親子遠足は、春や秋に開催される事の多いイベント。
園外で半日ほど、子どもや他の保護者の方たちと過ごす事になる。
この親子遠足は、イベントを通じて親子の絆を育んだり、保護者同士の親睦を深めるのが主な目的。
また参加することで、保育園や幼稚園の雰囲気を知ってもらうという目的もある。
今回は、この親子遠足にママが参加する場合の服装についてお伝えさせて頂く。
幼稚園の遠足の服装でママが心がけたい基本
親子遠足では、半日近く他のママと一緒に過ごす事になる。
だから服装に気を付けて、見た目でマイナス評価を受けるような事態は避けたいところ。
そんな親子遠足で行くのは──
- 大きい公園、動物園、牧場、遊園地などの屋外施設。
- 水族館や科学館といった屋内施設。
- 芋掘り、潮干狩り、果物狩りなどの体験をする場所。
──このように親子遠足では色々な場所に行くことになる。
いずれも子どもの世話を焼きながら、ママは歩いたりしゃがんだりすることになる。
だから動きやすく、かつ周りのママにマイナス評価を受けない服装を選ばなければならない。
具体的にはどんな服装がいいのか?
幼稚園や保育園で行われる親子遠足におけるママの服装は、基本的には動きやすさ重視。
もしもファッション性重視で動きづらい服装を選んでしまうと、親子遠足の目的が分からず目立とうとするイタイ人扱いされかねない。
だから動きやすさを第一に考え、その上で小物などをワンポイントに使ってファッション性を高めるのが王道と言える。
- パンツスタイル
○長時間歩いたりしゃがんだりするから - スニーカーが基本
○サンダルやヒールは動きにくい - バッグ
○汚れても良い物を選ぶ
○汚れるのでブランド物は避ける
○汚れても拭いたり洗ったりできる物が良い - 体温調整しやすい服装を用意
○パーカー、ストール、カーディガンなどを用意
○時間帯によって寒暖の差が出るため - 帽子を用意
○急な日差しもある - 手を塞がないバッグを用意
○リュックサックや斜め掛けのバッグを用意
○子どもと手を繋ぐことが多いため
○2つ持っていく方法もある
→リュックには
→大きな荷物
→斜め掛けバッグには
→貴重品やカメラなど - Tシャツ
○黒は汗をかいても目立ちにくい
○グレーは汗が目立つので注意
幼稚園の親子遠足でママがする服装の基本は上記となる。
これらの基本にプラスする感じで、下記のポイントを考慮しながら当日のファッションを決める。
- 小物でオシャレにする
○動きやすさだけだとご近所服になる - 校風に注意
○私立や保守的な幼稚園
→デニムは嫌われる傾向にある
→暗黙のルールがある
→黒、ベージュのコットンパンツにする
○一般的な幼稚園はデニムが基本 - 目的地に合わせる
○目的地によって服装に工夫をする
こういったポイントに気を付けた上で、きれいめカジュアルやシンプルカジュアルを目指したコーデをするのが無難。
幼稚園の遠足で服装は行く場所に合わせる
幼稚園の親子遠足に行く場合、先に述べた点に気を付けるのは基本。
さらに、遠足で行く場所に合わせて調整していくことが大切になる。
- 未舗装の屋外施設
○公園や牧場など - 舗装された屋外施設
○動物園や遊園地など - 屋内施設
○水族館や科学館など
未舗装の屋外施設のママの服装
- 川遊び
- 山の散策
- 自然公園
- 紅葉を楽しむ
- 旬の物を収穫(畑)
- 牧場
- 科学館など
親子遠足で、未舗装の屋外施設に行く場合の服装をココではお伝えする。
公園や牧場などは未舗装な所が多い。
このような場所に親子遠足で行く場合、芝生や土の上で遊んだり食事をする事を前提に、服装は考えよう。
だから基本は、アウトドアのためのファッションとなる。
- トップス
○半袖Tシャツ - 上に何かを羽織る
○気温の変化や紫外線対策のため
○長袖シャツ、カーディガンなど - ボトムス
○ダークカラーが良い
→泥汚れなどが目立たないから - 日焼け対策を行う
○日焼け予防の防止などを用意 - スニーカーなど動きやすい靴を用意
未舗装の屋外施設での服装は、上記のようにシンプルな形になりやすい。
だからバッグやスニーカーで、オシャレな感じに色を調節したりするのがポイント。
舗装された屋外施設のママの服装
- 動物園
- 植物園
- 遊園地
舗装された屋外施設は、舗装されているので、普段着なれているカジュアルな服でも大丈夫。
もちろん動きやすさ重視であることが大切。
だからパンツスタイルなど先に述べた、舗装された屋外施設の服装が基本となる。
ただし、足元が舗装されているので、舗装された屋外施設よりも靴の選択肢は広くなる。
例えば舗装された屋外施設の場合は、フラットなバレエシューズなどでも十分歩ける場合が多い。
もちろん屋外なので紫外線対策もお忘れなく。
屋内施設のママの服装
- 博物館
- 水族館
- 科学館
- 工場見学
- プラネタリウム
屋内施設は、少し変わったことを行う場合もある。
例えば食べ物づくりや職業体験など。
そういった事を行う場合、幼稚園や保育園から服装の指示があるハズ。
だからしおりなんかを、しっかりと読んでおきたい。
屋内施設の特徴
屋内施設は、泥汚れ、日焼け、汗の心配が少ない。
でも冷暖房の効きすぎなどに気を付ける必要がある。
だから上に羽織るカーディガンなどを用意するのは必須だと言える。
また暗い場所があることを考えて、明るめのアイテムをファッションの一部に取り入れると、子どもが見つけやすくていい。
もちろんスカートではなく、パンツスタイルがオススメ。
屋内施設であっても子どもが走ることがあるため、ママは動きやすい服装でいる必要がある。
幼稚園の親子遠足での服装をまとめると?
