感謝ノートで失敗する? 逆効果になる原因と対処法を徹底解説!

感謝ノートは、日々の小さな幸せに感謝することでポジティブな心を育むツールとして人気があります。

 

しかし、書き方や使い方を誤ると、逆効果になることもあります。

 

この記事では、感謝ノートが逆効果になる理由や失敗する理由、効果が出ない人の特徴、それらを避けるための対策を提案します。

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はじめに:感謝ノートの期待と現実

感謝ノートを取り入れることで、日常の中で感謝に気付くことが増えます。

 

これは、感謝ノートを始める前は気付かなかった、感謝できることに気付く能力が養われるためです。

 

感謝に気付くようになることは、良い気分で過ごせるようになる事に繋がるので、感謝ノートを行う事は日々が充実した物となります。

 

しかしながら、感謝ノートが逆効果になるケースも少なくありません。

 

一部の人々は、感謝ノートを書くことで、かえって不安やストレスを感じるようになることがあります。

 

これは、感謝ノートを書くことによって、自分の中にあるネガティブな感情や問題点を見過ごしてしまうためです。

 

また、感謝ノートを書くことに対する義務感や、期待に応えられないプレッシャーを感じることが原因で逆効果になることもあります。

 

感謝ノートで逆効果になる例:具体的な事例から学ぶ

感謝ノートの実践は、私たちの心に感謝の気持ちを呼び起こし、日々の生活に変化をもたらすことを期待できます。

 

しかし、感謝ノートが逆効果になる事例もあります。

 

以下に、そのような事例とその背景にある心理的なメカニズムを詳しく解説します。

 

  • 過去に感謝ノートに書いた内容を見ながら書く
    過去に書いた内容を見たり、思い出したりしながら書くこと。
  • 無理やり感謝
    ネガティブな感情を抱いているのに、感謝ノートを書くこと。
  • 自己否定
    感謝を表現しながらも、同時に自分を否定する言葉を書いてしまう。
  • 期待値の高さ
    感謝ノートに過剰な期待をしてしまい、結果が出ないと焦りや失望を感じる。
  • ネガティブな思考
    感謝することでポジティブになるはずが、ネガティブな感情に囚われてしまう。

 

過去に感謝ノートに書いた内容を見ながら書く

感謝ノートを書く際に、感謝ノートの過去に書いたページを見たり思い出したりしながら書くのは避けましょう。

 

その行為の裏で、書くことを面倒だと感じていたりネガティブな感情が渦巻いている事があるためです。

 

これでは、感謝ノートを書くたびに、ネガティブな感情に意識を向けることになり、ネガティブな事を発見する能力が養われかねません。

 

無理やり感謝

感謝ノートを書くさいに、感謝以外の感情を抱いている内容を書くのは避けましょう。

 

例えば、上司の小言にイライラしているのに、小言を無理やり自分を思っているから感謝しないと!!と本心を偽って、感謝しようとするなどです。

 

これを行えるのは、熟練者だけです。

 

上司の小言にイライラしていても、その感謝できる側面を見て、本当に感謝の気持ちが湧きあがる熟練者になるまでは、避けましょう。

 

必ずしも感謝の気持ちを抱いている必要はない

感謝ノートに書く内容は、必ずしも感謝の気持ちを抱いている必要はありません。

 

ですが、ネガティブな感情が無い物を書くようにしましょう。

 

自己否定

感謝ノートに感謝を記す一方で、自分を否定する言葉を書いてしまうことは、自己肯定感を低下させる原因となります。

 

現状の自分を否定する言葉は入れない。

 

このことは覚えておきましょう。

 

期待値の高さ

感謝ノートに対して過剰な期待を持って続けるのは避けましょう。

 

結果が出ないと焦りや失望を感じることに繋がります。

 

こういった気持ちが出てしまうと、その気持ちにばかり意識が向いてしまい、感謝の気持ちを抱くのが難しくなります。

 

感謝ノートで失敗する理由:落とし穴と対策

先程までの逆効果の章は、書くほどマイナスの影響が出る原因についてお書きしました。

 

こちらの失敗する理由については、効果が出にくかったり、効果が全く出ないなどの原因についてお伝えします。

 

  • 誤った書き方
    感謝の気持ちを込めずに形式的に書くこと。
  • 継続不足
    短期間で効果を実感できずにやめてしまうこと。
  • 自己否定
    自己否定の気持ちを抱いたまま書くこと。
  • 不適切なタイミング
    忙しい中や心に余裕がない時に無理に書くこと。
  • 目標設定
    現実的でない高い目標を設定し、プレッシャーを感じること。

 

