ペットも人間と同じようにストレスや疲れを感じたり、ネガティブなエネルギーに影響されたりすることがある。
最近は、ペットの疲れやストレスに対して、ペットにマッサージを施す方も増えている。
一方でペットの体に溜まったネガティブなエネルギーへの対策としておすすめだとされているのが、塩水でペットを浄化する方法。
塩水は、古くから邪気や汚れを取り除く力があると信じられてきた。
塩水でペットを浄化することで、ペットのストレス解消やエネルギー調整に効果が期待できる。
また、塩水は殺菌作用もあるので、ペットの皮膚や毛のケアにも役立つ。
では、具体的にどのように塩水でペットを浄化するのだろうか?
今回の記事では、3つの方法を紹介する。
塩水スプレーで浄化する方法
この方法は、ペットが水嫌いの場合や、お風呂に入れるのが難しい場合におすすめ。
準備するものは、ペットボトルとスプレーだけ。
まず、ペットボトルに水と塩を入れてよく振る。
塩の量は、水1リットルに対して大さじ1杯程度が目安。使う塩は天然塩(海水を自然乾燥したものや釜で煮詰めたもの)
次に、スプレーへ塩水を入れる。スプレーは清潔なものを使おう。
また、スプレーの口は細かく霧状に出るものが望ましい。
これで完成。
完成したらペットの体にスプレーをかけていく。
天然塩を選ぼう
塩スプレーは、必ず天然塩を選ぶ必要がある。
天然塩とは、海水を自然乾燥したものや釜で煮詰めた塩の事。
天然塩は、一般的に塩田を用いて海水を天日で乾燥させるなど、昔ながらの製法で作られた塩の事を指す。
この製法では、海水に含まれるミネラル分がそのまま残るため、旨みやコク、甘みを感じられるまろやかな味わいになる。
またスピリチュアル的には、人工的に合成した塩よりも遥かにエネルギーが強いとされている。
天然塩の別名
天然塩の別名としては、以下のようなものが挙げられる。
塩水スプレーを作る場合は、塩のパッケージなどに以下の記載がある物を選ぼう。
- 天日塩
- 自然海塩
- 粗塩
- 荒塩
「天日塩」は、天日干しによって作られた塩の総称。
天然塩の代表的な呼び名。
「自然海塩」は、海水を原料として作られた塩の総称。
天然塩の一部を指す場合もありますが、精製塩も含まれる場合がある。
「粗塩」や「荒塩」は、粒が粗い塩の総称。
天然塩に限らず、精製塩も含まれる場合がある。
また、岩塩も天然塩の一種。
岩塩は、昔は海だった場所が地殻変動などで陸地に閉じ込められ、その水分が蒸発して結晶化したもの。
ミネラル成分が豊富に含まれている。
しかし岩塩は硬く結晶化しているため、味はまろやかではなく、塩辛い印象がある。
ペットへの塩水スプレーの使い方
ペットに塩水スプレーを使う時は頭や目は避けよう。
スプレーをかけたら、手でなでるようにして塩水をなじませる。
このとき、ペットに優しく声をかけたり、マッサージしたりしてあげると効果的。
最後に、塩水が乾いたら、ブラシやタオルでふき取ろう。
これで完了。
この方法は手軽にできる上に、ペットの気分転換やリラックス効果もある。
毎日行う必要はないが、週に1回程度は実践するのが良いとされている。
塩水スプレーで浄化する方法のメリットとデメリット
塩水スプレーで浄化する方法のメリットは以下の通り。
- 水と塩さえあれば簡単に作れる。
- ペットボトルとスプレーだけで済むので道具が少なくて済む。
- ペットが水嫌いでも抵抗が少ない。
- ペットの体全体に均等に塩水をかけられる。
- 殺菌作用や消臭作用がある。
- 邪気やネガティブなエネルギーを払うことができる。
一方、塩水スプレーで浄化する方法のデメリットは以下の通り。
- 塩分が多すぎると皮膚や目に刺激を与える可能性がある。
- 塩水が乾くまで時間がかかる場合がある。
- 塩水が乾いた後にふき取らないと塩分が残ってしまう。
- ペットが塩水を舐めてしまって脱水症状を起こす恐れがある。
以上のように、塩水スプレーで浄化する方法にはメリットとデメリットがある。
塩分の量や使用頻度には注意しよう。
