盛り塩は、運気をアップさせたり願いを叶えたりする方法として知られていますよね。
なぜ願いが叶うのかというと、盛り塩を行うことで願いが叶うのを邪魔する邪気などが浄化されて、願いが叶いやすくなるからだと言われています。
もしも盛り塩を行うというのなら、次前の準備として塩やお皿を用意する必要があります。
今回は、そんな盛り塩に使うお皿についてお伝えさせて頂きます。
盛り塩に使うお皿の基本は?
盛り塩に使うお皿ですが、基本的には陶器製の白の平皿が良いとされています。
大きさについては制限がないのですが、大きすぎると邪魔になりますよね。
ですから、直径は5cm位のお皿を選ぶと丁度良いでしょう。
とはいっても、風水から考えた願いに合った色のお皿を選ぶのもありです。
風水の盛り塩に使うお皿の色は?
盛り塩に使うお皿の色は、基本的には白がおすすめです。
一番の理由は、運勢的なクセがなくて使いやすい色だからです。
ですが、願いごとに合わせてお皿の色を変えるという方も多くいらっしゃいます。
- 黄色や金色のお皿
○金運アップ - 赤のお皿
○仕事運アップ - 金のお皿
○才能アップ - ピンクのお皿
○恋愛運アップ - 緑のお皿
○精神の安定
ココで注意したいのが、盛り塩のお皿には余計な模様が入っていない物を選んだ方が良い点です。
余計な模様が入っていると、その模様のせいで運気が低下することもあるので注意をしましょう。
お皿の色については、以下の記事の方が少しだけ詳しいですよ↓
盛り塩のお皿選びの具体例
例えば金運アップを狙いたい場合、黄色や金色のお皿を選ぶことになります。
黄色や金色は、古来より金運を招く色とされているので、金運アップにはうってつけの色です。
このとき、お皿の形にもこだわりたいところです。
可能であれば八角形のお皿を使いたいところです。
八角形は、風水で「八方位を完全にカバーする」とされ、金運を含むあらゆる運気をアップさせる効果があるからです。
このため黄色や金色で八角形のお皿を使えば、金運だけでなく他の運気も上げてくれるという結果になります。
そして、お皿を用意したのなら、次は盛り塩の置き場所を決めましょう。
この盛り塩の置き場所も風水に基づいて決めると良いですよ。
金運アップで有名なのが西側ですよね。
それだけでなく玄関を入って正面の靴箱の上や、玄関の隅などもおすすめです。
玄関は、家のお金の出入り口と考えられています。
このため、玄関に金運アップの盛り塩を置くことで、家に入ってくるお金を増やすことができるとされていますよ。
付け加えるのなら、靴箱の上は、金運を司る神様である「弁財天様」がいらっしゃると言われている場所なので金運に良い場所とされています。
今回の場合の盛り塩の作り方
ここでは、今回の場合の盛り塩の作り方を箇条書きにしてお伝えします。
- 八角形などの金運アップに効果的なお皿を用意します。
- 黄色や金色の塩を、お皿の7割程度まで盛ります。
- 塩を円錐形に整えます。
- 玄関の靴箱の上や玄関の隅に置きます
可能であれば、塩の上に榊(さかき)や五円玉などの金運アップアイテムを置くのもありです。
盛り塩のお皿の形は八角? 四角?