誤った書き方

感謝ノートを書く際に、ただ形式的に、感謝の気持ちを込めずに書く。

 

このことは、効果が出るまで時間が掛ります。

 

徐々に感謝の気持ちを抱けるようにはなりますが、感謝できることを探して書いた場合よりも変化が遅くなってしまうのです。

 

継続不足

感謝ノートの効果は、継続することで初めて実感できるものです。

 

短期間だけ実践して効果を感じられないと判断し、すぐにやめてしまうと効果を得るのは難しいのです。

 

自己否定

感謝ノートを書いているとこ、自分を責めるような自己否定の感情が湧いてくることがあります。

 

その感情を抱いたまま書いていると、感謝の気持ちに意識が向かなくなってしまうため効果が薄まります。

 

ですから自己否定の感情が湧いてきたら、深呼吸をするなどして気持ちを切り替えるようにしましょう。

 

不適切なタイミング

忙しい中や心に余裕がない時に無理に感謝ノートを書くことは、ストレスを増加させる原因になる可能性があります。

 

感謝ノートはリラックスした状態で、心からの感謝を表現することが効果を発揮しやすくなるポイントです。

 

ですから、心に余裕の無い時間の多い方は、もうその日は行う事の無い寝る直前などの時間帯に書くなどの工夫をすると良いでしょう。

 

目標設定

現実的でない高すぎる目標を設定し、それにプレッシャーを感じる。

 

このことは、感謝ノートの効果を損なう要因となります。

 

ただ人によって、高い目標を抱いた方がワクワクして良い気分になる場合もあります。

 

ですから、目標がストレスになっていないか、自分の心に訊ねることが大切になります。

 

感謝ノートが続かない人の特徴:心の状態と改善方法

感謝ノートが続かない人には、特定の心理的特徴が見られることがあります。

 

これらの特徴が自分にないか振り返って、必要なら改善する方法を探ることで、感謝ノートを続けやすくなることでしょう。

 

  • 感謝の気持ちの欠如
    常に周囲に不満を持ち、怒りを感じている。
  • 自己肯定感の低下
    自分の価値を認められず、否定的な思考に陥る。
  • ネガティブ思考
    物事を悪い方向に考えがちで、ポジティブな視点が持てない。
  • 完璧主義
    完璧を求めすぎて、小さな成功を見逃してしまう。
  • ストレス
    日々のストレスが多く、心に余裕がない。

 

感謝の気持ちの欠如

周囲に対して常に不満を抱え、怒りを感じている人は、感謝の気持ちを見出すことが難しいかもしれません。

 

このような状態では、感謝ノートを書くことが負担に感じてしまい、書き続けるのが難しくなります。

 

自己肯定感の低下

自分の価値を認めることができず、否定的な思考に陥っている人は、自己肯定感が低下しています。

 

このような状態では、自分や他人に対する感謝を表現することが困難です。

 

そして困難であるため、感謝の内容を書く感謝ノートを続けるのは難しくなります。

 

リラックスした状態だと、否定的な思考が弱まるので、そういった時間を作って感謝ノートを書くと良いでしょう。

 

ネガティブ思考

物事を悪い方向に考えがちで、ポジティブな視点を持つことができない人は、感謝ノートの効果を実感することが難しいです。

 

ネガティブな思考は、感謝の気持ちを見つけることを妨げてしまうので、感謝ノートを書く時のストレスが増えて続けるのが難しくなります。

 

感謝ノートの効果に関しては、小さな良いことがあったら「感謝ノートのおかげかも?」程度で良いので、感謝ノートの効果である可能性があると考えるようにしましょう。

 

完璧主義

完璧を求めすぎることは、小さな成功や進歩を見逃してしまう原因となります。

 

完璧主義者は、大きな出来事しか感謝ノートに書いてはいけないと感じてしまいがちです。

 

この場合は、感謝のハードルを下げることが大切になります。

 

ストレス

日々のストレスが多く、心に余裕がない人は、感謝の気持ちを見つけることが難しいです。

 

ストレスが多いと、ポジティブな感情を感じる余地が少なくなるためです。

 

もしもストレスが多いと感じた場合は、まずはストレスを発散できる趣味や遊びを見つけると良いでしょう。

 

おわりに:感謝ノートの活用

感謝ノートを効果的に活用するためには、自分に合った方法で継続することが重要です。

 

感謝の気持ちを自然に感じられる瞬間を見つけ、それをノートに記録することで、本当の意味での感謝という感情を育むことができます。

 

効果が出るのに時間は掛りますが、感謝ノートを続けることで得られる物は、人生を大きく変えるキッカケになるとすら言われています。

 

結果を出すのを急がず、じっくりと続けていきましょう。

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