盛り塩は、場の邪気を塩に吸わせて開運を目指す方法です。
この盛り塩を寝室で行えば、安眠や開運を期待できるとされています。
ですが、寝室をどう使っているかによって、置く盛り塩の数を変えた方が良いので注意をしましょう。
盛り塩の効果は数によって違う
盛り塩は、場の邪気を塩に吸収させるのが基本的な目的です。
しかし部屋の4隅に盛り塩を置く場合は、結界を張ることが最大の目的になります。
もしも寝室に盛り塩を置くのであれば、基本的には4隅に置いて結界を張る方法がオススメですよ。
ただ、寝室の使い方次第では4隅に盛り塩を置く方法は、逆効果になることもあるので注意が必要です。
この点については、後述させて頂きます。
寝室に結界を張る意義
眠っている状態というのは、無防備な状態だと古くから言われてきました。
無防備な状態なので眠っている時というのは、色々と悪い物を体に吸収しやすいタイミングだとされています。
このため、眠っている時は部屋の邪気なんかを吸収しやすいタイミングとなります。
寝る時に部屋の4隅に盛り塩を置くと
部屋の4隅に置く盛り塩は、結界を張ることで部屋の外から入ってくる邪気なんかをシャットアウトすることが可能です。
このことから部屋の4隅に盛り塩を置いて結界を張ることで、眠っている間に吸収する邪気などを減らせると考えられています。
また、盛り塩の結界は霊的な物も防げるとされているので、コチラの方面でも活躍してくれますよ。
寝室に盛り塩をする前に
寝室に盛り塩を行う前に、現在どのような目的で寝室を使っているのかを考えてみましょう。
もしも寝室を寝るためだけのために使っているのなら、部屋の4隅に盛り塩をすぐに行っても問題はありません。
ですが寝る以外にも、パソコンを行ったりテレビを見たり音楽を聞いたり──色々なことに使っているのなら、部屋の4隅に置くタイプの盛り塩は避けた方が良いですよ。
寝室を色々なつことに使っている場合の盛り塩
部屋の4隅に置く盛り塩は、結界を張る意味があります。
もちろん通常の盛り塩のように場の邪気を吸うという効果も期待できます。
ですが、結界が張られてしまうので、部屋の中で生じた邪気が部屋から出ていかなくなってしまいます。
人間が活動すれば邪気は必ず生じますから、その邪気が部屋にこもってしまうんですよね。
このため、寝室を寝る以外にも使っている場合は、部屋の4隅に置くタイプの盛り塩は避けた方が良いと考えられるのです。
ですが、盛り塩を1皿置く程度なら!!──と、いうのも注意をした方が良いですよ。
盛り塩は1皿でも寝室に置く場合は注意を!
部屋に結界を張る4隅の盛り塩は、寝室を寝る以外にも使っているのなら避けた方が無難です。
一方で部屋に盛り塩を1皿だけ置く場合は、邪気を吸収することを目的に置きますから、寝室の邪気を集めているとも言えますよね。
このためベッドや布団の近くに置くと、盛り塩に向かって集まる邪気に晒され続けることになりかねません。
ですから、寝る場所の近くに盛り塩は置かない方が良いということです。
寝る以外にも使う寝室に盛り塩を置くのなら
寝る以外にも使っている寝室に盛り塩を置くのであれば、ベッドや布団から離れた場所に置きましょう。
盛り塩は邪気なんかを吸収するので、部屋中の邪気が盛り塩に向かって集まり続けますからね。
寝る場所に置いておくと、先に述べたように盛り塩に集まる邪気に晒され続けることになりますから。
絶対に、寝る場所の近くには置かないようにしましょう。
結局、寝室の盛り塩はこう置くのがオススメ
ココまでの話をまとめると──
- 寝室を寝る以外に使っているか?
- 寝室を寝るだけのために使っているか?
