感情を解放するためにぐるぐるワークを試したいけど、紙を燃やす行為に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、燃やさずに感情をクリーニングする方法をご紹介します。
ぐるぐるワークとは?
ぐるぐるワークとは、桑名正典さんが推奨する感情のクリーニング方法です。
このメソッドは、ネガティブな感情を紙に「ぐるぐる」と書き出し、その紙を破って燃やすことで感情を解放するというものです。
ぐるぐるワークの手順
- ネガティブな感情を吐き出す
白い紙にペンで感情をぐるぐると書き出します。このとき解消したい感情に意識を向け続けるのがコツとなります。 - 紙を破る
書き出した紙を細かく破ります。 - 燃やす
破った紙を燃やして感情を解放します。
ぐるぐるワークは燃やすのが基本
ぐるぐるワークは、最後に使った紙を燃やすのが基本となります。
もしも燃やせない場合は、提唱した桑名正典さんによれば、水に溶ける紙を使うのがよいとのこと。
でも水に溶ける紙は、とても高価なので使えないという方も多いようです。
ですが提唱者である桑名正典さんが、燃やす、水に溶ける紙を使う方法以外はオススメしていません。
この点を踏まえて、この記事でお伝えする変わりの方法に関する情報を読むようにして下さい。
私が効果を感じた燃やす以外の方法
私が行った中で、効果を感じたのはぐるぐると書いたあとで、水道水をひたすら書いた紙に掛け続けるというものです。
蛇口をひねると水道水が落ちる場所に、ぐるぐるした用紙を広げて置いておきます。
そして蛇口をひねって水を紙に掛け続けます。
そのさい、ぐるぐるしている最中に模様に籠った悪いエネルギーが水に流されて出ていくとイメージします。
そして2~3分ほど水を掛けたら、蛇口をひねって水を止めて、紙をビリビリに破ります。
次に破った紙が燃えて、残った悪いエネルギーも燃えてしまったとイメージ。
そしてゴミ箱にポイッと捨てます。
ぐるぐるワークの基本
ぐるぐるワークは、書くことで感情を整理し、解放するためのシンプルな方法ですが、その過程には多くの意味があります。
ぐるぐるとペンを動かして模様を描き続けることは感情を「外に出す」ことに繋がります。
ぐるぐるワークの目的と効果
ぐるぐるワークの目的は、内面のネガティブな感情やストレスを整理し、解放することです。
このワークを通じて、自分自身の感情を客観的に見ることができ、頭の中でぐるぐると巡っていた思考をスッキリさせることができます。
また、感情を可視化することで、気持ちの整理がつきやすくなる効果もあります。
この作業は、心の浄化を促進し、よりクリアな状態に導くものです。
なぜ感情を外に出すことが必要なのか?
それは感情を外に出して解放しないと、その感情を抱くキッカケとなる出来事が何度でも繰り返されるからです。
ぐるぐるワークの勘違い
ぐるぐるワークは、潜在意識内にある、未解決の感情を開放するためのメソッドです。
ですから、どんなに数をこなしても、潜在意識内にある未解決の感情を解決できなければ、意味は無いのです。
感情を書いた紙を燃やすという行為は、とても強力な感情解放の手法として知られています。
燃やさない方法としては、ぐるぐるを行った紙を切ったり土に埋めるという方法もあります。
ですが、燃やすことと比べると効果が著しく下がってしまうのでオススメ出来ません。
今回ご紹介した、水道水の水で洗い流すという方法も、紙を燃やす事に比べると、効果が低い方法となってしまいます。
ですから燃やせば1度でスッキリする感情も、他の方法だと何度も行う必要が出てくることもあるので、その点に注意をしましょう。
こういった効果が下がるという理由から、私は燃やさない方法を使うのなら、他の感情解放ワークを使う事も選択肢にした方がよいのでは?と考えています。
感情の解放をサポートするアクティビティ
ぐるぐるワークで感情を紙に書き出すことは非常に効果的ですが、それをサポートするアクティビティも取り入れることで、さらに感情の解放がスムーズに進むことがあります。
ここでは、ぐるぐるワークと組み合わせて行うことで、感情の浄化を深めるアクティビティを紹介します。
