
厄年を迎え、漠然とした不安を感じていませんか? 人生の転機や不調が続き、どうにかしたいと願う方もいるでしょう。そんな不安を解消し、安心して日々を過ごすための一つの方法が厄払いです。
今回の記事では、仙台市で厄除けに訪れたい有名な神社やお寺をご紹介します。
仙台の神社での厄除けをお考えの方は、今回の記事でご紹介する神社をチェックしてみるのもよいかもしれません。
仙台市で厄除けを考えるなら知っておきたい基礎知識
厄年を迎えてなんとなく不安になっていませんか。人生の節目に不調が重なると、気持ちまで落ち込みがちです。そんな時に頼りになるのが厄払い。仙台市には厄除けで有名な神社もあり、多くの人が参拝に訪れています。
この記事では、厄年の基本から厄払い・厄除けの意味までを整理しました。安心して参拝できるように、まずは基礎知識を押さえておきましょう。ちなみに「厄払いに行ってから宝くじが当たった!」という人もいるとかいないとか。信じるか信じないかはあなた次第です。
厄年とは何か
厄年とは、昔から災難や不運が起こりやすいとされる年齢のことです。日本では厄年に神社やお寺で祈祷を受ける風習が根付いており、数え年で考えるのが一般的です。生まれた年を1歳と数えるので、普段の年齢とは少しズレがある点にご注意ください。
男性と女性では厄年の年齢が異なり、さらに前後の年は前厄と後厄と呼ばれます。この3年間は特に注意が必要とされています。
男性の厄年
男性の厄年は25歳、42歳、61歳です。特に42歳は大厄と呼ばれ、災難がもっとも起こりやすいとされる要注意の年齢です。仕事や家庭で責任が増す時期とも重なるため、厄払いで気持ちを整える人が多いのも納得ですね。
区分 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|---|
25歳 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
42歳(大厄) | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
61歳 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
女性の厄年
女性の厄年は19歳、33歳、37歳、61歳です。特に33歳は大厄とされ、昔から女性にとって大きな転機を迎える年齢として重視されてきました。人生の節目に祈祷を受けることで、安心感を得る人も多いです。ついでに新しいお守りを手に入れれば、気分転換にもなるでしょう。
区分 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|---|
19歳 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
33歳(大厄) | 32歳 | 33歳 | 34歳 |
37歳 | 36歳 | 37歳 | 38歳 |
61歳 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
厄払いと厄除けの違い
厄払いと厄除け、似ているようで本来は少し意味が違います。厄払いはすでに降りかかっている災難を祓うこと、厄除けはこれから起こるかもしれない災難を未然に防ぐことです。とはいえ現代ではほぼ同じ意味で使われており、どちらを選んでもご利益に違いはありません。
神社では厄払いという言葉が、お寺では厄除けという言葉がよく使われます。大切なのは「悪いことは遠ざけたい」というシンプルな気持ちです。あまり難しく考えず、安心できる方法を選んでみてください。
仙台市で厄除けに有名な神社とお寺
仙台市には、厄除けで知られる神社やお寺が数多くあります。それぞれが独自の歴史やご利益を持ち、多くの人々の信仰を集めています。ここでは特に厄除けのご利益で有名な3つのスポットをご紹介します。なお、初穂料は5000円からが基本です。財布と相談しながら、でも心はケチらずお願いしたいところですね。
大崎八幡宮:国宝の社殿で厳かに厄払い
仙台市で厄除けといえば、まず名前が挙がるのが大崎八幡宮です。仙台駅からバスで約15分、伊達政宗公によって建立された社殿は国宝に指定されています。荘厳で華やかな桃山文化を伝える姿は圧巻で、写真を撮るだけでもご利益がありそうな気がするほどです。
