お父さんに感謝を伝える父の日と、お母さんに感謝を伝える母の日。
最初に母の日が行われるようになり、その後で父の日が行われるようになりました。
今回は、父の日と母の日にちはいつなのか? また由来はどのような物なのかをお伝えさせて頂きます。
父の日と母の日の日にちはいつ?
父の日と母の日ですが、日にちはいつなのかというと──。
- 父の日
○6月の第3日曜日
○一般的に黄色いバラを贈る - 母の日
○5月の第2日曜日
○一般的に黄色のカーネーションを贈る
上記が日本では一般的です。
父の日と母の日の由来は?
母の日の由来は、世界中に色々なバリエーションがあります。
そして日付に関しても2月~5月を中心に国によってバラバラです。
ですが日本に伝わったのは、アメリカからだとされているので、日本の母の日の由来はアメリカにあるということになります。
また、父の日も同様に日本に伝わったのはアメリカからだと言われていますよ。
母の日の由来は?
母の日は、アメリカのフィラデルフィアに住んでいたアンナ・ジャービスさんが始めたとされています。
時系列に並べると──
- 1905年5月9日
○母親が亡くなる - 1907年
○支援者と共に全国的な母の日の普及運動開始 - 1910年
○母の日を祝日としてウエストバージニア州が認定 - 1911年
○アメリカの州のほとんどで母の日が祝われるようになる - 1914年
○ウィルソン大統領が提唱し5月の第2日曜日を母の日と制定する
- 1913年
○キリスト教会や日曜学校で母の日の行事が始まる - 1915年
○青山学院教授のたアレキサンダー女史が母の日を紹介 - 1931年
○皇太后の誕生日の3月6日を母の日とする - 1937年
○森永製菓などが普及活動をして全国的に広がる
母の日にカーネーションを贈る理由
母の日にカーネーションを贈るのは、母の日をアメリカではじめたアンナさんが母が好きだった白いカーネーションを、追悼会で配ったことが始まりだとされています。
この日は1908年の5月10日。5月の第2日曜日でした。
日本のカーネーション事情
過去日本でも、母親が存命であれば赤いバラ、亡くなっていれば白いバラがそれぞれ贈られていました。
ですが子供を傷つけるのでは?義母に育てられている子供は?このような配慮から、1960年から赤色に統一されるようになったとされています。
父の日の由来
父の日は、ワシントン州のソナラ・ドッドさんから始まります。
ソナラさんの父親は、戦争で招集されたため、母親はが祖奈良さんを含む6人を育てましたが、過労で亡くなってしまいました。
その後は、父親が育てたのですが子供が成人するとこの世を去ってしまいました。
しばらく経ちソナラさんが、母の日の説教を聞いて父の日もあって良いのでは?と考えました。
これが父の日誕生の始まりです。
- 1909年
○父の日があっては良いのではとソナラさんが考える - ソナラさんは自分の通う境界に父の日の礼拝を頼む
○父親の誕生日である6月に合わせて - ワシントン州において父の日
- 1972年
○国民の祝日となる
- 1980年ころから日本に広まる
- 1981年にFDC日本ファーザーズ・デイ委員会が設立される
- FDC日本ファーザーズ・デイ委員会が頑張って普及させる
父の日で黄色いバラが贈られる理由
ドット夫人は、亡き父の墓に白いバラを捧げましたた。
でも日本では、黄色いバラを贈ることの方が多いですよね。
なぜこのような状態なのかというといくつも説はあるのですが、これはFDC日本ファーザーズ・デイ委員会の影響が大きいとされています。
FDC日本ファーザーズ・デイ委員会は、父の日に黄色いリボンを添えて贈り物をしましょうというイベントを行っています。
このイベントの影響が大きいのでは?と言われていますよ。
終わりに
今回は、父の日と母の日がいつか?由来は?
この2点についてお伝えしました。
母の日は5月の第2日曜日で父の日は6月の第3日曜日ですよ。
父の日関連の記事
父の日は母の日から1ヶ月後にやってきます。
ですから、どちらの日も実家に帰ってお祝いするのが大変だから、一緒に行ってしまいたいという方も増えていますよ。
父の日に贈りたい花
お父様に花を送るのは少し気恥ずかしい感じがしますよね。
ですが贈るのに心理的なハードルが低い花もいくつかあります。
父の日に贈りたい子供からのプレゼント
父の日に子どもからプレゼントを贈る事もあります。
このような場合は、やっぱり子どもの成長が感じられる手作りの者がオススメですよ。