幼稚園の親子遠足で選びたい服装をまとめると、以下のような感じになる。
幼稚園や保育園から特別な指示がない限り、これらは必ず満たしておきたいポイント。
- 動きやすいようにパンツスタイルにする
- 汗をかいたときも考えて色には注意
- 寒暖の差があるのでカーディガンなども用意
- 靴や小物を工夫してワンポイントにする
これらがオシャレな親子遠足での服装選びで大切になる。
小物の具体例
ワンポイントにする小物は、カバン、靴、帽子など。
帽子なら、麦わら帽子、つばの広い帽子などが紫外線対策にもなるのでオススメ。
靴は、歩きまわるのでスニーカーでないと厳しいので、スニーカーの中でワンポイントになる物を探す事になる。
カバンに関しては、両手が空く物。リュックや斜め掛けの鞄の中から選ぶことになる。
幼稚園の遠足の服装でママのNGは?
幼稚園の親子遠足に行く時の服装で、NGとなるものもある。
ここでお伝えする服装は、避けた方が無難。
- オシャレ過ぎる服装
○派手過ぎたりキレイ過ぎたりする
○ヤル気のないママと思われる - 歩きにくい足元
○例
ミュール
サンダル
ハイヒールなど
○子どもが走ると追いかけられない - 白色の服
○汚れが目立つ
→親子遠足は汚れやすい - 汗がにじむ色のTシャツ
○特にぐれーは目立つ - スカート
○動きにくい - 露出の多い服
○例
ミニスカート
ショートパンツ
キャミソール一枚など - 日傘
○集団行動なので危険 - 汚れると困る服装
○親子遠足の服は汚れることを前提で
幼稚園の親子遠足での持ち物
最後に、幼稚園や保育園の親子遠足に行くときに用意したい物をお伝えする。
たぶん、配布されたしおりなんかに書かれていると思うけど、もしも書かれていなくても以下の物は持っていった方がいい。
- レジャーシート
- ゴミ袋を数枚
○大きめのビニール袋 - ハンドタオル
- ティッシュ
○可能ならウェットティッシュも用意
上記は、必ず持っていくようにしたい。
そして、以下のような物も持っていくと更に良い。
- 虫除けスプレー
- 酔い止め
- 日焼け止め
- エチケット袋
- 絆創膏
- 消毒液
- 子どもの保険証
○もしくは福祉受給者証 - 子どもの着替え
子どもの着替えは、上下、下着の一式を持っていこう。
無いと本当に困る。
なお着替えに関しては、圧縮袋に入れるなどしてコンパクトにすることがオススメ。
親子遠足に持っていってはダメな物もある
親子遠足に、持っていってはいけない物もある。
そういった物は、しおりなんかに書かれているのでキッチリとチェックしておきたい。
終わりに
今回は、保育園や幼稚園で行く親子遠足での服装についてお伝えした。
基本となるのは動きやすい服装。
そして行き場所に合わせて、微調整をする事も大切になる。
この辺りに気を付ければ、大きな失敗は滅多にしない。
せいぜい後は、幼稚園の伝統に注意することくらい。
例えば保守的な幼稚園ではデニムを嫌う所も多かったりするので、その辺りの確認もしておきたいところ。
こういった点に気を付けながら、当日の服装を決めていこう。