喪中に年賀状を送ってしまっ た!失敗をフォローできるマナー

喪中に年賀状を送っ てしまっ ただと(゚Д゚)

 

このような場合のマナーも存在している。

 

今回は喪中の方に年賀状を送っ てしまっ た場合のマナーについてお伝えする。

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喪中の方に年賀状を送るのは本当にダメ?

喪中の方に年賀状を送るのは、一概にマナー違反とは言えない。

 

なぜなら先方が、年賀状を頂く分には問題が無いと先方が考えている場合は送ってもいいから。

 

ただ最近は先方に確認をするわけにもいかないし、喪中に年賀状を送らない意味が悲しいからとなっているため、喪中の方に年賀状を送らないのがマナーになってきている。

 

このため、喪中の方に年賀状を送るのは避けることを前提に考えた方がいい。

喪中とは?

喪中というのは、近しい親族が無くなったとき遺族が喪にふくす期間のこと。

 

この間はお祝い事や派手な事を控えるのがマナー。

 

だから年賀状などで新年のお祝いをするのもマナー違反だとされている。

喪中でお祝いが禁止な理由

喪中で勘違いされるのが、悲しいから年賀状を出さないとかいう話。

 

でも実際は、悲しいなどの感情的な問題ではなくケガレが本来の意味。

 

ケガレというのは、漢字にすると穢れや気枯れと書く。

 

生気が無くなることを意味し、最大のケガレが

 

古い時代には、身近な人の死(ケガレ)は伝染すると考えられていた。

 

このためケガレが広まらないようにするため、他の人との関わり合いを極力避けようという考えに至る。

喪中の人に年賀状は出さない

先に述べたように、喪中の人には年賀状を出さない方がいい。

 

でも先方が年賀状を受け取る分には問題が無いと言えば別。

 

この場合には、年賀状を出す事はマナー違反にならない。

喪中の人に年賀状を出してしまったら?

喪中の人に年賀状を出してしまった場合、早めにお詫びをすることが大切になる。

 

このお詫びの手段は、どのタイミングで喪中であることに気付いたかによって違う。

喪中欠礼ハガキの存在を忘れていた

年賀状を投函してから、先方が喪中であったと気付いた場合。

 

この場合は、お詫びの連絡を早めにすることが大切。

 

まずは電話でお詫びをして、その後で寒中見舞いでお悔やみの言葉を伝えるのがベスト。

喪中欠礼ハガキが新年に届いた

喪中欠礼ハガキは、年内に届くという保証は無い。

 

稀に新年になってから届くことも。

 

このような場合は、寒中見舞いで喪中を知らなかった旨、失礼のお詫び、お悔やみを伝える。

喪中欠礼ハガキが届いていない

喪中欠礼ハガキが届いていない場合──すなわち先方から喪中であると伝えられていない場合

 

このような場合は、寒中見舞いで不幸があったことを知る場合が多い。

 

寒中見舞いで返事を返したり、直接会ったときに喪中としらず年賀状を出した旨を謝罪する。

年賀状がまだ郵便局にある場合

年賀状を出して時間が経っていないのなら、郵便局にまだある可能性もある。

 

手数料を払えば変換可能なので、必要な場合は手続きを行いたい。

寒中見舞いを出す時期

年賀状を誤って喪中の方に送ってしまった!

 

このような場合、寒中見舞いで謝罪をする場合が多い。

 

寒中見舞いは1月7日~2月3日が送る期間。

 

これ以外の時期に送るのはマナーに問題があるので注意をしよう。

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寒中見舞いとは?

寒中見舞いとは、本来は季節の挨拶として贈る便り。

 

でもタイミング的に良いということで、喪中の方に年賀状代わりに送るという場合も多い。

 

また喪中の方に年賀状を出してしまった場合に、謝罪とお悔やみを寒中ハガキという形で伝える場合もある。

寒中見舞いで喪中に年賀状を送った方へのお詫び

喪中の方に年賀状を送ってしまった場合、寒中見舞いでお詫びをする事になる。

 

このとき基本となる文言は──

悲しんでいらっしゃるときに、お祝いのハガキを出してしまい申し訳ございませんでした。

──このような形となる。

寒中ハガキの言葉の並び方

寒中ハガキで、年賀はがきを出したことを謝罪する場合、以下のような順番で言葉を並べるのが一般的。

 

文章の並び方
  1. 喪中お見舞い申し上げます。
  2. 年賀状を出したことへのお詫び
  3. 故人への哀悼の意
  4. 寒中見舞いのシメ

 

上記1~4は以下のような感じになる。

 

内容の例
  1. 喪中お見舞い申し上げます。
  2. ○○様がご逝去との悲報に接し、大変驚いております。
    ぞんじあげなかったとは言え、新年のご挨拶を申し上げ大変失礼いたしました。
    ご家族の皆様にも、心よりお詫び申し上げます。
  3. 遅ればせながら、謹んで哀悼の意を表します。
  4. 寒さの厳しい季節ですが、どうぞお身体に気を付けられますようお祈り申し上げます。

 

他にも色々とあるから、ネットからしっくりとくる文言を探すのが良いと思う。

避けるべき言葉がある

寒中ハガキで、年賀はがきを出したことを謝罪する場合、避けるべき言葉がある。

 

それは二回目を連想される忌み言葉や畳言葉。

 

具体的には以下の2種類がある。

 

二回目を連想される忌み言葉
  • 重ねて
  • 再び
  • 再三
  • 追って

 

畳言葉
  • 重ね重ね
  • 返す返す
  • たびたび
  • またまた
  • それぞれ

 

終わりに

今回お伝えしたのは、ウッカリ行いがちな喪中の方に年賀状を出してしまった場合の対処方法。

 

基本は早めに謝罪をすること。

 

可能であれば電話で謝罪+寒中見舞いで謝罪

 

ここに直接会う機会があった場合、そのときに丁寧に謝罪をするようにすればなおのこと丁寧な印象となる。

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