大人の塗り絵は、頭を刺激できるということもあり人気の高い趣味となりつつある
そんな大人の塗り絵に挑戦するのであれば、やはり仕上がりの完成度を高くしたい。
今回は、大人の塗り絵の完成度を高める塗り方のコツをお伝えする。
大人の塗り絵のコツは道具選びから
大人の塗り絵に挑戦するとき、完成度を高くしたいのなら道具にも注意をしたい。
ただ高価な道具を買えと言っているわけではない。
最初の頃であれば、大人の塗り絵に使う色鉛筆などの道具は100円均一の物で十分。
道具選びで重要なのは、初心者でも使いやすい道具を選ぶことにある。
- 色鉛筆
○慣れるまでは100円均一の物で
→色が多くても使いこなせない
→100円均一のような基本色のみの物の方が良い
○芯を少し長めにすると塗りやすい - 油性の色鉛筆を選ぶ
○色鉛筆には油性と水彩がある
→油性は細かい部分も気軽に塗れる - 消しゴム
○ノック消しゴム
→細かな部分を消しやすい - 鉛筆削り
○もっともお金を掛けたい道具
鉛筆削りについて
鉛筆削りは、大人の塗り絵の完成度をアップさせるのにとても重要な道具。
色鉛筆は100円均一の物でもいいけど、鉛筆削りに関しては文房具店などでしっかりとした物を買いたい程。
質の悪い鉛筆削りは、しっかりと色鉛筆の先を尖らせる事が出来ない。
このため大人の塗り絵の細かな部分を塗るのが難しくなり、塗り絵の完成度が下がってしまう。
油性色鉛筆と水性色鉛筆
色鉛筆には、油性の物と水彩の物とがある。
それぞれに特徴があるけど、大人の塗り絵初心者の場合は湯性色鉛筆を使う事から始めた方がよい。
- 油性色鉛筆
○通常の色鉛筆と同じ使い方
○重ね塗りでゴージャスな感じに仕上がる
○細かい部分も塗りやすい - 水彩色鉛筆
○塗った後で水でぼかしたりする
○広い面を塗るのによい
○少し使いづらい
大人の塗り絵をプリントアウトする用紙
大人の塗り絵は、100円均一や本屋さんで購入可能。
でもインターネットを使って探せば、ダウンロードという形で手に入れることも。
もしもネット上からダウンロードをするのであれば、印刷する用紙に気を付けよう。
- コピー用紙
○色鉛筆の色が乗りやすい
○消しゴムを使っても傷みにくい
○消しゴムを使うと破れやすい - ケント紙
○細かな線を描きやすい
○色鉛筆の色が乗りにくい
○消しゴムを使っても傷みにくい - 画用紙
○鉛筆で濃淡を表現しやすい
○消しゴムを使っても傷みにくい
○種類に細め~荒めがある
→色鉛筆の色が細めの方が乗りやすい
大人の塗り絵のオススメの絵柄
初心者の段階では、複雑な絵柄の塗り絵は避けたい。
塗るのが難しいため、ストレスを感じて途中でやめる可能性が高い。
だから初心者向けといえる、細かくない塗る絵を探すようにしよう。
大人の塗り絵|上手な塗り方は?
大人の塗り絵は、道具を準備した後は実際に塗るだけ。
この塗るときに心がける事で、大人の塗り絵の完成度がポイントがいくつか存在する。
- 塗る順番
○外側から内側へと塗っていく
○最初は外枠を塗る事から始める
→少しずつ塗る場所を内側へと移していく
○最初は明るい色の部分から塗る
→暗い色の部分は後回し - 重ね塗りをする
○色鉛筆は塗り重ねる事で深みが出る
○明るい部分は重ね塗りを行わない
○重ね塗りは暗い色の部分を中心に
○最初は薄い色で塗り徐々に濃い色で塗っていく - 塗る場所によって色鉛筆の角度を調整する
○広い面を塗るとき
→少し色鉛筆を寝かせる
→力を抜いて塗る
→筆圧を均等にして塗る
○風景画
→色鉛筆は寝かせるようにして塗る
○肌、背景、服など
→色鉛筆を横向きにして塗る
○輪郭がはっきりした絵
→人物、動物、模様など
→色鉛筆を立てた状態で塗る - 動きに合わせて塗る
○動いている方向に向かって色鉛筆を動かす
→川の流れや走っている方向など - 線の向きは揃える
○絵全体で揃えると見栄えが良い - 光源の位置を最初に考える
大人の塗り絵の効果は子ども~高齢者の脳に出る!
大人の塗り絵の実践は、脳を使う作業。
だから脳に関連した色々な効果を期待できる。
- ストレス発散
○完成時の達成感がストレス発散に - リラックス効果
○童心に帰ることが出来る - 自律神経が整う
○ストレス発散の効果
○塗っている時は集中しているため
→ストレスに目が向かない - セラピー効果
○アートセラピー、カラーセラピーのような効果 - 脳の活性化
○色合いなど色々と考えることがある
→脳を鍛えることに繋がる - 認知症の予防
○塗り絵は五感を使う
→脳の使う部分が多く鍛えられる
終わりに
今回は、大人の塗り絵の完成度を上げるポイントをお伝えした。
でも最も重要なのは、とりあえず気軽に続けること。
当たり前だけど、続けていれば何事も上達するもの。
そのためにも塗り絵を行う事にストレスを感じないように、気を付けることが大切になる。
だから今回お伝えした大人の塗り絵のポイントは、完璧に行うよりも気軽に行う事を目指すのが良いのではと思う。