このどちらであるのかによって、盛り塩の置き方は変わってくると考えましょう。
- 寝室を寝る以外に使っている場合
○ベッドや布団から離れた場所に1皿だけ置く - 寝室を寝るだけのために使っている場合
○部屋の4隅に盛り塩を置く
→結界を張ることになる
→悪い物が寝室に入ってこなくなる
盛り塩を置く前に
盛り塩を置く前には、部屋をキレイに掃除しましょう。
散らかっていたり汚れていたりする部屋というのは、邪気がドンドン溢れてきます。
基本的に散らかった部屋から出る邪気は、盛り塩が吸収できる量を越えていますから、盛り塩の効果を期待することができません。
それどころか部屋の4隅に盛り塩を置いて結界を張る方法をとると、邪気が外に逃げていかなくなるので、盛り塩を行うことが逆効果になりかねません。
ですから、寝室に盛り塩を置く前には、しっかりと掃除をするようにしましょうね。
寝室に置く盛り塩の効果を上げるために
寝室に置く盛り塩。
使う塩やお皿に気を付けることで、+αの効果が期待できます。
ですから盛り塩に効果を感じた場合は、塩やお皿にこだわってみると良いかもしれませんよ。
盛り塩に使う塩について
塩は基本を押さえた上で、選ぶことになります。
この基本を無視すると、盛り塩の効果は期待できないので気を付けましょう。
- 塩は天然の物を選ぶ
- 使う塩の量
○特に決まりはない
○一般的には大さじ1杯程度を使う - 塩が湿気を含んでいたら
○フライパンなどで軽く炒る
塩は、通常のサラサラとした物よりも、岩塩の方が力が強いとされています。
ですから強い盛り塩の効果をお望みの場合は、岩塩を使うのもアリです。
盛る塩の形
盛り塩として盛る塩は、三角形などの形にする方が多いですよね。
一般的には、三角形、五角形、六角形、八角形などがあります。
これらの形は、特にこだわらなくても大丈夫です。
しかし風水においては、先端がとがった形にすれば魔除けの効果が得られるとされています。
ですから、無防備になるとされる寝ている時間帯、邪気から身を守るためには形を整えた方が良いのは確かです。
よって、盛り塩を行うことに慣れてきたら形を整えた方がよいでしょう。
- 三角形
○形の由来
→天地人 - 五角形
○形の由来
→五芒星 - 六角形
○形の由来
→六芒星 - 八角形
○形の由来
→八掛
寝室の盛り塩効果に風水をプラス!
盛り塩は、使うお皿の色を風水に合わせて選ぶことで効果をプラスアルファできるとされています。
ですから叶えたい願望がある場合には、その願望に合わせた色のお皿を盛り塩に使うのも良いかもしれませんね。
- オレンジのお皿
○期待できる効果
→人間関係がよくなる
→子授け
→安産 - ピンクのお皿
○期待できる効果
→恋愛運アップ
→結婚成就 - ベージュのお皿
○期待できる効果
→安定した精神を保つ - 黄のお皿
○期待できる効果
→金運アップ
→改革や変化
→積極的になる - 金のお皿
○期待できる効果
→才能開花
→カリスマアップ - 黒のお皿
○期待できる効果
→現状をキープ - 紫のお皿
○期待できる効果
→自分をワンランク上に見せる - 青いお皿
○期待できる効果
→勉強運アップ
→仕事運アップ
→ストレス解消
→ダイエットの成功 - 赤のお皿
○期待できる効果
→仕事運アップ
→健康運アップ
→勝負運アップ - 白のお皿
○期待できる効果
→人間関係が良くなる
→財運アップ
→不動産運アップ
→子宝に恵まれる - 緑のお皿
○期待できる効果
→精神安定
→学業運UP
→目的達成
→交通安全
盛り塩に使われる一般的なお皿
盛り塩に使うお皿には、特別な決まりはありません。
決まりをあえて述べるのなら、せいぜい汚れていないお皿や、ヒビが入ったりして壊れたお皿を使うのを避ける程度。
お皿のサイズについても特に決まりはありません。
でも大きすぎるお皿は置き場所によっては邪魔になりますし、小さいお皿ですと塩がこぼれやすくなってしまいます。
このため盛り塩に使われるお皿は、5cm~10cmの物であることが多いですよ。
盛り塩は定期的に交換をしよう