盛り塩に使うお皿の形は、円形の物を使う方が多いと思います。
市販されているのは、円形のお皿がほとんどですからね。
ですが、八角形や四角形のお皿を使うことで、より強い効果を発揮するとされています。
お皿の形による効果の違い
お皿の形によって効果に少し違いがあって──。
- 八角形=八方位を完全にカバーする:願いを叶える力アップ
- 四角形=浄化の力をアップする:盛り塩の基本的な力がアップ
このような感じになっています。
特定の叶えたい願望があるのなら八角形のお皿で、運気全般のアップを望むのなら四角形のお皿。
このように使い分けると良いのではと思います。
ですが、これから盛り塩に初めて挑戦するという場合は、手に入りやすい点を重視して円形のお皿を使うのもありではと思いますよ。
盛り塩に使うお皿の素材
盛り塩に使うお皿の素材は、陶器が一般的ですが、ガラスや金属などもあります。
盛り塩その物に対する効果に違いはありませんが、風水的に素材ごとに効果が違うとされています。
ですから使うお皿の素材にも注意をすると、通常の持ち塩効果+お皿の素材効果という感じでより大きな開運効果を期待できるということになります。
ですから、素材ごとにそれぞれにメリットやデメリットがあるので、自分の願いに合わせて選ぶと良いでしょう。
- メリット
○透明で邪気を通しやすい
○見た目が綺麗でインテリアっぽさがある。 - デメリット
○割れやすい
○汚れやすい
○重い - オススメの願い
○家庭内のトラブル解消
○人間関係の改善
○悪い気を払う
- メリット
○丈夫で長持ち
○金運アップに効果的 - デメリット
○錆びやすい
○熱くなりやすい
○重い - オススメの願い
○仕事運アップ
○収入アップ
○貯金増加
- メリット
○安価で手に入りやすい
○色や形が豊富で選びやすい
○適度な重さで安定感がある - デメリット
○割れやすい
○汚れやすい - オススメの願い
○願い事全般
盛り塩に使うお皿の数や配置
盛り塩に使うお皿の数や配置は、部屋の大きさや形によって変わります。
また風水などには流派というべき物があり、その影響で盛り塩のお皿や数や効果の考え方も違ってきます。
その点が難しい所ですが、基本的には以下のような考え方をしている方が多いですね。
お皿の数
一つの部屋に置くお皿の数は、基本的には1個から3個まで。
部屋の4隅に置くと結界になるとされます。
でも4隅に置いた時、部屋に邪気が溜まっていると結界により外に逃げていかなくなるので注意が必要。
部屋の4隅に置く場合は、部屋の掃除を徹底的に行った上で、簡単で良いので浄化を行うという下準備をする事をお勧めします。
お皿を置く場所
お皿を置く場所は、基本的には角。
部屋の角は邪気が溜まりやすいので、その邪気を盛り塩が吸収して邪気の悪い影響を下げてくれます。
ですが部屋の中央に盛り塩をした場合は、運気を上げる効果があるとされていますよ。
お皿を置く方角
これは盛り塩を部屋に1つだけ置き、なおかつ特定の願い事のある方向けのお話。
お皿を置く方角は、願いごとによって違ってきます。
風水では各方角に意味があります。
例えば北は仕事運や健康運、南は恋愛運や人気運などです。
盛り塩に使う塩の量や形
盛り塩に使う塩の量や形は、お皿の大きさや形に合わせて調整することになります。
基本的に塩の量はお皿に対して半分から7割程度。少なすぎると効果が弱くなりますし、多すぎるとこぼれたりする可能性があるので注意をしましょう。
ちなみに邪気を吸収させて、運気への悪い影響を避けたいだけであればお皿の上に塩を乗せるだけで良いので、円錐のような形状にしなくてもOKです。
ですが、せっかくなので運気アップを狙って、盛り塩の形は円錐にした方がお得かもしれませんね。
盛り塩の形による運気アップの違い
盛り塩の形は、円錐形、四角形、山盛り(丸)の3種類が基本とされています。
それぞれ異なる運気アップ効果を持つと考えられていますよ。
円錐形
- 先端が尖っていることから、邪気を払う力が強いとされています。
- 魔除けや浄化に効果的と言われています。
- 玄関やトイレなど、家の中の出入り口に置くのがおすすめです。
四角形
- 安定した形から、地に足をつけた安定した運気を呼び込むとされています。
- 仕事運や金運アップに効果的と言われています。
- 仕事部屋や財布の近くに置くのがおすすめです。
山盛り(丸)
- 丸い形は全体的な運気アップに効果的と言われています。
- 特に健康運や人間関係運アップに効果があるとされています。
- 寝室やリビングなど、家族が集まる場所に置くのがおすすめです。
盛り塩のお皿がない!皿なしの盛り塩方法
盛り塩を行う場合、塩を乗せるお皿が必要になります。
ですが物を増やしたくない場合など、お皿を用意できないこともありますよね。
そのような場合は、紙の上に塩を盛るだけでもOKです。
使う紙のオススメは無地の白い半紙です。
ですが最近では、ポプリなどを入れるサシェなどの袋に、塩を入れておくという方もいらっしゃいます。
盛り塩のお皿を100均で
盛り塩のお皿ですが、100均を見ると色々と見つけられます。
風水的な色に考慮したものも、少し苦労はするかもしれませんが発見できますよ。
もちろんお皿の値段によって、効果が大きく損なわれるということもありませんから、この点は安心して大丈夫です。
