潜在意識が大きく変わるとき、好転反応と呼ばれるものが起きやすくなる。
この好転反応の一つが眠くて仕方がない状態。
眠いと感じる理由は、季節的なもの、肉体的なもの、精神的なものなどいくつもある。
でも日常生活で心当たりがなく、潜在意識が大きく書き換わるようなことを行っている場合は好転反応の可能性が高い。
今回は、そんな好転反応の眠気についてお伝えする。
潜在意識の変化で眠い!その理由は?
潜在意識は、生命活動にも深くかかわっている。
このため潜在意識の変化は、身体や精神にも影響が出ることに。
その影響の一つが好転反応。
好転反応は、潜在意識内の情報が書き換わるときに生じやすい。
眠りの効果
眠りは、体や心の休養として有名。
それだけでなく、眠っている最中は頭の中にある情報の整理を行う時間としても有名。
この情報の整理を本格的に行うには、それなりの睡眠時間が必要となる。
特にこれまでネガティブな思考が中心だったのに、ポジティブな思考を中心にするなど大きな変化の場合はなおのこと。
精神的なストレスを多く抱えていた方が、眠気に関する好転反応が出たら1週間は眠ってばかりだったという話すらある。
だから大きな変化を目指して潜在意識を書き換えてきた場合は、それなりの睡眠時間が必要となることを覚悟した方がいいかもしれない。
潜在意識への眠りによる情報整理の効果について
イメージングやアファーメーションに力を入れるほど、潜在意識内の情報の書き換えのための眠りは多く必要となる。
人間というのは、1日に6万回とも7万回ともいえる数の思考をするとされている。
そのうちの8割はマイナス思考とされているほどなので、アファーメーションなどでポジティブな思考をするのは慣れない事をすることになるので尚のこと疲れる。
この疲労が原因で眠くて仕方がなくなることもあるけど、数ヶ月単位で続けた状態であれば潜在意識の書き換えのための眠気である可能性が高い。
またこの情報の整理だけど、眠くて仕方がない場合は主に潜在意識の浄化と望みの浸透であることが多い。
潜在意識の浄化
潜在意識を大きく書き換える場合、それまでの情報を大きく整理する必要が出てくる。
この整理のとき、不都合な情報を無効化することになる。
潜在意識への望みの浸透
潜在意識内の情報を、自分の望みにあった形に整理する。
自分の望みを叶えるのに役立つ情報の影響を強くする。
眠いのが潜在意識の抵抗であることも
潜在意識は現状維持を好む。
このため現状から大きくかけ離れた願望を叶えようとするとき、現状を維持しようと潜在意識が抵抗することも。
その抵抗の一つとして強い眠気を出して行動を妨害することがある。
潜在意識を変えるのは眠いときがオススメ
潜在意識内の情報が大きく書き換わるとき、眠くて仕方がない状態になることが多い。
これは眠っている状態の方が、潜在意識は自らの情報を整理しやすくなるためアナタを眠らせようとするためであると先にお伝えした。
眠い状態にはもう一つ特徴があり、それは潜在意識に願望を刻みやすい状態でもあるというもの。
具体的には、ウトウトとした意識状態の脳波のときに願望を潜在意識に刻み込みやすくなる。
このときの脳波はα波(リラックス・安静時)やθ波(浅い睡眠状態)を利用する方が多い。
α波やθ波は、瞑想をしたとき、寝起き、眠る直前などに生じやすい。
また上記3種よりもは効果が落ちるけど、自然の音を聞く、アロマテラピー、深呼吸などでリラックスしたときも潜在意識に願望を刻み込みやすくなる。
おわりに
眠くて仕方がない状態は、潜在意識が変化をする間際という場合も多い。
このような場合は、とにかくグッスリと眠ってしまった方がいい。
眠ってしまった方が潜在意識の書き換えがスムーズに進むので、眠くて仕方がない状態が早めに終わる。
無理に起きていても、作業効率が落ちるなどして良いことはないので早めに眠るようにしよう。