また、ペットの様子や反応にも気を配ることも大切。
ペットが不快に感じたり、アレルギー反応を示したりした場合は、すぐに使用を中止する必要がある。
塩水スプレーで浄化する方法の効果を実感できるまでの期間や回数
塩水スプレーで浄化する方法の効果を実感できるまでの期間や回数は、ペットの種類や個体差によって異なる。
一般的には、週に1回程度の使用で十分な効果が得られると言われている。
でもペットの状態や気分によっては、もっと頻繁に行ったり、逆に控えたりする必要がある場合も。
塩水スプレーで浄化する方法の効果を実感できるかどうかは、ペットの様子や変化を観察することで判断できる。
例えば、以下のような変化が見られたら、効果があったと考えていい。
- 毛並みが良くなった。
- 皮膚トラブルや臭いが改善された。
- 元気になった。
- 甘えん坊になった。
- 落ち着いた。
- 睡眠の質が良くなった。
もし、以下のような変化が見られたら、効果がなかったか、逆効果だったと考えられる。
- 皮膚や目に刺激を感じた。
- 水嫌いになった。
- 舐めてしまって脱水症状を起こした。
- 気分が悪くなった。
- 不安やイライラした。
- 睡眠障害が起きた。
以上のように、塩水スプレーで浄化する方法の効果を実感できるまでの期間や回数は個々のペットによって異なる。
ペットの様子や反応をよく観察して、適切な頻度や量を見つけよう。
塩水で洗う方法
この方法は、ペットが水に慣れている場合や、汚れがひどい場合におすすめ。
準備するものは、バケツや洗面器とタオル。
まずバケツや洗面器に水と塩を入れて混ぜる(塩の量は水1リットルに対して大さじ1杯程度が目安)
バケツや洗面器は大きめのものを使おう。
次に、ペットを浴槽やシャワーで濡らす。
温度は人肌程度が良い。
ペットが怖がるかもしれないので注意が必要。
そして、塩水にペットを浸すか、塩水をかけよう。
頭や目には塩水を避けよう。
塩水をかけたら、手でなでるようにして塩水をなじませる。
このときも、ペットに優しく声をかけたり、マッサージしたりしてあげると効果的。
最後に、塩水をしっかりと洗い流す。清潔なお湯で何度もすすげばOK。
塩分が残ってしまうと、ペットの皮膚や目に刺激を与えたり、舐めてしまって脱水症状を起こしたりする恐れがあるので注意。
そして洗い流したら、タオルで拭いて完了。
この方法は、ペットの汚れや臭いを取り除くだけでなく、邪気やネガティブなエネルギーも一緒に流すことができるとされている。
月に1回程度の実践をすすめる方が多い。
塩風呂で浄化する方法
先程は塩を溶かしたお湯での浄化方法をお伝えした。
こちらの方法は、塩を入れた湯船にペットを浸からせる方法となる。
ペットがリラックスしたい場合や、体調が悪い場合におすすめ。
準備するものは、浴槽とタオル。
まず浴槽にお湯と塩を入れて混ぜる。塩の量は水1リットルに対して大さじ1杯程度が目安。
お湯の量は、ペットがつかれる程度にしよう。
次に、ペットを浴槽に入れる。
温度は人肌程度が良い。
ペットが怖がらないように注意。
そして、ペットがお湯につかるのを待つ。このとき頭や目にお湯が掛かるのは避ける。
ペットがお湯につかったら、手でなでるようにしてお湯をなじませる。
最後に、塩風呂から出したら清潔なお湯で洗い流そう。
洗い流したら、タオルで拭いて完了。
この方法は、ペットの血行や代謝を促進し、体内の老廃物や毒素を排出する効果が期待できる。
またペットのリラックスや癒しにも効果がある。
ただ体調が悪い場合は医師に相談してから行うなどの配慮が必要となる。
この方法は週に1回程度の実践が良いとする方が多い。
おわりに
今回は、ペットを塩水で浄化する方法とその効果についてお伝えした。
塩水でペットを浄化することは、ペットのストレス解消やエネルギー調整に効果が期待できるだけでなく、ペットとのコミュニケーションや絆を深めることも可能。
特に塩水スプレーは手軽に行えるので、初めて塩による浄化を行うという方は、この方法から始めると良いかもしれない。