衣替えの季節になると、これまで押し入れやクローゼットの奥にしまっていた服を出しますよね。
このとき変な臭いがついていたり、着るとかゆくなるなど変なことになりがち。
今回は、変な臭いのついた衣替えの服の適切な洗う方法などをお伝えします。
衣変えで出した服が臭い!どうする?
衣替えで服を出したら変な臭いがする──。
この原因は2種類あります。
- 防虫剤の臭い
○パラジクロロベンゼンやナフタリンなどの防虫成分 - 服の汚れが原因のカビ
衣変えの服が臭うのなら洗うだけでなくこの方法も試そう
衣替えの服を出したら変な臭いがついていた!
このような時には洗濯をしますよね。
ですが洗濯だけで臭いが取れないときもあります。
そのような時には、臭いが防虫剤とカビのどちらが原因かで以下の方法を使ってみましょう。
- 時間をかけて臭いを落とす方法
○湿度の低い日に風通しの良い場所に吊るしておく
○防虫剤の大半は揮発性なので臭いが消える
○日に当てないように注意をする
→防虫剤の付着によって生じる変色を防ぐため
○2~3日ほどで臭いは落ちる - 短時間で臭いを落とす方法
○防虫剤の臭いは熱や水分に弱い
○具体的な方法
○スチームアイロンを当てる
○お風呂の湯気に一晩あてる
次はカビの臭いが服からした場合の対策方法です。
カビ臭さの原因は、繊維の奥に残った汚れや洗剤カスを食べてカビが繁殖したことです。
ですからカビ臭さは、カビを退治することで対処することが可能ですよ。
- 風通しの良い場所で天日干し
○日光の殺菌効果でカビ臭さが減る
衣変えで服を着たらかゆい!原因はダニ?
衣替えで久しぶりに着た服。
ソレが原因でかゆみが!
このような場合、かゆみの原因は以下の3つとなります。
- ダニ
- カビ
- 服の繊維を食べる虫
これらは直接、あなたを刺したりしない場合でも触れるだけでアレルギー反応が生じて、かゆみを感じることがあります。
洗濯だけではかゆみの解消は難しい
衣替えで出した服で感じるかゆみ。
先に書いた、ダニ、カビ、虫が原因なのですが、残念なことに洗濯だけで解消するのは難しいとされています。
ダニや虫であれば、死骸であれば洗濯で取れますが、生きていると繊維にしがみついて残ってしまいます。
ですから、衣替えで出した服でかゆみを感じた場合は、洗濯以外の工夫をした方がよいということです。
では、どのような事を行えば良いのかというと──。
- アイロン+掃除機
○熱を加えるとダニ、カビ、虫を退治できる
→アイロンがオススメ
→アイロンの温度は80℃~120℃で良い
○服のタグの指示に従ってアイロンは使う
○熱に弱い素材の服には当て布を使う
○裏から始めて表をアイロンがけする
→ダニ、虫、カビは湿気のこもる服の内側に多いため
○いつもよりゆっくりアイロンがけは行う
○アイロンがけ終了後には掃除機を使う
→ダニや虫の死骸を取り除くため - 天日干し+コロコロ
○一度にたくさんの服を処理できる
○黒いごみ袋に入れて直射日光に当てる
→通常の天日干しだとダニなどが内側に逃げるため
○天日干し終了後には掃除機をかける - 煮沸消毒+洗濯
○熱湯に10分ほど服を浸け置きする
○熱湯は70℃程で良い
○服の素材によっては縮んだり色落ちするから注意
終わりに
今回は、衣替えで服を出したときに良くある変な臭いがする場合、どのようにすれば良いのかについてお伝えしました。
衣替えを行うと経験することの多い服の嫌な臭い。
洗濯をする以外にも行える対策が多いので、色々と試してみるのも良いかもしれません。
ただ服の素材によっては相性の悪い方法もあるので、服のタグを確認してから試すようにしましょうね。
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衣替えをするとき、色々な点に気を付けないと収納した時に後悔をする事になります。
そうなると思い出のある服の場合は、かなり悲しい想いをしますよね。
臭いとかであれば対処可能ですが、虫食いになるとどうしようもありません。
基本となるのは、収納するときにしっかりと洗濯をすることですから、洗濯をするとき気合を入れましょう。