八幡神は戦の守護神として信仰され、多くの人が厄除けを願って訪れます。人生の大きな岐路を迎える厄年に、力強い加護を授かることで心の不安を払い、新たな一歩を踏み出せるでしょう。また、勝負運のご利益でも知られており、受験や就職活動、スポーツの成功を祈願する人々にも人気があります。
仙台東照宮:家康公のパワーで災厄を打ち払う
仙台駅からのアクセスも良い仙台東照宮は、厄除けで有名な神社のひとつです。二代目仙台藩主・伊達忠宗公が創建し、徳川家康公を祀っています。天下統一を果たした家康公のパワーにあやかり、厄や災難を打ち払うご利益があるとされています。
本殿や唐門は国の重要文化財に指定されており、歴史を感じる雰囲気の中でご祈祷を受けることができます。厄除けに加え、開運招福や心願成就のご利益も有名で、仕事の成功や学業成就を願う参拝者も数多く訪れます。家康公の前では、悩み事も「まぁ何とかなるか」と思えてくるかもしれません。
陸奥国分寺 薬師堂:心と体の健康を願う厄除け
仙台市若林区にある陸奥国分寺 薬師堂は、奈良時代に聖武天皇の勅願によって建立された歴史あるお寺です。厄除けと聞くと神社を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、お寺での厄除けもまた特別なご利益があります。
本尊の薬師如来は病気平癒や厄除けにご利益があるとされ、厄年に体調を崩しやすいと感じる人にとっては心強い存在です。祈祷を通じて心の不安を和らげ、健やかな体を取り戻すきっかけとなるでしょう。静かで落ち着いた雰囲気の中で祈祷を受ければ、まるで心身ともにスパで癒されたような感覚になるかもしれません。
厄払いに行く前に知っておきたいこと
厄年を迎えて「さぁ厄払いに行こう」と思っても、初穂料や服装など気になることが多いですよね。事前にポイントを押さえておけば安心です。ここでは、当日をスムーズに迎えるための具体的なアドバイスを紹介します。準備さえしておけば、あとは神様にお願いするだけです(宝くじ当選は自己責任ですが)。
初穂料・ご祈祷料の目安と渡し方
厄払いを受ける際には、神様や仏様への感謝を込めて初穂料やご祈祷料を納めます。金額は神社やお寺によって異なりますが、一般的には5,000円から10,000円程度が目安です。高額だからといってご利益が倍増するわけではなく、心を込めることが大切です。
場所 | 表書き | 水引 |
---|---|---|
神社 | 御初穂料 | 紅白の蝶結び |
お寺 | 御祈祷料 | 紅白の蝶結び |
お金は白いのし袋や封筒に入れて渡すのが丁寧な作法です。表書きや水引を整えることで、気持ちがさらに引き締まります。
厄払いにおすすめの服装
服装に厳格な決まりはありませんが、神聖な場所であることを考慮し、清潔感を意識しましょう。男性はスーツやジャケット、女性は落ち着いた装いがおすすめです。派手な服装や露出の多い服装、カジュアルすぎる服装は控えましょう。神様の前で「そのTシャツの英語、意味わかってる?」とツッコまれたくはないですよね。
また、参拝する場所によっては外での祈祷や正座が必要な場合もあります。長時間でも疲れにくい服装を選ぶと安心です。
厄払いに行く時期と予約について
厄払いは厄年に入ってから一年中受けられます。一般的には新年から節分までが目安ですが、自分の体調やスケジュールに合わせることが大切です。無理して大混雑に突っ込むより、余裕を持って参拝する方が心も落ち着きます。
ご祈祷は予約制の場所と当日受付の場所があります。土日祝日や年始は混雑するため、事前に神社のサイトなどで確認するのがおすすめです。ゆっくり参拝したいなら平日の午前中が狙い目でしょう。
当日受付の場合は、名前や住所を記帳して順番を待つだけです。予約がなくても受けられることが多いので、過度に心配する必要はありません。
まとめ
人生の転機や不調が続くと「厄年だからかな」と思うこともあるでしょう。厄払いを通じて不安を解消し、安心して日々を過ごしたいと願うのは自然なことです。
この記事が、仙台市内で厄除けに有名な神社を訪れる際の参考になれば幸いです。厄払いを通じて気持ちをリセットし、前向きな新しいスタートを切ってください。厄も吹き飛ぶくらいの笑顔で参拝すれば、きっと神様も応援してくれるはずです。