車は高価な買い物。
買い物に失敗しないようにゲン担ぎとして縁起の良い日に契約をする方も多い。
この縁起の良い日の代名詞が大安。
でも大安よりも縁起が良いとされる日もあるので、それらについて知っておくのも良いかもしれない。
今回は、そんな納車に良い日についてお伝えする。
納車に良い日に都合がつかないときは?(裏技)
これから納車に良い日についてお伝えしていくけど、その前にお伝えしておきたいことがある。
それは納車に良い日に都合がつかない場合はどうすればよいのか?という点。
どうしても忙しい時期はあるし、そういった時期でも車が必要な時もある。
そのような時には、登録日を縁起の良い日にする、神社で交通安全祈願を受けるの2つの選択肢がある。
登録日について
納車はあなたの元に車が届く日だけど、登録日は法的に車の所有者として車検証に名前が記載される日。
だから登録日が車の所有者になる日ともいえる。
登録日を縁起の良い日にするには、車を購入するディーラーさんにお願いすれば簡単に調整をしてくれる。
納車日を吉日に合わせるよりも、こちらは登録する日をディーラーさんに調整してもらうだけなので本当に楽。
交通安全祈願について
交通安全祈願を行ってくれる神社も多い。
祈祷料は5000円くらい。
御初穂料と書いて神社に納める。
注意していただきたいのが、宮司さんが常駐していない神社の場合は事前の連絡が必要な点。
事前の連絡がいるかいらないかの判断は難しいので、必ず事前に連絡を入れると考えておいた方がいい。
縁起の良い日は運気の流れをよくするチャンス
車の購入は大きな買い物であると言える。
大きなお金を動かすと、運気も動くとされている。
このため車や家といった金額の大きなものを買うときは、人生全般で良い運気の流れに乗るため縁起の良い日を選ぶという方も多い。
だから納車日や登録日にこだわるのは、車に関連した運のためだけではないといえる。
納車に良い日
納車に良い日として有名なものに六曜の大安などがある。
でも実は大安よりも良いとされる日がある。
それは天赦日と一粒万倍日。
さらに言えば、天赦日+大安、一粒万倍日+大安はさらに良い。
でも最も良いとされるのが、天赦日+一粒万倍日と重なった日。
また天赦日や一粒万倍日よりもは劣るけど大安よりも良いとされる日に虎の日がある。
これらの聞きなれない方も多そうな納車に良い日の詳細については後でお伝えするとして、ここでは納車に良い日の順位をお伝えさせて頂く。
- 一粒万倍日+天赦日
○一年で2回ある - 天赦日+大安
○一年に10回ある - 一粒万倍日+大安
○一年に12回 - 天赦日
- 一粒万倍日
- 寅の日
- 大安
- 友引
- 先勝
納車に良い日は、だいたい上記の形で紹介されることが多い。
ただし寅の日と大安のどちらの方が納車に良いのかは判断が分かれるところ。
大安の方が上だという人もいれば、逆に寅の日の方が上だという人もいる。
聞きなれない方も多い納車に良い日
一粒万倍日や天赦日といった聞きなれない方も多い縁起のいい日についてお伝えさせて頂く。
これらは開運効果が高い日としても有名だから、納車以外でも活用したいところ。
天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)
天赦日は最高で最善の吉日とされている。
神様が天に昇って、天が全ての罪を赦す日だとされている。
ただし年に5~6回しか訪れない。
仏滅と重なっても、天赦日の効果のほうが高いとされている。
新しいことを始める、新しいものを購入する、結婚式のようなお祝い事をする、お祝い事の日取りを選ぶ、宝くじを購入するなどに向いている。
また悩み事を終わらせるのにも良い日だとされる。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちにちまんばいにち)
一粒万倍日は、この日に蒔いたものは万倍になって返ってくるとされる日。
この名前は、一粒のモミを撒くことで万倍のモミを持つ稲穂からきている。
天赦日と同様にお祝い事にも向いている。
また新しいことに挑戦したり、なにかに投資するのに良いとされている。
でも悪いことも万倍に増やすとされるので浪費や不平不満を口にすることは避けた方がいい。
ちなみに車の購入は浪費ではなく投資として扱われるので納車にも良い日だとされている。
寅の日(とらのひ)
寅の日は12日の周期で巡ってくる縁起の良い日。
12日で巡ってくるので、わりと手頃な開運日ともいえる。
この寅の日に大きな買い物をするとお金が返ってくるとされている。
またトラは、千里を駆けて千里を帰ってくるという話がある。
この話にちなんで、車で出かけると安全に帰ってくるという話も。
六曜(ろくよう)について
六曜は大安とかの私たちにとって馴染みの深い日。
仏滅など縁起が悪いのが知られている日もあるけど、午前中だけ縁起が良いなど時間制限付きの吉日も存在する。
- 大安(たいあん)
○全てにおいて良いとされる
○なにをするにも合う吉日 - 友引(ともびき)
○11~13時のみが凶
→それ以外の時間帯は吉 - 先負(せんぶ)
○14時までは凶
○14時以降は吉 - 先勝(せんしょう)
○14時までは吉
○14時以降は凶 - 赤口(しゃっこう)
○11:00~13:00頃までが吉
○他の時間帯は凶 - 仏滅(ぶつめつ)
○1日全てが凶
仏滅は避けた方がいいのはよく知られている。
赤口に関しては吉の時間帯が2時間しかないので、慌ただしくなるので避けたい。
納車を避けたい日
ここまで納車に良い日をお伝えしてきた。
でも逆に納車に向かない日も存在する。
さらに言えば吉日であっても、凶日が重なると納車を避けたほうがいい日となることも多いので注意をしたい。
不成就日などは、最高の吉日とされる天赦日すら重なると打ち消してしまうほど。
だから凶日と重なった日は、吉日であってもできる限り納車を避けた方がいい。
- 不成就日(フジョウジュビ)
○なにごとも成就しない日 - 受死日(ジュシニチ、ジュシビ)
○黒日とも呼ばれる
○最悪の凶日とされる
○お葬式だけは良いとされる - 十死日(ジュウシニチ、ジュウシビ)
○ほかにもいくつもの呼び名がある
→十死、十死一生日、天殺日
○葬儀もダメな日
おわりに
今回は納車に向いた日についてお伝えした。
車の購入は大きな買い物だから、なるべく開運日に合わせたいもの。
でも納車する日を開運日に合わせるのは、色々な都合から難しい場合も多い。
そのような場合は登録日にこだわる。そして納車日につい凶日を避けるという方法もある。
このように納車日に合わせるのが難しくても、他の選択肢も存在するということを覚えておくのもいいかもしれない。