ちなみに私は、100円均一で八角形のお皿を発見して、即座に購入した経験があります。
八角形は珍しい印象がありましたが、意外と見つけられるものですね。
盛り塩の効果が感じられない場合の対処法
ここでは、盛り塩の効果が現れない場合の原因や対処法について詳しく説明します。
盛り塩は即座に効果の出る物ではない上に、効果もジワリジワリと少しずつ出てくるので、効果が出たか出ていないかの判断は難しいかもしれません。
ですが、盛り塩の行い方に勘違いが無いかを定期的に確認していると、意外な見落としがあったりするので、効果が出てないな~と感じたら、盛り塩の行い方が適切かチェックしてみると良いかもしれませんよ。
盛り塩の位置が適切でない
盛り塩の効果が感じられない主な原因の一つは、その位置が適切でないことです。
風水では、盛り塩を置く位置が重要とされています。
例えば、家の入り口や仕事場の入り口に盛り塩を置くことで、邪気を払い、良いエネルギーを引き寄せるとされています。
位置が不適切である場合、期待する効果が得られない可能性があります。
盛り塩の風水的な位置について調べ、正しい位置に配置することが重要です。
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塩の種類や品質に問題がある
盛り塩に使用する塩の種類や品質も、効果に影響を与えることがあります。
一般的には、粗塩、天日塩、岩塩といった天然の塩を使うことが推奨されています。
塩が古くなっていたり、品質が悪いと、効果が薄れることがあります。
ですから塩の新鮮も重要になってくるので注意をしましょう。
皿の色やデザインが風水に合っていない
盛り塩を置く皿の色やデザインも、風水において重要な要素です。
風水では、皿の色が運気に影響を与えるとされています。
例えば、白い皿は清潔感を象徴し、安定した運気をもたらす一方で、赤や金色の皿は活力や繁栄を引き寄せるとされています。
もし皿の色やデザインが風水に合っていない場合、効果が感じられないことがあります。
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盛り塩の方法や交換の頻度が適切でない
盛り塩の実践方法や交換の頻度も、効果に影響を与えることがあります。
例えば、古くなった盛り塩を交換する頻度が少なすぎると、十分な効果を得られない可能性があります。
それどころか逆効果になってしまうことも……。
一般的には、定期的(多くの場合は1週間が推奨される)に盛り塩を行い、古くなった塩を交換することが推奨されます。
特にトイレのように邪気の多い場所は3日に1度は塩を交換する必要があると言われているので注意をしましょう。
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盛り塩の歴史と文化的背景
盛り塩は、日本をはじめとするアジア地域で長い歴史を持つ伝統的な習慣で、家や仕事場の清めや悪運払いを目的としています。
ここでは盛り塩の歴史的な背景とその文化的な意義について詳しく探っていきます。
盛り塩の起源
盛り塩の起源は古代に遡り、日本の神道や仏教、さらには風水の影響を受けて発展してきました。
特に神道では、塩は神聖なものとされ、清めの儀式に使用されていました。
古代の人々は、塩が邪気や不浄を取り除く力を持っていると信じており、家庭や神社の入り口に盛り塩を行うことで、悪運や不幸を払いのけようとしました。
文化的な背景
日本の伝統的な習慣において、盛り塩は家の運気を高めるために広く実践されています。
特に、風水やおまじないの観点から、盛り塩には特別な意味が込められています。
風水では、塩の使用が環境を清め、ポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。
そのため、家の入り口や仕事場の重要な位置に盛り塩を置くことが推奨されています。
伝統的な儀式と現代の実践
盛り塩の儀式は、家の中だけでなく、ビジネスシーンや公共の場でも行われることがあります。
例えば、新しく開店する店やオフィスでは、盛り塩を行うことで商売繁盛や業務の成功を祈願します。
この習慣は、伝統的な文化を大切にしながらも、現代のライフスタイルに取り入れられています。
終わりに
今回は、盛り塩に使うお皿の形や色などについてお伝えしました。
盛り塩に使うお皿は、陶器、白、平皿、余計な模様が入っていない。
これらの条件を満たしている物が基本となります。
初めて盛り塩に挑戦するのであれば、これらの基本に従ったお皿選びをするのが良いのではと思います。
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天然の塩を使っていれば、盛り塩は中々の効果を感じられるハズです。
もしも更に上の効果を目指すのなら、塩にもこだわりたくなるのではと思います。
ですが塩は使い捨てになるので、まずは何度も繰り返し使えるお皿にこだわった方が良いのではないでしょうか?
使った塩の処分にも注意
盛り塩を行うのであれば、使った塩の処分にも注意をしましょう。
水道で水と一緒に流す方もいらっしゃいますが、盛り塩で使う塩は量が多いですよね。
ですから、排水管を傷めたりする原因になるので、なるべくゴミ箱に捨てるようにした方が良いのではと思います。