願い事日記とは、自分の夢や目標を叶えるために書く日記のことです。
願い事日記を書くことで、自分の意識や行動に変化を起こし、現実に引き寄せる力を高めることができます。
願い事日記は、書き方自体はとてもシンプルですが、いくつかのポイントを押さえることで、より効果を高めることができます。
願い事日記とは?
願い事日記とは、自分の夢や目標を叶えるために書く日記のことです。
願い事日記を書くことで、以下のような効果が期待できます。
- 自分の意識や行動に変化を起こせる
自分の願い事に対する意欲や自信を高める、具体的な計画や目標を立てる、行動を起こすなどを促せます。これは願い事日記を書くことで、自分の願い事が叶うという想いを、潜在意識に植えつけやすいからです。 - モチベーションを維持できる
自分の夢や目標に対するモチベーションを維持することができます。願い事日記を書くときには、願い事が叶ったときの喜びや感謝の気持ちを書き出します。これにより、願望実現後の感情を確認できます。潜在意識は感情の伴うイメージを受け入れる傾向があります。このため願望実現の感情を疑似体験することで、潜在意識に願望が刻まれる→叶うという気持ちが強まる→日記を読み返すと更に叶うという想いが強まるという流れが出来ます。
また、願い事日記を読み返すことで、自分の進歩や成果を確認することができます。これにより、自分の努力が報われるという自信を持つことができます。 - 行動を促せる
願い事日記を書くことで、自分の夢や目標に向けて行動を促すことができます。願い事日記を書くときには、願い事を叶えるために、今の自分ができる行動を書き出します。これにより、自分の願い事に対する具体的な計画や目標を立てやすくできます。
願い事日記の種類
願い事日記には、いくつもの種類があります。
ここでは、そのうちの代表的な物をお伝えさせて頂きます。
- 願い事日記
願い事を叶えるために書く日記。基本的な書き方は、日付、具体的な願い事、完了形、感情、行動の5つの項目を書くこと。 - 感謝日記
願い事が叶ったことに感謝の気持ちを書く日記。感謝の気持ちを書くことで、さらに願いが叶いやすくなるといわれている。同じ名前の日記に、その日に起こった良い出来事を書くという物もある。 - コラージュ日記
願い事のイメージに合う絵や写真を貼る日記。絵や写真を貼ることで、より具体的になり、イメージしやすくなる。
願い事日記の効果を高めるための準備
願い事日記の効果を高めるためには、以下の3つの準備が必要です。
これらの準備は、潜在意識に願いごとを刻みつけやすくすることを目的としています。
- 願い事の明確化
願い事日記を書く前に、自分が本当に叶えたい願い事を明確にすることが大切になります。曖昧な願い事では、潜在意識が願望実現のために働くことはありません。例えば、「幸せになりたい」という願い事は、具体的ではありません。幸せとは何を意味するのか、どういう状態が幸せなのか、自分にとっての幸せの定義を考える必要があります。
また、願い事は自分のコントロールできる範囲内で設定することが重要です。例えば、「彼氏ができたい」という願い事は、他人の気持ちに左右されるので、自分のコントロールできる範囲ではありません。その代わりに、「理想のパートナーと出会うために、自分磨きをする」という願い事にすると、自分の行動によって叶えることができます。 - 自分の意識や行動に変化を起こすへの働きかけ
願い事日記を書くときには、自分の意識や行動に変化を起こすために、何をするのか書くのも良い方法です。ただ行動に関しては、潜在意識に願いごとが刻まれた後に出てくるアイデアが最善であると言われています。ですが小さな行動を行うことで、人が本能的に持つ変化への恐れが減少するので、願望に関係する小さな行動を行うのもよいでしょう。 - 完了形で書く
願い事日記を書くときには、願い事が既に叶った状態を、現在完了形で書き出します。例えば、「理想のパートナーと出会う」という願い事を書くときには、「理想のパートナーと出会い、幸せな交際をスタートしました」というように書きます。「理想のパートナーと出会う」というのは叶っていない状態なので、この書き方だと叶っていない状態を維持することになります。もしも完了形で書くのに強い違和感があるという場合は、「~になりつつある」と現在進行形で書くという方法もあります。 - 感情を込める
願い事日記を書くときには、願い事が叶ったときの喜びや感謝の気持ちを、具体的に書き出しましょう。感情を込めることは、潜在意識に願いごとを受け入れさせる重要な要素となります。最初は感情を抱くのは難しいかもしれませんが、願望を明確にし、叶った後の生活をイメージの中で体感することを繰り返し、その際に五感を意識すると、徐々に感情を抱けるようになれます。 - ポジティブな言葉を使う
願い事日記を書くときには、ポジティブな言葉を使うことも大切です。例えば、「太らないように」という願い事は、ネガティブな感情を抱く結果となります。これは潜在意識にネガティブな感情を抱く願いを刻みつける結果になってしまいます。その結果、太ってしまう原因を生みだします。代わりに「水着の似合う体系になった」と着たい水着をイメージしながら書くと痩せる事に繋がります。 - 願い事日記を書くための環境
願い事日記を書くためには、リラックスできる環境を整えることが大切です。これはリラックスしている状態の方が、潜在意識に願いごとを受け入れさせやすいからです。願い事日記を書くときには、他のことに気を取られないように、静かで快適な場所を選びましょう。 - 願い事日記を書く時間も決めておく
