して、それぞれのものをリストに書き込む方法です。例えば、衣類のカテゴリーに属するものを一つ一つ見て、シャツ、パンツ、スカート、ジャケットなどの具体的なものをリストに書き込みます。個別にリストを作る方法のメリットは、自分の持ち物の詳細や数量を見ることができることです。個別にリストを作る方法のデメリットは、時間や手間がかかることです。
持ち物に対する感情や思い出を書き込む
断捨離ノートには、次に、自分の持ち物に対する感情や思い出を書き込みます。
持ち物に対する感情や思い出を書き込むことで、自分の持ち物に対する執着や価値を理解することができます。
持ち物に対する感情や思い出を書き込むときは、以下のような方法があります。
- 感情の色分けをする
感情の色分けをする方法は、自分の持ち物に対する感情を色で表現する方法です。例えば、赤は愛情や情熱、青は冷静や安心、緑は安らぎや癒し、黄色は楽しさや幸せ、紫は憧れや神秘、白は清潔や純真、黒は重さや悲しみなどの色を使って、自分の持ち物に対する感情を色分けします。感情の色分けをする方法のメリットは、自分の持ち物に対する感情を視覚的に表現できることです。感情の色分けをする方法のデメリットは、色の感じ方が人によって違うことがあることです。 - 感情のスケールを使う
感情のスケールを使う方法は、自分の持ち物に対する感情の強さを数値で表現する方法です。例えば、1から10までのスケールを使って、自分の持ち物に対する感情の強さを評価します。1は感情が全くないことを意味し、10は感情がとても強いことを意味します。感情のスケールを使う方法のメリットは、自分の持ち物に対する感情の強さを数値化できることです。感情のスケールを使う方法のデメリットは、感情の強さが曖昧になることがあることです。 - 感情の言葉を使う
感情の言葉を使う方法は、自分の持ち物に対する感情を言葉で表現する方法です。例えば、嬉しい、悲しい、怒り、恐れ、驚き、嫌悪、興味、喜びなどの感情の言葉を使って、自分の持ち物に対する感情を言葉で書き込みます。感情の言葉を使う方法のメリットは、自分の持ち物に対する感情を具体的に伝えることができることです。感情の言葉を使う方法のデメリットは、感情の言葉が見つからないことがあることです。
持ち物を捨てるかどうかの判断基準を書き込む
断捨離ノートには、次に、自分の持ち物を捨てるかどうかの判断基準を書き込みます。
持ち物を捨てるかどうかの判断基準を書き込むことで、自分の持ち物に対する判断をしやすくなります。
持ち物を捨てるかどうかの判断基準を書き込むときは、以下のような方法があります。
- 使う頻度を考える
使う頻度を考える方法は、自分の持ち物を使う回数や期間を考えて、それに応じて捨てるかどうかを決める方法です。例えば、1年以上使っていないもの、1回しか使っていないもの、使う予定がないものなどは、捨てる候補となります。使う頻度を考える方法のメリットは、自分の持ち物の必要性や有効性を見ることができることです。使う頻度を考える方法のデメリットは、使う頻度が低くても価値があるものがあることです。 - 価値観を考える
価値観を考える方法は、自分の持ち物が自分の価値観やライフスタイルに合っているかどうかを考えて、それに応じて捨てるかどうかを決める方法です。例えば、自分の好みや趣味や目標や夢などに関係のないもの、自分のイメージや理想と違うもの、自分の幸せや満足に影響のないものなどは、捨てる候補となります。価値観を考える方法のメリットは、自分の持ち物が自分の人生にとって何を意味するかを見ることができることです。価値観を考える方法のデメリットは、価値観が変わることがあることです。 - 感謝とお別れをする
感謝とお別れをする方法は、自分の持ち物に感謝の気持ちとお別れの言葉を伝えて、それから捨てるかどうかを決める方法です。例えば、自分の持ち物に「ありがとう」と「さようなら」と言って、自分の心の中で区切りをつけます。感謝とお別れをする方法のメリットは、自分の持ち物に対する執着や罪悪感を和らげることができることです。感謝とお別れをする方法のデメリットは、感情的になりすぎることがあることです。
捨てたものや残したものの記録をする
断捨離ノートには、次に、自分の持ち物を捨てたものや残したものの記録をします。
捨てたものや残したものの記録をすることで、自分の断捨離の結果を確認することができます。
捨てたものや残したものの記録をするときは、以下のような方法があります。
- 写真を貼る
写真を貼る方法は、自分の持ち物を捨てたものや残したものの写真を撮って、断捨離ノートに貼る方法です。例えば、捨てたものの写真を撮って、捨てたもののリストの横に貼ります。写真を貼る方法のメリットは、自分の断捨離の変化を視覚的に見ることができることです。写真を貼る方法のデメリットは、写真を撮るのが面倒になることがあることです。 - 数字を書く
数字を書く方法は、自分の持ち物を捨てたものや残したものの数や重さや値段などの数字を書き込む方法です。例えば、捨てたものの数を書き込んで、捨てたもののリストの横に書きます。数字を書く方法のメリットは、自分の断捨離の効果を数値的に見ることができることです。数字を書く方法のデメリットは、数字を計算するのが面倒になることがあることです。 - 感想を書く
感想を書く方法は、自分の持ち物を捨てたものや残したものに対する感想や感情を書き込む方法です。例えば、捨てたものに対して「スッキリした」「後悔した」「感謝した」などの感想や感情を書き込みます。感想を書く方法のメリットは、自分の断捨離の意味や価値を見つめ直すことができることです。感想を書く方法のデメリットは、感想や感情が言葉にできないことがあることです。