これらは燃やす行為をせずとも、感情の解放や浄化を促進するものです。
感情のクリーニングとヨガ・瞑想
ヨガや瞑想は、心を落ち着かせ、内面の整理を行うのに非常に効果的な手法です。
ぐるぐるワークを終えた後、またはその前に、短いヨガのルーティンや瞑想を行うことで、体と心が整い、感情解放のプロセスがスムーズに進みます。
ヨガは、体の緊張を解きほぐし、呼吸を整えることで、精神的な負担も軽減します。
一方、瞑想は自分の内面を深く観察する時間を提供し、感情をクリアにするサポートをしてくれます。
特に、ネガティブな感情が渦巻いている時に瞑想を行うと、それらの感情が過去のものとなり、今ここに集中する力が強まります。
簡単な瞑想でもぐるぐるワークとの相乗効果が期待できます。
感情解放を促進するアートセラピー
アートセラピーは、自分の感情を視覚的に表現することで、言葉にしにくい感情を解放する方法です。
ぐるぐるワークを補完する形で、絵を描いたり、粘土で作品を作ったりすることで、感情が自然に浄化されます。
この方法は、特に感情の言語化が難しい時や、書く作業に飽きてしまった時に有効です。
アートを通じて感情を表現することで、燃やさない感情解放ができます。
また、アートセラピーは、ストレス解消やリラックス効果も高いため、ぐるぐるワーク後に行うと心がさらに落ち着くでしょう。
絵や作品を完成させた後は、その作品を保存することも、処分することも自由です。
自分の感情が視覚化され、それが過ぎ去ったものとして認識できる瞬間を持つことで、さらなる解放が期待できます。
色々とある感情解放ワーク
ぐるぐるワークで、燃やすことが出来ない場合、他の感情解放ワークを使うのも手です。
以下に代表的な感情解放ワークを書いておきますので、興味のある方は詳細を検索してみて下さい。
セドナメソッド
セドナメソッドは、感情を認識し、それを手放すことで心の平穏を取り戻す方法です。
このメソッドは、感情を抑え込むのではなく、感じたままに受け入れ、その後に解放することを目的としています。
具体的には、以下の手順を踏みます
- 自分が何を感じているのかをしっかりと感じる
- 自分に「この感情を手放せますか?
」と質問する(はい いいえ のどちらかで答える)
- 自分に「この感情を手放しますか」と質問する(はい いいえ のどちらかで答える)
- 自分に「いつ」と質問する
この手順を、解放できたと感じるまで続けます。
EFT(Emotional Freedom Techniques)
EFTは、感情の自由技法とも呼ばれ、特定の経絡ポイントをタッピングすることで感情的なストレスを解放する方法です。
この技法は、東洋医学の経絡理論と現代の心理学を組み合わせたもので、以下の手順で行います:
- 解消したい感情を特定する:解消したい感情や問題を明確にします
- 評価:感情の強さを1~10の数字に当てはめて評価する
- 手の小指の外側を指先から手首までを撫でながらセットアップフレーズを唱える:例えば、「私はこの不安を感じているが、それでも私は自分を完全に受け入れる」といったフレーズを唱えます。
- タッピング:特定の経絡ポイント(眉頭、目の横、目の下、鼻の下、顎、鎖骨、脇の下、頭頂部)を順番にタッピングします。
- 再評価:タッピング後に感情の強度を再評価し、必要に応じて繰り返します。
ホ・オポノポノ
ホ・オポノポノは、ハワイの伝統的な癒しの方法で、自己浄化と許しを通じて心の平和を取り戻すことを目的としています。
この方法は、以下の4つのフレーズを繰り返すことで行います。
- 「ごめんなさい」
- 「許してください」
- 「ありがとう」
- 「愛しています」
上記の4つの言葉を、潜在意識に向けて唱えます。
まとめ
この記事では、ぐるぐるワークで紙を燃やせない場合について、感情の解放やクリーニングを行うための方法について解説しました。
個人的におすすめなのは、水で流す方法です。
また、感情解放ワークはぐるぐるワーク以外にも数多く存在します。
ですから、燃やせない場合はぐるぐるワークにこだわらず、他の方法を実践するのも良いかもしれません。