掃除は面倒くさいですよね。
ですが、行わないと散らかり続けて更に大変なことになりますから、いずれは行わなければなりません。
それでもやはり掃除は面倒くさいです。
面倒くさくて、掃除を始める気になれません。それに掃除を始めても、途中でやめたくなります。
ですから、掃除を行うのならヤル気の出し方を知っておくことはとても重要なことだと言えます。
掃除を始められない、続けられない原因
掃除を始められない、掃除を始めても最後まで行えない。
このような結果になる場合、以下のような罠に嵌まっている場合が多いとされています。
- 頑張り過ぎる
○完璧主義な人は掃除を始めるのに時間が掛る
→対策:少しずつ掃除を行っていくようにする - 無計画
○行き当たりばったりの掃除をすることになる
→対策:紙に掃除の計画を書く - 無理な掃除計画を立てる
○色々な予定が入って結局最後まで行えない
→対策:掃除は少しずつ行っていくように計画する - 計画を無視する
○少しずつ罪悪感とストレスが溜まって嫌になる
→対策:無理のない計画を立てて厳守 - 掃除の仕方を知らない
○何をすればいいのか分からないので始められない
→対策:本などで掃除について学ぶ
掃除関連の本
掃除の仕方は、本を読むことでも学べます。
ネットで掃除の情報を探すのも良いのですが、主義主張がサイトごとに違うので少し混乱する可能性があります。
一方で本の場合は、筋道の通った体系的な情報を得られる場合が多いですよ(中には矛盾のある本もありますが)
本で掃除について学ぶのなら、複数の方が共著した物ではなく1人の人間が全編書いた物にしましょう。その方が主義主張に矛盾が出にくいですから。
また複数の本を参考にするよりも、1冊に絞ることも大切です。
著者ごとに主張が違いますから、複数の本を参考にしようとすると間違いなく混乱します。
それに情報が多過ぎて読み終わるのにも時間が掛りますし、頭の中で整理するのにも時間がかかってしまいます。
ちなみに本は、amazonであればレビュー数が多く評価が4.5以上の本を探すと良いと思います。
掃除の手順
掃除を行うのであれば、準備をしっかりと行いましょう。
特に計画を立てることは必須です。
掃除をするとき多くの方は計画を立てずに始めます。
ですが、何をすればいいのか考えながらおこなうため、行き当たりばったりになって必要以上に疲れてしまいます。
この事もまた、掃除への嫌悪感を生む原因となるので注意が必要です。
では、掃除はどのような手順で行えばいいのかというと──。
- 掃除をする理由を考える
- 計画を立てる
- ご褒美を考える
- 気持ちを整理する
- 掃除道具などを準備する
- 掃除を開始する
- 終了
手順としては、こんな感じになります。
1段階目:掃除をする理由を考える
掃除を行う前に、なぜ掃除を行うのかを紙に書き出しましょう。
紙に書き出すことで、あやふやだった思考を明確に出来ますし、後々やる気にも関わってくるのでとても重要です。
ココで書く内容は、キレイな部屋にしたあと何をしたいのかです。
友達を呼んでパーティーを開くでもいいですし、新しい家具を置くでもいいですよ。
キレイな部屋にした後の楽しみを設定することで、やる気は出やすくなるので何でも良いので紙に書き出してみましょう。
2段階目:計画を立てる
掃除をなぜ行うのかを書いたら、次に計画を立てましょう。
このとき注意をしたいのが、掃除は何日もかけて少しずつ行っていくようにする点です。
掃除を一度に行おうとすると、間違いなくストレスが溜まります。
ストレスが溜まるとやる気が無くなりますから、この点はとても重要ですよ。
- 作業を小さく区切る
○掃除は部屋を分割して行う
→1日ごとに別の部分の物を捨てる
→雑巾がけも部屋の部分ごとに行う
○洗濯物の例
→床にある洗濯ものを洗濯かごに入れるだけ
→洗濯かごの物を洗濯機に入れるだけ
→洗濯機を回して乾かすまでだけ
→干して取り込むだけ
→畳むだけ - 掃除する時間は短く
○最初は5分位から始める - 物を捨てるように3つの箱を用意する
○すぐに捨てる物用の箱
○捨てないもの用の箱
○捨てるか決められないもの用の箱(これは数個用意)
→3ヶ月~1年間取り出さなかった物は捨てる - 物の位置を決める
○掃除後に何をどこに置くのか決めておく
→紙に書き出しておく - 習慣化できるように工夫をする
○後述する
計画についても、紙に書き出すようにしましょう。
紙に書いたら、掃除をする部屋にペタっと貼りつけておくといいですよ。
習慣化できるように工夫をする
計画を立てる時、習慣化できるように工夫を行いましょう。
習慣化さえ出来てしまえば、最小限のストレスで掃除を行えるようになれます。
このとき、1ヶ月間を目安にすると習慣化しやすいですよ
- 1週間目
○準備期間:1分でも良いので掃除をする - 2週間目
○本番開始:5分程度、同じ時間に掃除をする
→調子が良ければそれ以上行う - 3週間目
○2週間目のペースで続ける - 4週間目
○飽きやすくなるので少し変化を与える
→掃除の時に聞く音楽を変えるなど
習慣化で大切なのは、毎日続けることです。
1日でもサボったら、その時点でやり直しという気持ちで掃除を行う必要があります。
ですから確実に行える5分などの短い時間だけ掃除をするなど、負担を最小限にする工夫が必要となります。
掃除のやる気の出し方
掃除の計画を立てれば、掃除を続けるハードルはかなり下がります。
ですが、それでも掃除を始められるだけのやる気がわかない方がほとんどだと思います。
私もそうですし──。
ですから、計画と共に一工夫をしましょう。
その工夫とは、やる気を出すためのものです。
以下のような工夫を行うと、やる気が出ますよ。
- ご褒美を用意する
○1週間掃除が続いたらスイーツを食べるなど - 汚れをリアルにイメージする
○ネットの動画で掃除道具のCMを見る - オシャレな部屋をチェックする
○ネットなどでオシャレな部屋の画像を見る - インテリアを考える
○掃除終了後の新しいインテリアを考えるなどする - 音楽を聞きながら掃除をする
○音楽はテンポの速い物がおすすめ
○掃除を開始する前から聞くと良い - 新しい掃除用品を用意する
○100均ショップの物でも良い - 掃除道具の準備をする
○例1:ゴミ箱のゴミを捨てる
○例:2掃除機の中のゴミを捨てる
終わりに
掃除は面倒くさいと思う方が多いですよね。
私もその口なので、掃除には精神的に苦労しています。
ですから、やる気の出し方を知っておくことは、掃除嫌いの私にとってとても重要なことでした。
私の場合は、掃除の作業内容を小さく分割する(部屋を分割して少しずつ掃除をするなど)ことがとても有効でした。
掃除は自分にとって有効な方法は何かを知ると、精神的なハードルが下がるので色々と試してみるといいかもしれませんよ。