断捨離の目標や計画や進捗や反省を書き込む
断捨離ノートには、次に、自分の断捨離の目標や計画や進捗や反省を書き込みます。
断捨離の目標や計画や進捗や反省を書き込むことで、自分の断捨離のプロセスや成果を管理することができます。
断捨離の目標や計画や進捗や反省を書き込むときは、以下のような方法があります。
- 目標をSMARTにする
目標をSMARTにする方法は、自分の断捨離の目標を、具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、関連性のある(Relevant)、期限のある(Time-bound)の5つの要素に分けて書き込む方法です。例えば、「3ヶ月以内に、衣類を100着に減らす」という目標を書き込みます。目標をSMARTにする方法のメリットは、自分の断捨離の目標が明確になることです。目標をSMARTにする方法のデメリットは、目標が固定的になることがあることです。 - 計画をPDCAにする
計画をPDCAにする方法は、自分の断捨離の計画を、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)の4つのステップに分けて書き込む方法です。例えば、「計画:今週末に、衣類の断捨離をする。実行:衣類をカテゴリー別に分けて、必要なものと不要なものを選ぶ。評価:衣類を捨てた数や残した数を記録する。改善:捨てるのが難しかったものや残した理由を書き込む」という計画を書き込みます。計画をPDCAにする方法のメリットは、自分の断捨離の計画が効果的になることです。計画をPDCAにする方法のデメリットは、計画が複雑になることがあることです。 - 進捗をグラフにする
進捗をグラフにする方法は、自分の断捨離の進捗を、棒グラフや円グラフなどのグラフで表現する方法です。例えば、「衣類の断捨離の進捗」というタイトルで、棒グラフを作って、横軸にカテゴリー、縦軸に数を書き込みます。進捗をグラフにする方法のメリットは、自分の断捨離の進捗が視覚的に見ることができることです。進捗をグラフにする方法のデメリットは、グラフを作るのが面倒になることがあることです。 - 反省を5W1Hにする
反省を5W1Hにする方法は、自分の断捨離の反省を、いつ(When)・どこで(Where)・だれが(Who)・なにを(What)・なぜ(Why)・どのように(How)の6つの要素に分けて書き込む方法です。例えば、「今日、寝室で、私が、衣類を断捨離した。なぜなら、衣類が多すぎて、収納に困っていたからだ。どのようにして、衣類のリストを作って、衣類を分類して、衣類を捨てるか残すか決めた。しかし、衣類を捨てるのが難しくて、時間がかかってしまった。次回は、衣類に対する感情や思い出を書き込んで、捨てる際の判断基準を明確にすることが必要だと思った」という反省を書き込みます。反省を5W1Hにする方法のメリットは、自分の断捨離の問題点や改善点を具体的に分析できることです。反省を5W1Hにする方法のデメリットは、反省が長くなることがあることです。
断捨離の効果や感想を書き込む
断捨離ノートには、最後に、自分の断捨離の効果や感想を書き込みます。
断捨離の効果や感想を書き込むことで、自分の断捨離の成果や意義を確認することができます。
断捨離の効果や感想を書き込むときは、以下のような方法があります。
- 比較する
比較する方法は、自分の断捨離前と断捨離後の状況を比較して、断捨離の効果を見る方法です。例えば、「断捨離前は、衣類が200着あって、クローゼットに入りきらなかった。断捨離後は、衣類が100着になって、クローゼットに余裕ができた。断捨離で、衣類のスペースが広がった」という比較を書き込みます。比較する方法のメリットは、自分の断捨離の変化や効果を明確に見ることができることです。比較する方法のデメリットは、断捨離前の状況を忘れることがあることです。 - 評価する
評価する方法は、自分の断捨離に対して、満足度や自信度や幸福度などの評価をする方法です。例えば、「断捨離に対する満足度は、10点中8点だ。断捨離に対する自信度は、10点中7点だ。断捨離に対する幸福度は、10点中9点だ」という評価を書き込みます。評価する方法のメリットは、自分の断捨離に対する感情や価値を数値化できることです。評価する方法のデメリットは、評価が主観的になることがあることです。 - 感謝する
感謝する方法は、自分の断捨離に関わったものや人に対して、感謝の気持ちを伝える方法です。例えば、「断捨離に使ったノートやペンにありがとう。断捨離に協力してくれた家族にありがとう。断捨離に励ましてくれた友人にありがとう。断捨離に役立った本やサイトにありがとう」という感謝を書き込みます。感謝する方法のメリットは、自分の断捨離に対する感謝や敬意を表すことができることです。感謝する方法のデメリットは、感謝する対象が多すぎることがあることです。
おわりに
これで、断捨離ノートの書き方についての説明は終わりです。
断捨離ノートの書き方を覚えて使う事で、あなたの断捨離がより効率的に進むはずです。
今回お伝えした断捨離ノートの書き方ですが、重要なのは実践を続けることです。
面倒くさいとか大変とか感じる方法を選んでしまうと、実践することは出来ても長続きしません。
ですから長く続けるためにも、あなたに合った方法を選ぶようにしましょう。