盛り塩は、定期的に交換をする必要があります。
邪気が強い場所に置く場合は、3~4日に一度の交換が目安。一般的には、1週間に1度の交換が目安になります。
盛り塩の効果をアップさせる記事
盛り塩の効果は、いくつかの要素に気を付けるとアップします。
気を付けたい要素の中でも特に基本と言えるのが、お皿と塩の選び方。
この2点は、家のどの場所に置く場合でも重要な要素となります。
盛り塩のお皿関連記事
盛り塩に使うお皿選びは、形と色に気をつけましょう。
風水的に見て、盛り塩効果がアップする形状や色という物があります。
色については↓の方が詳しく紹介しています。
盛り塩で使う塩に関連した記事
盛り塩を行う場合、絶対に必要となるのが塩。
この塩は料理なんかで使うサラサラした塩以外にも、結晶となった岩塩もあります。
サラサラした塩を使った盛り塩は、人目に付くのが気になる方も多いですよね。
そのような場合は、岩塩を使ってもいいかもしれません。
岩塩の中には宝石のような物もあるので、上手に扱えばインテリアのような感じになりますよ。
盛り塩に使う塩選びの基本
塩と一言でいっても、製法などによる違いがあります。
盛り塩に使う塩は、必ず天然の物を使いましょう。
人の手が多く入った塩を盛り塩に使っても、効果が薄いとされていますから。
盛り塩に使った塩の処分方法
盛り塩に使った塩は、白い紙に包むなどして可燃性のゴミとして捨てるのが基本です。
土に埋めるという方や、水道を使って捨てるという方もいらっしゃいますが、問題が生じる可能性があるので注意が必要です。
盛り塩を置きたい場所に関連した記事
家の中でも、特に盛り塩を置きたい場所があります。
それは玄関とトイレ。この2つに続く形で、今回の記事でお伝えした寝室がきます。
玄関の盛り塩関連記事
玄関に盛り塩を行う事は、運気アップの基本と言えるかもしれません。
なぜなら風水において玄関というのは、家の中に運気の入ってくる場所だからです。
家の中に運気の入ってくる場所なので、玄関の状態次第では入ってきた運気に悪い影響が出てしまう事も。
ですから入ってきた運気に悪影響が出ないように、盛り塩を上手に使いたい所です。
玄関の掃除も大切
風水によると、家の中をキレイにしておく事は、運気を安定させるために大切だとされています。
家の中がキレイでない場合は、運気が乱れるので盛り塩などの効果も弱まるとも言われていますよ。
玄関に盛り塩を行うのであれば、その前に掃除を行った方がいいかもしれませんね。
玄関に置くと良い物
玄関に置くと良い! そう言われている物がいくつかあります。
ですが、中には置き方などによって運気を低下させるとされる物も多いので注意をしましょう。
例えば動物の絵もその一つです。
玄関の鏡には注意
玄関に置く物の中でも、最も気を付けないといけないのが鏡です。
鏡は形や置き方によっては、運を悪くする原因になってしまうことも。
玄関に観葉植物
観葉植物は、玄関の置物として人気ですよね。
この観葉植物については、枯れた場合は運気が低下しますので早めにどけるという点に気を付ければ、大きく運気を落とす事はありません。
ですがせっかく置くのであれば、運気アップ効果の高い物を選びたい物です。
トイレの盛り塩に関連した記事
トイレの盛り塩に関しては、賛否両論があります。
色々な考え方があるのですが、否定意見の多くは”トイレの盛り塩は短期間で交換が必要だから管理が難しい”のが理由です。
トイレの盛り塩に賛否両論がある理由
トイレは湿気が多いため、すぐに盛り塩に使った塩が溶けてしまいます。
このため不衛生になりやすく、不衛生な状態は風水において運気に悪い影響を与えるとされています。
ですから短期間での盛り塩交換が大変なので放置する方が多くいらっしゃいます。
この結果として、運気低下を招いてしまうため否定的な意見が多く出ているのです。
トイレは大切な運気アップポイント
トイレの盛り塩については賛否両論があります。
しかしトイレというのは、運気アップにとってかなり重要な場所。
盛り塩をしっかりと管理できるのであれば、トイレの盛り塩は運気アップの後押しになってくれるはずです。