真夏の駐車場に置いた車というのは、中に入るとトンデモナイ暑さになっていますよね。
暑くなるのを完全に防ぐのは難しいのですが、ある程度であれば緩和することは出来ます。
今回の記事は、そんな駐車中の車にできる暑さ対策についてお伝えする記事です。
車の駐車中に暑さ対策が必要な理由
車内の温度は、暑さの厳しい場所だと一気に上昇します。
ドアや窓を閉めた状態で車内温度20度前後の車から離れると、15分後には30℃を越えて、60分後には50℃を越えることすらあります。
50℃にまで温度が上がってしまうと、車内に置いてある物が熱で爆発したり、色々と危険な状態となってしまいます。
車の暑さ対策を駐車時にする時の基本
駐車時に行う車の暑さ対策は、1:車内外の温度差による熱の伝達、2:太陽光が車内に入ることによる日射熱、この2種類の温度上昇への対策が基本となります。
このうち基本となるのは、サンシェードの使用などによって行える2:太陽光が車内に入ることによる日射熱への暑さ対策。
ですが、真夏に1時間以上駐車をする場合は、車のボディその物が暑くなってしまうので、日射熱への対策(日除け)を行っても効果をあまり感じられなくなります。
駐車中に車内が暑くなる原理
駐車中の車が暑くなる原因は、1:車内外の温度差による熱の伝達、2:太陽光が車内に入ることによる日射熱 この2つです。
これらが原因となって、車体や車内のシートなんかが太陽光で温められたせいで車内の空気温度も上昇して→車内が凄く暑くなります。
ですから、駐車中の暑さ対策というのは車内のシートや車体を、太陽光から守ることが重要となるのです。
駐車場での具体的な暑さ対策
駐車場で行いたい暑さ対策について、ここではお伝えします。
ここでご紹介する暑さ対策は、比較的行いやすいので可能であれば早めに導入してみましょう。
- 日陰に駐車する
○直射日光が当たるのを防げる - サンシェードの使用
○使用しない場合と比べると
→15℃も温度差がでると言われている
○最強の断熱効果があるのは?
→白や銀色で厚みがある断熱シート - カーテンの使用
○吸盤で取り付けられる物もある
→遮光カーテンがオススメ - 窓を少しだけ開ける
○車内に空気の流れを作れる
○防犯上の問題があるから安全な場所で
→自宅のガレージなどで
○開けるのは2cm~3cm - 窓用断熱スプレーを使う
○紫外線は防げないけど手軽 - 断熱フィルムを使う
○駐車中だけでなく運転中にも効果がある
○赤外線や紫外線を防ぐものもある
○断熱フィルムの効果
→紫外線のカット
→プライバシー保護
→ガラスの飛散防止
○道路運送車両法や道路交通法に注意
→透過率70%以下でないとならない
駐車中に気になる部分の暑さ対策
駐車中、特に熱くなりやすい部分があります。
その代表格が車のハンドルとシート。
どのように暑さ対策を行えば良いのかというと──。
- ハンドルの暑さ対策
○ハンドルが暑くなる主な原因
→フロントガラスからの日差し
○具体的な暑さ対策
→フロントガラスにサンシェードをする
→ハンドル全体を包めるカバーを被せる - シートの暑さ対策
○直射日光をシートに当てない
→シートカバーを使うなどする
→バスタオルを用意して被せる手もある
終わりに
夏に駐車場へと置いた車は、中がとんでもない事になります。
買い物から戻ってみると、中にいるだけで気分が悪くなるほどに──。
そんな駐車中の車が暑くなるという悩みは、完全に無くすのは難しいのですが緩和させることは可能です。
ですが暑さ対策には色々とあるので、どれから始めれば良いのか迷ってしまうかもしれません。
そこでオススメしたいのが、まずは手軽に行える暑さ対策から始めて、様子を見ながら色々と追加で試していくという形です。