願い事日記を書く時間も決めておくと良いでしょう。朝起きたときや寝る前など、寝起きや就寝直前に書くことがおすすめです。これらの時間帯は、潜在意識が願いごとを受け入れやすい時間帯だからです。
願い事日記の書き方
願いごと日記にはいくつかの種類があります。
ですが、この記事でお伝えしている願い事日記の書き方は、基本的には、日付、具体的な願い事、完了形、感情、行動の5つの項目を書く方法です。
この書き方の願いごと日記は、以下のようなコツを知っておくと、より効果的になります。
書くときの手順に合わせて、コツをご紹介させて頂きます。
- 日付を書く
日記を書く日付を記入します。これにより、自分の願い事の進捗や変化を記録することができます。 - 願い事を書く
叶えたい願い事を具体的に書き出します。曖昧な表現ではなく、できるだけ具体的なイメージを言葉にすることが重要です。 - 完了形で書く
願い事が既に叶った状態を、現在完了形か現在進行形で書き出します。「~~になった」「~~になりつつある」という文章です。 - 感情を書く
願い事が叶ったときの喜びや感謝の気持ちを、具体的に文章に書き込みましょう。例えば、「理想のパートナーと出会った」という願い事を書くときには、「理想にピッタリの彼氏が出来ました。一緒にいると、世の中が輝いてみえます」というように書きます。このときアナタが気分良くなる文章を考えましょう。 - 行動を書く
願い事を叶えるために、今の自分にできる行動を書き出します。最初の頃は大きな行動をするのは気が重いので、彼氏が欲しい場合を例にするのなら、願望実現後に一緒にデートにいきたい場所を、すで願望が叶っている自分のつもりになって、どこに行くのか考えてノートやスマホにピックアップしていく程度が良いでしょう。最初は小さな行動であっても、少しずつ大きな行動をとれるようになってきますよ。
より願いごと日記の効果を高めるコツ
ここまで、願いごと日記の基本的な書き方についてお伝えしてきました。
ここからは、願いごと日記の効果を高めるコツをお伝えしようと思います。
面倒だと感じた場合は、省いても構いません。
- 絵や写真を貼る
願い事のイメージに合う絵や写真を貼ることで、より具体的になり、イメージしやすくなります。また潜在意識は言葉よりもイメージの方が受け入れやすいので、絵や写真を貼るのは、とても効果的です。 - 感謝の気持ちを書き出す
願い事が叶ったことに感謝の気持ちを書き出すことで、さらに願いが叶いやすくなるといわれています。簡単な方法は、願いごとを書いた後に、ありがとうございます。と書くことです。具体的には「○○になりました。ありがとうございます」という感じです。
願いごと日記の疑問色々
最後に、願いごと日記に関する、疑問に感じるであろういくつかの点をお伝えさせて頂きます。
- 願いごとの文字数は?
願いごとは具体的な方が潜在意識に届きやすいという特徴があります。ですから願いごとを詳細にするため、ある程度の文字数を書くことになります。ですが冗長な長い文章になると、情報が増え過ぎて曖昧な文章となってしまいます。このため約100文字程度を目安にすれば良いでしょう。 - 願いごと日記を書く期間は?
願い事日記は、毎日続けることが大切になります。最低でも30日間は書き続けましょう。30日間は、自分の行動や思考に変化を起こすための最低限の期間であるといわれています。 - 願いごと日記に書く願望は毎日同じ?それとも違う?
願いごと日記に書く願望は、毎日同じでも違っても構いません。それぞれに別のメリットがあるので、各メリットを踏まえて好みの方を選びましょう。
願いごと日記に書く願望は毎日同じ?それとも違う?
願いごと日記に書く内容は、毎日同じ内容でも、そうでなくても構いません。
ですが、それぞれ違うメリットがあります。
各メリットを以下にまとめさせていただきます。
毎日同じ内容を書く場合
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- 具体的な目標や夢を明確に意識し続けられる
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- 毎日書き出すことで、潜在意識に働きかけやすくなる
- 実現へのモチベーションを維持できる
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- 願いが叶った時のイメージを鮮明に保ち、実現を引き寄せる
叶うのに時間の掛る願いごとや、絶対に叶って欲しい願いごとに向いています。
毎日違う内容を書く場合
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- 日々の変化や心の動きを記録として残せる
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- さまざまな願いを書き出すことで、視野を広げ、新たな可能性を発見できる
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- 過去の願いを振り返り、叶ったものや変化していないものを見直せる
叶わなくてもいいけど、叶うと嬉しい願いごとに向いています。
おわりに
願い事日記は、自分の夢や目標を叶えるための効果的なツールです。
この記事では、願い事日記の書き方と効果について解説しました。
願い事日記を書くことで、自分の夢や目標に一歩ずつ近づくことができます。
願い事日記を始めてみたい方や、効果が出ないと悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。