
盛り塩を行う目的は、大きく分けて2種類。
それは、商売での招客とお清め。
お店を行っている人以外が盛り塩を行う場合、お清めが目的となります。
開運を目指して盛り塩をするのは、運気アップを邪魔していた邪気や穢れを塩の力で遠ざけて、その結果として運気向上を目指します。
ですから開運のために盛り塩を行う場合は、お清めが目的となりますよね。
そんな盛り塩を行う場合、塩選びに気を付ける必要があります。
塩の購入はスーパーでも100円均一でもOK
盛り塩に使う塩は、どこで買おうとも問題はありません。
重要なのは、天然の塩かどうかという点のみです。
これは機会で作られていたり、科学的に生成されていたり、余計な物が入っている塩は本来のエネルギーがないとされているからです。
盛り塩に向いた塩は?
盛り塩に適した塩は天然塩です。
天然塩の中でも、とくに岩塩や天日塩が良いとされていますよ。
天日塩は、昔からある塩田と呼ばれる方法で作られる塩で、まさしく天然そのものの塩です。
とはいっても、天日塩や岩塩は少しお値段がお高い!
ですから盛り塩初心者の場合は、天日以外でも、平釜、立釜、加熱ドラムといった製法で作られた塩を使う事から始めると良いのでは?と思います。
ちなみに、日本国内に住んでいる場合は、日本産の塩が良いと言われていますよ。
粗塩について
粗塩と表記された塩を、見かけたことのある方も多いと思います。
この粗塩が良いという話しもありますが、学術的な定義が明確にされていないので、少し添加物が入っている場合があるので注意が必要です。
もしも粗塩の中から盛り塩に使う塩を選ぶのであれば、1製法に注目する、2原材料に不純物がないか注意をする。
この2点に注意をして選ぶと良いですよ。
塩の製法について
天日、平釜、立釜、加熱ドラム。これらの製法で作られたのが、盛り塩におすすめの塩です。
一方で避けたいのが、イオン膜、焼成、混合、洗浄。これらの製法で作られた塩です。
湿塩と乾燥塩
更に塩には、湿塩と乾燥塩があります。
乾燥塩は、湿塩を乾燥させてサラサラにしたものですが、湿塩よりも人の手が多く加わっているので、力が弱まっていると考えられます。
よって盛り塩にするのなら、乾燥塩よりも湿塩を選んだ方がよいでしょう。
盛り塩の行い方
盛り塩を行う場合は、最初は白い陶器のお皿と天然塩を用意することから始めます。
お皿に関しては、本来であれば置き場所と目的に合わせて色を変える方法もあります。
ですが白は万能の色ですから、最初は白い器で始めると良いですよ。
盛り塩に使う塩の量
盛り塩に使う塩は、1皿10gほど。
六角形や八角形にする方もいらっしゃいますが、それを行わなくても効果は十分にあります。
盛り塩以外のお清め
開運のために盛り塩をする。
このとき、インテリア的にチョット……と、感じることがあるかもしれません。
そのような場合は、別の物で代用しても良いですよ。
盛り塩以外のお清め道具
どうしても塩を使いたい場合は、岩塩を結晶のまま使うという方法があります。
また、全く別の物でも良いというのであれば、宝石を削った時に出る(削りカス)さざれ石をお皿の上に置くなどするのも良いですよ。
さざれ石の中でも、特に水晶が使いやすいのでオススメです。
終わりに
今回は、盛り塩で使う塩の種類は何が良いのかをお伝えしました。
盛り塩で使うのは天然塩です。
天然塩の中でも、岩塩か、天日、平釜、立釜、加熱ドラムという製法で作られて塩がオススメですよ。
盛り塩の塩選びで気を付けるのは、天然塩を使うことぐらいです。
人の手が多く入って作られた塩は力が弱いとされているので、天然塩を選ぶことは徹底しましょうね。
盛り塩の効果をUPさせるのならお皿にも注目
盛り塩の効果をアップさせたい場合、塩だけでなくお皿に注目ことも大切です。
とはいえ、まずは盛り塩を実際に行ってみて、「良い効果があったなー」と感じてからにした方がいいですよ。
効果を感じてからの方が、お皿の色や形をより力を入れて考えるようになりますから。
盛り塩を置く場所
家の中で特に盛り塩を置きたい場所は3ヶ所あります。
玄関、トイレ、寝室です。
玄関、トイレ、寝室の盛り塩について
玄関は運気の入ってくる場所とされています。
ですから、気を盛り塩で安定させたり邪気の家への侵入を防いだりしたいところです。
玄関は、運気アップにおいてとても大切な場所だと風水ではされております。
ですから、盛り塩以外にも運気アップの方法がたくさんありますよ。
トイレの盛り塩
トイレに関しては、体内に溜まった邪気を出す場所とされております。
このため、邪気が溜まりやすい特徴があるので盛り塩で邪気の影響を防ぎたいものです。
寝室の盛り塩
寝室は眠る場所ですよね。
眠っている状態というのは無防備な状態で、邪気が体に入ってきやすいとされています。
ですから盛り塩で寝室の邪気を減らす事が対セルになるのです。