七夕の時期になると、笹飾りをあちこちでみかけるようになりますよね。
やはりお店で売っている飾りを使うと、豪華な感じになります。
ですが折り紙を使った、手作り感のある飾りも捨てがたいのではないでしょうか?
今回は、くす玉、ぼんぼり、吹き流し、ちょうちん、巾着、紙衣といった七夕飾りを折り紙で作る方法をお伝えします。
※少しマイナーな魚、貝、野菜についても追記させて頂きました。
七夕飾りを折り紙で!くす玉
折り紙でくす玉を作る場合、数枚の折り紙を使うことになります。
サイズが大きくなりがちなので、その点には注意が必要かもしれません。
中国ではくす玉の中に薬草を入れて魔除けとして使われてきました。
このくす玉は、吹き流しの上に飾られているのをよく見かけます。
吹流しとくす玉の組み合わせは、仙台七夕祭りが始まり。
あるお店の店主が、庭に咲くダリアの花を見て閃いたそうです。
↑豪華な感じになるくす玉1
↑豪華な感じになるくす玉2
↑比較的シンプルなくす玉
七夕飾りを折り紙で!ぼんぼり
ぼんぼりの動画は、案外少ない傾向にあります。
七夕の飾りで使えそうなのは、以下の2つかな~?
↑シンプルなぼんぼり
↑立体的なぼんぼり
七夕飾りを折り紙で!吹流し
吹流しは織り姫様が使う糸を表しています。
この吹き流しを飾ることは、裁縫の上達を祈願することにつながるそうですよ。
↑シンプルな吹流し
↑立体的な吹流し
七夕飾りを折り紙で!ちょうちん
昔、夜道を照らすのに使われていたちょうちん。
このちょうちんの飾りには、心を明るく照らしてくれますようにという意味があります。
↑けっこう有名な提灯の折り方
↑折り紙っぽさを強く残す提灯の折り方
七夕飾りを折り紙で!巾着
巾着は、昔お金を入れて腰にさげていました。
ですから現在で言う所の財布にあたる物です。
七夕飾りの巾着は、節約や貯金、そして商売繁盛の意味が込められています。
七夕飾りを折り紙で!紙衣
紙衣はかみこと読みます。
和紙で作った着物のことで、昔から病気や災いの身代わりとして捧げられてきました。
七夕飾りとしては、女の子の裁縫の腕が上がりますようにという意味がありますよ。
↑シンプルな紙衣
↑使う折り紙によっては少し豪華に出来そうな折り方
七夕飾りを折り紙で:魚や金魚の作り方
七夕飾りの金魚や魚には、魚や貝がたくさん獲れますようにという意味があります。
金魚は食べないけど、一応魚ということで(;´▽`A“
↑金魚飾りです。
↑シンプルな魚の折り方です。
↑魚だけでなく蟹なんかも飾るとにぎやかになるかもしれません。
七夕飾りを折り紙で:貝飾りの作り方
貝飾りも、先の魚や金魚の場合と同じように、魚や貝がたくさん獲れますようにという意味です。
↑折り紙の貝飾りはシンプルなので、使う折り紙の色次第で大きく雰囲気を変えます。
七夕飾りを折り紙で:野菜の作り方
七夕飾りで滅多に見かけない野菜。
でも、これらにも意味があります。
野菜の収穫がたくさんに──と、思いきや習い事が上達しますようにという意味です。
これは、中国から七夕の風習が日本に入ってきた頃が由来となっています。
当時は、宮中の人々は野菜や果物をお供えして、詩歌などを楽しんでいました。
それを庶民がまねたのが、野菜の飾りにつながったとか。
↑カワイイ感じの人参です。
↑ぷっくりとした感じのナスです。
↑丸々とした大根です。
終わりに
今回は、くす玉、ぼんぼり、吹き流し、ちょうちん、巾着、紙衣といった七夕飾りの折り方をお伝えしました。
折り紙は、色々な物を作れますから、七夕飾りの大半を折り紙で作れます。
それに折り方も色々とあります。
ですから、豪華な物や手作り感が強く出ている物など、好みに応じた折り方を探してみるのも面白いかもしれませんよ。
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